とても便利なApple Watch。便利な機能としては
・LINEやメールの通知受け取り
・Suicaなどの電子マネーの使用
・音楽コントローラー
・常時心拍計測などライフログ
・ランニングなどのエクササイズログ
・心電図計測
・SPO2の計測
などなど、そのほかにもたくさんあります。もうこれは手元にスマートフォンを装着しているような便利さと言っていいでしょう。
筆者もかれこれ4年くらいApple Watchを使用しており、おそらく1日たりとも外さずに使用しているヘビーユーザーです。そんな私ですが、Apple Watchのアプリで一番よく使う機能は何なのかを考えてみると、それはおそらく「タイマー」だと思います。
タイマー機能がないスマートウォッチなんてほとんど存在しないですし、スマートウォッチでもない、そこらへんの1000円くらいで購入できるデジタルウォッチにすらついている機能ですから
「そんな機能Apple Watchじゃなくてもいいだろ!」
「スマートウォッチである必要すらないのでは?」
というような声が聞こえてきそうです。
しかし、です。
腕元のバイブだから絶対気づく&止めるのが楽

何しろ腕に付けた時計がバイブレーションで通知をしてくれるので、「絶対に気がつく」「停止の動作も超スムーズ(反対の手を伸ばしてApple Watchにタッチするだけ)」というのが大きなメリットです。
スマホの場合は「タイマー終了の音が鳴ったものの、スマホが遠くにあって止めるのが面倒」などの手間がかかることもありますが、Apple Watchの場合はそれもないわけです。なお私はApple Watchと並行していろんなスマートウォッチを試してみましたが、やっぱりApple Watchの「タイマー」が一番使いやすいと感じています。
そんな筆者の「Apple Watchのタイマーの使い方」をご紹介します。
タイマーの用途
時間計測系アプリ4種類
Apple Watchには時間計測系のアプリが4つプリインストールされています。
・ストップウォッチ
・アラーム(目覚まし時計)
・タイマー
・世界各都市の時刻
アイコンもオレンジベースで似たようなフォルムをしていますが、それぞれ便利に使える機能です。

タイマー以外のアプリについては別の機会に触れることとして、今回は私がタイマーを使用するシチュエーションの一例をご紹介します。
スヌーズ機能として

毎日睡眠計測にApple Watchを使用している筆者は、睡眠時には必ずApple Watchを着けて寝ています。朝は目覚まし時計を使わずに、自然に決まった時間に起きるのですが、やっぱり「もう少しだけ寝たい!」と毎日ベッドの中で格闘しています。
あと5分だけ、あと3分だけ……というように分刻みで2度寝、3度寝を繰り返す時に大活躍するのがタイマー。ディスプレイを2回タップすれば好きな時間で「あとどれくらい寝るか」を設定できます。腕への振動で優しく起こしてくれるのも好印象です。
料理の時

パスタの「7分」「9分」など細かい茹で時間もサクッと設定。Apple Watchは肌身離さず着けているので、キッチンを離れても腕のバイブに確実に気づけるのが強み。スマホはレシピ確認や音楽用に回し、単純な時間管理はWatchに任せるのが効率的です。
スポーツの時

ウォーキングやランニングはワークアウト記録も便利ですが、「15分走る→5分休む」など時間インターバルの管理はタイマーが直感的。メリハリがつき、結果的に長く続けやすくなります。
折り返しの電話の時

「30分後に折り返します」などの約束を忘れないために、その場で30分タイマー。デスク作業に集中していても腕で確実にリマインドされるので、抜け漏れ防止に効果的です。
勉強の時

「45分集中→15分休憩」のようなポモドーロ的な使い方とも相性抜群。Watchのバイブで静かに・確実に時間を切り替えられるので、図書館や共有スペースでも使いやすいのが利点です。
タイマーの便利な使い方

「タイマー」の便利さは、呼び出しの速さと操作の軽さにあります。通常画面からすぐ起動、すぐスタート/ストップ。ここではさらに便利にするコツを3つ紹介します。
コンプリケーションの一つに設定

ウォッチフェイスのコンプリケーションにタイマーを割り当てれば、ワンタップ起動。フェイス上で経過時間も一目で確認できます。
Siriで設定

手が塞がっていても「タイマー12分!」と話すだけ。デジタルクラウン長押しでSiriを呼び出すか、音声起動を使えばノータッチでセットできます。
同時に2つのタイマーを使う

タイマー画面で左上の「<」をタップして別カウントを追加。同時に3つまでのタイマーを並行できます。料理や勉強のインターバル管理に最適です。
スマートホームのタイマーとどう使い分ける?
Amazon AlexaやGoogle アシスタントなど、スマートスピーカー/スマートディスプレイのタイマーもとても便利です。キッチンなど固定の作業場所では「アレクサ、9分のタイマー」などのハンズフリー音声セットが最速。家族と共有しやすいのも長所です。
一方でApple Watchは「部屋を移動しても、腕で確実に気づける」のが圧倒的な強み。キッチンからリビング・子ども部屋まで動き回る時、屋内外をまたぐ時、会議室など音を鳴らしづらい場面でもバイブだけで気づけます。つまり、固定場所=スマートホーム、移動前提=Apple Watchという使い分けが最適解です。
そのほかの「Apple Watchにできること」はコチラ!
https://www.smartwatchlife.jp/25891/
●ライター 杉本陽介
スポーツ好きアラフィフ男子。常にスマートウォッチを両腕に着け、1日12,000歩を目標にしている。
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