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災害のとき、水や食料と同じくらい早く足りなくなるのが電気です。スマートフォンの充電が切れれば、家族との連絡も、避難情報の確認もできなくなります。
アンカー・ジャパン(Anker Japan)は2026年8月26日、令和8年熊本地震の被災地に対して、ポータブル電源をはじめとしたAnkerグループ製品を1,500台以上、金額にして2,000万円超を提供したと発表しました。あわせて、防災セット「Anker PowerBag 2026」を新たに被災地へ提供することも明らかにしています。
このセットは、一般向けにも数量限定で販売されます。
地震発生直後から1,500台以上、2,000万円超を提供

同社によると、支援は地震発生直後から始まっており、熊本県内の市町村や団体に対して行われてきました。2026年8月26日時点の実績として公表されたのが、冒頭の1,500台以上・2,000万円超という数字です。
Anker Japanは以前から、災害時に連絡や情報収集の手段を確保することの重要性に着目してきました。全国12の地方自治体と「災害時における物資供給に関する協定」を結んでいるほか、命を守る「衣・食・住」に「電(電気)」を加えた備えを呼びかける活動も続けています。
今回の熊本地震では、モバイルバッテリーメーカー8社が通信事業者と組んで避難所へ電源機材を届ける動きもありました。メーカー単独ではなく業界として動く流れが、この1か月ではっきりしてきています。
新たに提供する防災セット「Anker PowerBag 2026」

今回あらためて提供されるのが「Anker PowerBag 2026」です。同社はこれを、被災地ですぐ使えるものを届けることに加えて、これから各家庭が電気を備えるための一式として位置づけています。
中心になるのは、ポータブル電源「Anker Solix C300 Portable Power Station」です。シリーズのなかでもコンパクトさとバッテリー寿命の長さが評価され、一般社団法人災害防止研究所が主催する「防災グッズ大賞2026」で優秀賞を受賞しています。
もう一点、モバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」も同梱されます。こちらは2026年5月に発表された「Neo Lithium-ion Battery(ネオリチウムイオンバッテリー)」を搭載したモデルです。
この電池について同社は、中国の規格「GB 47372-2026」の釘刺し試験に適合したセルを使い、急激な発熱や発火のリスクを軽減する設計だと説明しています。ただし、意図的に破損させたり釘を刺したりする行為を推奨するものではないと注記されています。「Anker史上最高水準の安全性」という表現も、2026年5月時点で自社独自の安全基準にもとづいて比較したもの、という条件付きです。
安全性を全面に出したバッテリーは各社から出てきており、UGREENも釘刺しや加圧に耐えるセルを使ったモバイルバッテリーを発売しています。長期保管が前提になる防災用途では、この観点は効いてきます。
セットの中身は「電気」だけではありません

同梱物は各1個ずつで、次の内容です。
| 区分 | 品名 |
|---|---|
| ポータブル電源 | Anker Solix C300 Portable Power Station(ダークグレー) |
| モバイルバッテリー | Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)(ブラック) |
| 充電器兼モバイルバッテリー | Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)(ブラック) |
| USBケーブル | Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 0.9m / Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 1.8m |
| 長期保存食 | 杉田エース「IZAMESHI」煮込みハンバーグ、プレーンデニッシュ、7年保存水 |
| 簡易トイレ | 福岡商事「トイレの女神PREMIUM」 |
| 避難時の備品 | おたふく手袋の軍手 |
電源まわりだけを固めた構成ではなく、保存食と簡易トイレ、軍手まで入っています。バッグ自体も口を巻いて閉じる防水タイプで、そのまま持ち出せる形にまとまっています。
停電への備えという意味では、停電時に自動で点灯するLEDライトのような小さな製品も選択肢になります。何をどこまで揃えるかは家庭ごとに違いますが、電気の確保が最初の一歩であることは変わりません。
一般向けにも数量限定で販売、税込49,990円
「Anker PowerBag 2026」は、Anker Japan公式オンラインストアで一般のお客様向けにも数量限定で販売されます。価格は税込49,990円です。
ポータブル電源が単体でこの価格帯にあることを考えると、モバイルバッテリー2種とケーブル、保存食までまとまっている点は分かりやすい構成だと思います。数量限定という条件が付いているので、検討する場合は在庫の状況を確認してください。
「衣・食・住」に「電」を足しておく
今回の発表で一貫しているのは、支援そのものよりも「平時からの備え」に重心を置いた説明です。同社は「今後も、被災地の皆様の一助となる迅速な支援のみならず、平時からの備えを後押しする」としています。
ふだんスマートウォッチやイヤホンを使っていると、充電は当たり前にできるものだと感じます。ただ、それは電気が来ているという前提の上に成り立っています。リチウムイオン電池は夏場に事故が増えるという注意喚起も出ており、備えるからには保管の仕方まで含めて考えておきたいところです。
まとめ
今回の発表のポイントは、Anker Japanが熊本地震の被災地へAnkerグループ製品を1,500台以上・2,000万円超提供したこと、新たに防災セット「Anker PowerBag 2026」を被災地へ届けること、そのセットが公式オンラインストアで税込49,990円・数量限定でも販売されること、の3点です。
被災地への支援は各社から続いています。サムスンが被災者向けに無償修理と代替機の提供を行った例もあり、企業がそれぞれの得意分野で動く形が定着してきました。充電機器メーカーにとっての得意分野が、まさに「電気」だということになります。
Source: アンカー・ジャパン株式会社 プレスリリース/画像:アンカー・ジャパン
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