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Appleの株価が、上場来の高値を更新しました。9to5Macによると、日本時間9月22日の米国市場で取引開始直後に一時345.34ドルをつけ、7月につけた取引時間中の最高値344.57ドルを上回りました。
スマートウォッチを追いかけているメディアとして株価そのものを解説することはありませんが、Apple Watchを作っている会社がどう評価されているかは、製品の行き先を考えるうえでの材料になります。ここでは何が起きたのかを、時系列で整理します。
ジョン・ターナス体制から3週間
ティム・クック氏がジョン・ターナス氏にCEOを引き継いだ日、Appleの終値は316.85ドルで、時価総額はおよそ4兆6,800億ドルでした。それから3週間ほどで、株価は最高値圏まで戻ってきたことになります。

写真はイメージです
9to5Macは、この上昇をターナス氏ひとりの手柄とするのはまだ早すぎると書きつつ、就任からの3週間で株価が着実に上げてきたことは、経営体制の交代と現在のロードマップを投資家が前向きに受け止めている表れではないか、としています。
7月の決算後には10%ほど下げていた
ここに至るまでが平坦だったわけではありません。7月に発表された四半期決算の内容が市場の期待と食い違い、株価は10%前後下落しました。クック氏が最高値圏で引き継ぐという見立ては、そこで一度崩れています。
その後は値動きの荒い状態が続きながらも、じわじわと下げ幅を取り戻してきました。
9月のイベントへの反応が変えた流れ
ターナス氏の就任直後、9月の「Surprise and Shine」イベントを前にAppleの株価は一時3%ほど下げていました。9to5Macによれば、Appleの株価は例年9月の製品イベントに対してネガティブに反応する傾向があるとのことです。
ところが今年は、市場の反応も一般の受け止めも好意的でした。ここまでの経緯は9月の株価・業績ウォッチでも追っています。Apple Watch Series 12とUltra 4、新しいiPhoneが並んだ発表内容が評価され、イベント後の流れが変わったかたちです。記事の公開時点では341.80ドルで取引されていました。
スマートウォッチの視点から見ると
Appleの評価が上がっている局面は、ウェアラブル事業に資源を割きやすい局面でもあります。Apple Watchは販売台数の伸びが落ち着いて久しく、いまは買い替えをどう促すかという段階に入っています。10月にはスマートホームハブの投入も取り沙汰されており、手首だけでなく家の中まで含めた広がりが、次の評価につながるかどうかが焦点になりそうです。
まとめ
新CEOの就任から3週間での最高値更新は、数字としては分かりやすい出来事です。ただし株価は日々動くもので、この記事の数字も特定の時点のものにすぎません。製品を選ぶ立場としては、株価そのものより、その評価の裏側でAppleが何に投資しているのかを見ていきたいところです。
なお、ここで紹介した内容は市況の記録であり、投資を勧めるものではありません。
Source: 9to5Mac
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