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Appleは2026年11月6日(米国時間)、10月23日に発売した折りたたみのiPhone Duoに最適化されたアプリが、App Storeで10万本を超えたと明らかにしました。米MacRumorsがAppleに確認したところ、この数はiOS 27.1 SDK以降で作られたアプリを数えたもので、開いたときの内側の画面と閉じたときの外側の画面の両方に、横幅いっぱいで表示されます。
一方で、MicrosoftのTeamsやGoogleドキュメント、Duolingoなど、よく使われるアプリでもまだ対応していないものがあります。買ったばかりの人や購入を考えている人に向けて、最適化アプリとは何か、App Storeでの見分け方、未対応のアプリがどう表示されるかをまとめます。
最適化アプリは発売から2週間で10万本 毎日数千本ずつ増加
Appleは発売前日の10月22日に、iPhone Duoに対応した50本以上のアプリを紹介していました。そこから約2週間で、対応アプリは10万本を超えたことになります。Appleによると、最適化されたアプリはいまも毎日数千本ずつApp Storeに加わっています。
Appleでワールドワイドデベロッパリレーションズを担当するバイスプレジデントのスーザン・プレスコット氏は、次のようにコメントしています。
「デベロッパの皆さんが、これほど早くiPhone Duoを受け入れてくれたことをうれしく思います。iPhone Duo向けに作られたアプリはすでに10万本を大きく超えてApp Storeに並び、毎日数千本の最適化されたアプリが加わっています。この1か月だけでも、世界19都市で開いたワークショップに数千人のデベロッパが参加し、iPhone Duoを実際に触ってアプリを更新してくれました」
Appleは世界19都市で50回を超える対面のワークショップを開いてきたほか、Apple Developer Forumsなどのオンラインの窓口でもデベロッパを支援しています。
Word・Excel・Zoomが新たに対応 NetflixやYouTubeも

Appleが最近の対応例として挙げたのは、MicrosoftのExcel、OneNote、PowerPoint、Wordの4本と、Etsy、Goodnotes、Halide Mark III、NBA、NHL、Zoomです。発売前から対応を予告していたWordは、この2週間で更新されました。
ほかにも、次のアプリがすでに最適化されています。
・動画:Amazon Prime Video、Netflix、YouTube、MLB
・SNS・メッセージ:Instagram、WhatsApp
・予定・旅行:Fantastical、Flighty
・フィットネス:SmartGym
最適化されたアプリは、開いた内側の画面では複数の列に分けて表示でき、ボタンなどの操作部は画面の右端にあるステータスバーの位置へ縦に並びます。
「最適化」は内側と外側の画面いっぱいに表示されること

iPhone Duoでは、App Storeにあるほぼすべてのアプリが動きます。違いが出るのは表示の仕方で、デベロッパがどのバージョンのSDK(アプリを作るための開発キット)でアプリを作ったかによって、次の3段階に分かれます。
| アプリを作ったSDK | 開いた内側の画面での表示 |
|---|---|
| iOS 27.1 SDK以降(最適化済み) | 内側・外側の両方の画面で端から端まで表示。ツールバーやタブバーはステータスバーの下に縦に並ぶ |
| iOS 27 SDK | 内側の画面のほとんどを使って表示。ただし右端のステータスバーの部分は避ける |
| iOS 26 SDK以前 | 内側の画面の中央に表示され、左右に黒い余白が大きく残る |
未対応のアプリでも使えないわけではありませんが、iOS 26 SDK以前のアプリは大きな画面の一部しか使わないため、開いたときに小さく見えます。標準のSwiftUIやUIKitの部品で作られたアプリは、SDKを新しくするだけで両方の画面に自動で合わせられるため、Appleは「簡単に最適化できる」としています。画面の開き具合や置き方に合わせて表示を変えたいデベロッパ向けには、新しいAPIも用意されています。
App Storeの「Made for iPhone Duo」で見分けられる
最適化されたアプリかどうかは、iPhone DuoでApp Storeを開き、アプリの製品ページに「Made for iPhone Duo」の表示があるかで確かめられます。この表示は、iPhone DuoでApp Storeを見たときに出ます。
よく使うアプリが未対応のときは、アップデートを待つことになります。デベロッパがiOS 27.1 SDK以降でアプリを作り直して提出すれば、両方の画面いっぱいに表示されるようになります。
TeamsやGoogleドキュメント、Duolingoはまだ未対応
MacRumorsは、11月6日時点で最適化されていない主なアプリも挙げています。日本でも使われているものを中心に抜き出すと、次のとおりです。
・仕事:Microsoft Teams、Microsoft Authenticator、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド
・暮らし:Google Home、Ring、Starbucks、Uber Eats、PayPal、Nike
・趣味・学び:Duolingo、YouTube Music、Steam、Bluesky、PictureThis
・Apple自身のアプリ:Apple Store
この一覧は米国のApp Storeで確認されたもので、LINEなど日本で多く使われているアプリの対応状況には触れられていません。日本のアプリが対応しているかどうかは、App Storeの「Made for iPhone Duo」の表示で確かめてください。
SNSでは、未対応のアプリを指摘する声と、問題を大げさに言いすぎだとする声に分かれています。MacRumorsは、対応済みと未対応が混在している状態だとしつつ、更新されるアプリは日ごとに増えていると伝えています。
iOS 27.2でApple Pencil(USB-C)が使えるようになった
iOS 27.2のアップデートで、iPhone DuoがApple Pencil(USB-C)に対応しました。Procreate Pocketで絵を描いたり、AppleのメモやFineliner、TypeDrawで手書きのメモを取ったり、プレビューで書類に書き込んだりできます。
使えるのはApple Pencil(USB-C)だけで、第1世代・第2世代・Apple Pencil Proは使えません。MacRumorsによると、ペアリングはUSB-Cケーブルでつなぐ方式で、内側と外側のどちらの画面でも書けます。手のひらが画面に触れても反応しにくくする設定もあります。
Apple Pencil(USB-C)はもともと筆圧を感じ取る機能がなく、Apple Pencil Proのようなダブルタップやスクイーズの操作もありません。iPhone Duoのヒンジ部分に磁石でくっつけて持ち運べますが、そこでは充電されません。
対応アプリは日ごとに増えているので、気になるアプリが未対応でも、しばらく様子を見ればアップデートされている可能性があります。iPhone Duoの価格や画面の不具合の報告など、ほかの記事も下にまとめています。
Source: MacRumors / Apple Developer
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