エレコム、充電ケーブルがそのままUSBハブになる「U3HC-C040PBK」発売|PD100W入力+4ポート増設を1本で、実勢4,280円

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エレコムの充電ケーブル一体型USBハブU3HC-C040PBK本体と、ノートパソコンを充電しながら使用している様子

ノートパソコンを1台で仕事に使っていると、必ずぶつかるのがポート不足です。充電ケーブルを挿したらもう空きがない、マウスもUSBメモリも挿せない。そのたびにハブを引っ張り出すのも面倒で、カバンの中はケーブルだらけになります。エレコムが2026年7月中旬に発売した「U3HC-C040PBK」は、その2つを1本にまとめた製品です。パソコンの充電ケーブルそのものがUSBハブになっていて、最大入力100WのUSB Power Delivery給電をしながら4つのポートを増設できます。店頭実勢価格は4,280円です。

充電ケーブルとハブを1本にまとめる発想

この製品の要は「ケーブル一体型」であることです。USB Type-Cのケーブルが本体に直付けされていて、片方をパソコンに、もう片方をAC充電器につなぐと、そのままハブとして機能します。

ノートパソコンに接続したエレコムU3HC-C040PBKでPD充電しながらUSBメモリやSDカードリーダーを接続している様子

一般的なUSBハブは、パソコンと接続するケーブルを別途用意するか、本体直挿しタイプを使うことになります。充電も同時にしたい場合はPD対応のパススルーポートを備えた機種を選び、そこに充電ケーブルを挿す必要がありました。この製品は充電ケーブル自体がハブなので、持ち歩くものが1つ減る計算です。

USB Power Deliveryに対応し、最大入力は100W。ただし製品本体で10Wを消費するため、パソコンに届く最大出力は90Wになります。90Wで給電したい場合は100W出力のAC充電器を用意する必要があります。当然ながら、接続する機器側もUSB PDに対応している必要があります。

USB-A×2とUSB Type-C×2の4ポート構成

増設できるのはUSB-Aポートが2つとUSB Type-Cポートが2つ、合わせて4ポートです。マウス、キーボード、USBメモリ、カードリーダーといった周辺機器をまとめて挿せます。

エレコムU3HC-C040PBKの4ポートにUSBメモリやSSD、Type-Cケーブルを接続した俯瞰カット

転送速度はUSB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)対応で、Hi-Speed USB(USB 2.0)の約10倍とされています(理論値)。書類や写真の受け渡しなら十分な速度です。もちろん接続する機器側もUSB 5Gbpsに対応している必要があります。

エレコムによると、送受信信号の認証試験にもとづく計測を行い、パソコンとハブ間の通信データ品質を安定させる設計にしているとのこと。ハブは相性問題が起きやすいジャンルなので、ここに言及があるのは安心材料です。

4つのポートはデータ専用。ガジェットの充電には使えない

ここは購入前に必ず押さえておきたいところです。増設される4ポートはデータ通信専用で、充電と映像出力には対応していません。

エレコムU3HC-C040PBKをタブレットに接続し、AC充電器から給電しながらUSBメモリとSDカードを使っている様子

エレコム自身も「本製品はUSBポートを増設するための製品です。データ転送専用ポートを使用して、スマートフォンやタブレットを充電することはおすすめできません」と明記しています。つまり、スマートウォッチの充電ケーブルやワイヤレスイヤホンのケースをここに挿して充電する、という使い方は想定されていません。デスクの充電ハブが欲しい人が選ぶ製品ではなく、あくまでパソコンのポートを増やしながらパソコン自体も充電する製品です。

ガジェットの充電もまとめたいなら、PD対応の複数ポート充電器や電源タップ一体型の製品を別に用意するほうが確実です。

ケーブル長は0.15mと1m。使う場所を考えた設計

2本のケーブルはどちらも直付けタイプで、紛失の心配がありません。パソコンに接続する側は約0.15mと短く、デスク上で本体が邪魔になりにくい長さです。充電器に接続する側は約1mあり、足元のコンセントまで届く余裕があります。

デスク上のノートパソコンとエレコムU3HC-C040PBKを接続し、壁のコンセントからAC充電器で給電しているデスク全景

電源はセルフパワー・バスパワー共用タイプ。AC充電器をつなげば安定した電源供給ができ、つながなくてもパソコンからの給電だけで動きます。外出先ではバスパワー、自宅やオフィスではセルフパワーという使い分けができるわけです。持ち運び用にケーブルバンドも付属しています。

なお、エレコムの自社環境認定基準を満たした「THINK ECOLOGY」認定製品で、包装容器は紙・ダンボール・ポリ袋のみで構成されているとのことです。

製品概要

製品名 USB Type-C – USB Type-C充電ケーブル一体型 USBハブ(4ポート/USB 5Gbps)
型番 U3HC-C040PBK
ポート構成 USB-A×2、USB Type-C×2(いずれもデータ通信専用)
転送速度 USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)
充電 USB Power Delivery対応、最大入力100W(本体で10W消費のため最大出力90W)
電源方式 セルフパワー・バスパワー共用
ケーブル長 パソコン接続側 約0.15m/充電器接続側 約1m(どちらも直付け)
付属 ケーブルバンド
価格 4,280円(店頭実勢価格)/3,891円(税抜)
発売 2026年7月中旬

製品の詳細はエレコム公式の製品ページで確認できます。

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まとめ

4,280円という価格は、単体のUSBハブとしては特別安いわけではありません。ただ「PD100W対応の充電ケーブル」と「USB 5Gbps対応4ポートハブ」を別々に買うことを考えれば、十分に納得できる設定です。何より、カバンに入れるものが1つ減るという体験的な価値があります。

向いているのは、ノートパソコン1台で外でも家でも作業する人です。カフェや出張先で電源を確保しつつ、USBメモリやマウスも使いたい。そういう場面で、ケーブル1本で完結するのは素直に快適でしょう。

逆に、増設ポートがデータ専用である点はしっかり理解しておく必要があります。スマートウォッチやイヤホンの充電を1カ所にまとめたい人には向きません。ここを取り違えると「充電できない不良品」と誤解しかねないので、購入前の確認をおすすめします。

Source: エレコム株式会社 プレスリリース(画像:エレコム株式会社)

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