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【保存版】初心者が意外と知らないApple Watchの基礎知識10選

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2025.05.06

買ってから後悔しないための必須ポイント

Apple Watchはスマートウォッチの代名詞的存在で、日々の生活や健康管理をより便利にしてくれます。しかし、いざ購入してみると「こんなはずじゃなかった!」という声も意外と多いもの。

この記事では、Apple Watchをこれから購入する人や使い始めたばかりの人に向けて、「意外と知られていない基本知識」を10項目にまとめました。しっかり理解して、自分に合った使い方を見つけましょう!

1. 【Apple WatchはiPhone専用】Androidでは使えません

Apple Watchは、iPhoneとだけペアリング可能なデバイスです。Androidスマホや他のOSとは一切連携できません。これはAppleの「自社エコシステムの中で完結させる」戦略に基づいており、iPhoneとの組み合わせで初めて機能をフル活用できます。

たとえば、通知の同期、ヘルスケアデータの保存、アプリのインストール、Apple Payの設定など、ほぼすべての基本機能はiPhoneと連携してこそ動作するため、AndroidユーザーはApple Watchの購入を避けるべきです。

2. 【iPhoneとの連携前提】単体ではできないことが意外と多い

Apple WatchはiPhoneのサブデバイスという立ち位置です。確かに単体でも時計やアラーム、心拍測定など一部機能は使えますが、アプリのインストールや通知の管理、位置情報を利用した地図ナビなどの多くの機能はiPhoneが近くにあることが前提です。

さらに、Apple WatchのソフトウェアアップデートもiPhoneから操作しないとできないため、iPhoneなしではApple Watchの基本的な操作すら制限されてしまいます

3. 【GPSとセルラーの違い】モデル選びを間違えると後悔する

Apple Watchには「GPSモデル」と「GPS + Cellular(セルラーモデル)」の2種類があります。

・GPSモデルは、常にiPhoneと連携することを前提としたモデルで、Wi-FiやBluetooth経由で通信します。価格は抑えられていますが、iPhoneが近くにない場合は通話やメッセージの送受信ができません

・セルラーモデルは、iPhoneが近くになくてもApple Watch単体で電話やLINE通知の受信、音楽ストリーミングなどが可能です。ただし、別途通信キャリアでApple Watch用のプランを契約する必要があり、月額数百円の追加費用が発生します。

なので、「外出中にスマホを持ち歩きたくない方、ランニングやジムでの使用が多い方にはセルラー版がおすすめ」と言われがちなのですが、大半の人は常にスマホを持ち歩いているので、おそらくGPSモデルで問題ありません。

無駄な月額料金を払わずGPSモデルを使いましょう!

4. 【毎日充電が基本】バッテリーの持ちは1〜1.5日

Apple Watchは一般的な時計と異なり、バッテリーが1〜1.5日しか持ちません。特に心拍測定、GPS記録、常時表示ディスプレイをオンにしていると、1日でバッテリーがほぼ空になることも珍しくありません。

そのため、多くのユーザーは毎晩寝る前や、朝の準備中など決まったタイミングで充電する習慣を持つ必要があります。また、夜間の睡眠トラッキングをしたい場合は、日中の充電タイムを意識する必要があります。

5. 【バンドの互換性は意外と広い】旧モデルでも使い回し可能

Apple Watchはバンドサイズがモデルごとに大きく変わらないため、旧モデルで使っていたバンドも、新しいモデルで使えるケースが非常に多いです。

具体的には以下のように互換性があります:

本体サイズ(目安) 互換バンドサイズ
38mm, 40mm, 41mm 同グループで互換あり
42mm, 44mm, 45mm, 49mm 同グループで互換あり(Ultra含む)

これにより、バンドを複数揃えておけば、気分やTPOに合わせて着せ替える楽しみも広がります

6. 【SuicaやPASMOは使えるが】設定はiPhoneでしかできない

Apple Watchでは、SuicaやPASMOを使って改札を通過したり買い物をしたりできます

しかし、Suicaの新規発行やチャージ、オートチャージ設定などは、すべてiPhone上で行う必要があります

さらに、オートチャージを使いたい場合は、ビューカード(ビュー・スイカカードなど)などの一部対応クレジットカードが必須です。

つまり、Apple Watch単体での交通IC管理はほぼ不可能であり、iPhoneと連携して初めて便利に使える機能となっています。

7. 【モデルによって機能差がある】価格だけで選ぶと危険

Apple Watchはモデルによって搭載されている機能が異なります。価格の安い「SE」モデルには、心電図や血中酸素測定、常時表示ディスプレイ、皮膚温センサーなどの高機能は搭載されていません

最新のSeries 10やUltra 2モデルでは、より高度な健康管理が可能で、皮膚温の変化や月経周期の予測、手のジェスチャー操作なども対応しています。

機能 SE (第2世代) Series 9 Ultra 2
常時表示 ×
心電図 ×
血中酸素 ×
高速充電 ×
皮膚温センサー ×

使用していて、いちばん便利・不便の差を感じるのは「常時表示の有無」です。

それ以外は、その健康機能が特別必要な人以外は実は気にならなかったりするので、コスパ重視で常時表示が不要な方は、SEを選んでも問題ないかと思います。

8. 【中古購入は要注意】アクティベーションロックに要警戒

Apple Watchを中古で購入する場合、特に注意が必要なのが「アクティベーションロック」です。これは前の持ち主のApple IDが残っている状態で、解除されていないと絶対に使えません

その他にも以下の点に注意しましょう:

・バッテリーの最大容量(劣化していないか)

・傷やバンドの状態

・付属品(充電ケーブルなど)の有無

フリマアプリや個人取引では特にトラブルが起きやすいため、信頼できる販売店や整備済製品の購入がおすすめです。

9. 【iPadやMacとは直接ペアリング不可】あくまでiPhoneとセット運用

Apple Watchは、iPadやMacとは直接ペアリングできません

たとえば、iPadしか持っていない人がApple Watchを買っても、セットアップも連携もできず使えないというケースがあります。

ただし、Macとの間では以下のようなiPhone経由の連携機能は利用可能です:

・Macの自動ロック解除(Apple Watchを着けていれば自動ログイン)

・Safariのパスワード自動入力

いずれにしても、Apple Watchの使用にはiPhoneが必須です。

10. 【古いSeries は選んではいけない】安くてもおすすめできない理由

中古市場では未だに初代~Series 5などの古いモデルが販売されていますが、これは現在の最新watchOSに対応しておらず、動作も非常に重くなるため、絶対におすすめできません。

Series 5以前のモデルは以下の点で問題があります:

・watchOSのサポート終了

・特に中でも古いシリーズは、ストレージが極端に少なく、アップデートが困難

・多くの新機能が使えない

価格の安さだけで選ぶと、すぐに買い替えが必要になる可能性大です。最低でも「Series 7」以降やSE、「Ultra 2」を選びましょう。

まとめ:Apple Watchは「iPhoneユーザー専用」の拡張ガジェット

Apple Watchは確かに便利で多機能なデバイスですが、その**大前提は「iPhoneありき」**です。
Androidでは使えず、モデルによる機能差も大きいため、事前にしっかり知識を持っておくことが後悔しないコツです。

この10のポイントを押さえておけば、Apple Watch選びも使いこなしも、もっと楽しく・快適になるはずです!


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!

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