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スマートウォッチの通話機能は実は不便!「電話できる時計って未来!」の予測は外れ?

コラム・業界分析

公開日: 最終更新日:

かつてSF映画で描かれた「腕時計で通話する未来」。Apple WatchやGalaxy Watchなどの登場で、その未来はついに現実となりました。スマートウォッチで電話ができる時代――しかし、2025年現在、この通話機能を日常的に使っている人は意外と少数派です。

「なんかカッコいい」「便利そう」と思っていたあの機能、なぜあまり活用されていないのでしょうか?その理由を掘り下げてみましょう。

なぜ「時計で電話」は“未来っぽくて便利そう”に見えたのか?

・SF映画やアニメの影響(『007』『ドラえもん』『攻殻機動隊』など)
・両手がふさがっていても会話できるというイメージ
・スマホを取り出さずにすぐ通話できる手軽さへの期待
・Apple Watchや各社のプロモーションでも「通話機能」が大きく取り上げられた

こうした背景から、多くの人が「スマートウォッチでの通話は革新的!」と思っていました。

 実際に使ってみるとわかる「意外な不便さ」

実際にスマートウォッチで通話を試してみると、以下のようなデメリットが浮かび上がります。

・話している内容が周囲に筒抜け

電車やカフェ、職場など、人目がある場所で使うのは気が引けます。スマホやイヤホンと違って“プライバシー性”が低いのがネック。

・マイクとスピーカーの性能には限界がある

静かな場所であれば問題ないですが、騒音の多い環境だと相手の声が聞き取りづらく、こちらの声も相手に届きにくいという声も。

・通話しながらの作業には不向き

片手が完全にふさがるわけではないものの、腕を顔の近くに上げ続ける必要があるため長時間の通話はかなり疲れます。

 実際に使っている人、あまり見かけない?

通話機能付きのスマートウォッチは確かに売れているものの、日常生活でこの機能を活用している人はあまり見かけません。

・「通知を確認する」「ヘルスケア機能を使う」などがメインの用途
・通話はBluetoothイヤホン(AirPodsやGalaxy Budsなど)を利用する人が多数
・バッテリー消費が激しくなるため通話目的ではあえて使わない人も

こうした事情から、通話機能は“あっても使わない機能”になってしまっているケースが多いのです。

 結局「通話するならマイク付きイヤホン」が便利

通話のしやすさ、音質、周囲への配慮、プライバシー性などを総合すると、やはりBluetoothイヤホンでの通話が現時点では最も快適です。

項目 スマートウォッチ通話 マイク付きイヤホン通話
音声の聞きやすさ △(環境に左右されやすい) ◎(耳に近い)
プライバシー性 ×(スピーカーから音が漏れる) ◎(相手の声が漏れにくい)
通話時の疲れにくさ △(手首を顔に近づけ続ける) ◎(ハンズフリー)
使用頻度 低い 高い

今後、通話機能の活躍の場はある?

とはいえ、スマートウォッチでの通話機能が“完全に不要”というわけではありません。

・ランニングやサイクリング中にスマホなしで通話したいとき
・カバンの中のスマホに気づかず着信を見逃したくない場合
・緊急時の通話手段として

こうした「限定されたシーン」では役立つ機能であり、将来的に音声認識やノイズキャンセル性能が向上すれば、利用者が増える可能性もあります。

まとめ:通話機能は“未来感”はあるが、現実的には使いにくい

「電話できる時計」には夢がありますが、2025年現在ではまだ使い勝手が理想に追いついていないのが実情です。

スマートウォッチの通話機能は、あくまで“補助的な機能”として捉え、通話の中心は引き続きイヤホンやスマホで行うのが現実的。未来を先取りしたつもりが、意外と「不便だった」と気づく――そんなギャップを感じた人も少なくないのではないでしょうか。


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!

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