Huaweiが子ども向けスマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH KIDS X1 Pro」を発表した。最大の特徴は、前面5MP+背面13MPのデュアルカメラと、本体をストラップから取り外してカメラケースに装着することでハンドヘルドカメラに変身するユニークな脱着式デザインだ。子ども向けウォッチとしては異例の高機能ぶりで、安全管理から写真・動画撮影まで幅広い用途をカバーする。なお現時点で日本での発売は発表されておらず、国内展開の時期や価格は明らかにされていません。
ストラップから外してカメラに変身する脱着式デザイン

HUAWEI WATCH KIDS X1 Proの最もユニークな点は「脱着式デザイン」だ。ウォッチ本体はストラップから取り外すことができ、付属のカメラケースに装着するとそのまま手のひらサイズのハンドヘルドカメラとして使える。さらにランヤード(ストラップ)も付属しており、首から下げることも可能だ。
本体は360度回転し、立てて置くこともできる。自撮り、集合写真、ビデオ通話など、シーンに合わせてベストな角度を探せるのが子どもにとっても使いやすいポイントだ。
前面5MP+背面13MPのデュアルカメラ|業界初の110度超広角フロントカメラ
カメラスペックは子ども向けウォッチとしては驚きのレベルだ。前面に5MPカメラ、背面に13MPカメラを搭載。Huaweiは前面カメラについて「このカテゴリーで業界初となる110度超広角カメラ」と主張しており、グループ自撮りでも全員が収まりやすい。
ディスプレイは1.82インチのAMOLED(480×408ピクセル)で、明るく鮮明な表示が特徴。写真撮影機能としてはタイマーモード(2秒・5秒・10秒)、14種類のフィルター(OTAアップデートで提供予定)、100種類以上のスタンプが用意されている。
内部ストレージは64GB(RAM 2GB)を搭載。Huaweiによれば5,000枚以上のHD写真を保存できる容量で、撮影した思い出をたっぷり残せる。
5モード測位で子どもの居場所をしっかり把握
安全管理機能も充実している。GNSSデュアルバンド衛星測位・基地局測位・デュアルバンドWi-Fi測位・センサー補助測位・SOSアシスト測位の5モードを組み合わせることで、屋外・屋内を問わず高精度な位置情報を提供する。
専用アプリ「HUAWEI FamCare」(Android 8.0以上 / iOS 13.0以上)と連携することで、保護者はリアルタイムで子どもの位置を確認できる。「セーフゾーン」機能では自宅や学校などの安全エリアを設定でき、子どもが出入りした際に即座にアラートが届く仕組みだ。
緊急時にはサイドボタンを5回素早く押すことでSOSメッセージの送信または通話が可能。ただし、この機能を使用するにはSIMカードの挿入が必要だ。
HDビデオ通話と安心のコミュニケーション機能

通信面では、グローバル対応の2G/3G/4G(FDD-LTE・TDD-LTE・WCDMA・GSM)をサポート。音声通話に加え、写真メッセージの送受信やHuaweiのビデオ通話サービス「MeeTime」にも対応する。
ビデオ通話時は前後カメラを切り替えることができ、保護者は子どもがどこにいるかを映像でも確認しやすい。AIノイズキャンセリング機能により、外遊び中やバスの中などの騒がしい環境でも声が聞き取りやすくなっている。
「友だちを振って追加(Shake to Add Friends)」機能では、同じく子ども向けHuaweiウォッチを使っている友だちとすぐにつながれる。MeeTimeアプリを通じて写真・絵文字・ボイスメッセージを送り合えるが、連絡先は保護者が承認したものに限られる安心設計だ。
ペアレンタルコントロール・ヘルスケア機能も搭載

保護者向けのコントロール機能も手厚い。知らない番号からの電話・メッセージを自動拒否する設定のほか、アプリブロック、睡眠モード(特定時間帯の使用制限)が利用できる。スクリーンタイムの管理から有害なコンテンツへの接触防止まで、子どもの使いすぎを防ぐための機能が揃っている。
ヘルスケア面では、終日の心拍数モニタリング(グラフ表示あり)、活動量トラッキング(歩数・ランニング・サイクリング・ウォーキング)、感情ヘルスのヒント表示などを搭載。子どもの気分に応じてペットをモチーフにしたウォッチフェイスが変化するユニークな演出もある。
スペックまとめ
| ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED、480×408ピクセル |
| カメラ | 前面5MP(110度超広角)+背面13MP |
| ストレージ | 2GB RAM + 64GB ROM |
| バッテリー | 850mAh、20分で50%充電(高速充電) |
| 防水 | 2ATM / IP68 / IP69 |
| サイズ | 47.4mm × 41.1mm × 13.4mm、約72g(ストラップ含む) |
| 対応バンドサイズ | 120〜190mm |
| 通信 | 4G LTE / 3G / 2G、Wi-Fi、Bluetooth、GNSS |
| センサー | 気圧計・ジャイロ・加速度・光学心拍・磁気・ホール効果センサー |
| 対応OS | Android 8.0以上 / iOS 13.0以上 / EMUI 12.0以上 |
| カラー | ブラック、パープル |
| バッテリー持続 | 通常使用で約1日 |
価格・発売日・日本展開は?
現時点(2026年5月)では、価格や発売日、日本国内での展開についてHuaweiからの公式発表はない。Huaweiの子ども向けウォッチは日本市場での展開が限定的なため、今後の続報に注目したい。
Smart Watch Lifeでは、本製品の日本展開について新しい情報が入り次第続報をお届けします。現時点では日本での発売・取扱いについて公式発表はなく、購入を検討されている方は今後のアナウンスを待つ形になります。
まとめ
子ども向けスマートウォッチとしては異例なほど高いカメラスペックと、アクションカムに変身するギミックが目を引くモデルだ。デジタルネイティブ世代の子どもたちが「使いたい」と思えるデザインと機能を両立しており、GPS追跡や緊急SOS、ペアレンタルコントロールといった保護者ニーズもしっかり押さえている。
一方で、バッテリー持続が「通常使用で約1日」という点は子ども向け製品としてやや短く感じるかもしれない。また、日本展開の有無が今後の注目ポイントになるだろう。引き続き情報が入り次第お伝えする。
Source: HUAWEI WATCH KIDS X1 Pro 公式ページ、Digital Trends
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