骨伝導イヤホンにカメラを積んだ「MusicCam Pro」がMakuakeに登場|13MP・4K撮影とAIアシスタント、先行28,224円から

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骨伝導イヤホンにカメラを一体化したMusicCam Pro。ヘルメットをかぶったサイクリストが装着している様子と、ブラックとオレンジの本体

骨伝導イヤホンの片側に、カメラが載りました。

ヤンミン・ストア(RUIJIN (HONG KONG) TECHNOLOGY LIMITED)が、骨伝導イヤホンとウェアラブルカメラを一体化した「MusicCam Pro」を、2026年9月7日からMakuakeで先行販売しています。音楽を聴きながら、手を使わずに目線に近い映像を撮れるという製品です。

先行価格は28,224円から。一般販売の予定価格は44,800円で、プロジェクトの受付は2026年10月30日までです。

耳をふさがず、手も使わずに撮る

骨伝導方式なので、耳の穴をふさぎません。音楽や通話の音を聞きながら、周囲の音も入ってきます。ランニング中の車の音やサイクリング中の状況に気づきやすい、というのが耳をふさがないタイプに共通する利点です。

そこにカメラが加わりました。スマートフォンを取り出してカメラを構える必要がなく、耳に着けた状態のまま本体のボタンで写真と動画を撮れます。カメラを起動していれば、写真撮影、動画撮影、音楽再生、一時停止、曲送り、音量調整までを本体側で操作できるとしています。

想定されているのは、旅行、サイクリング、アウトドア、Vlog、家族やペットとの時間です。両手がふさがる場面や、カメラを構えている間に一瞬が過ぎてしまう場面が主戦場ということになります。身につけて撮るという発想自体は、360度カメラを首や肩に載せる製品などで以前から形を変えて登場してきました。

カメラは約1,300万画素、動画は4K/30fpsまで

公表されている主な仕様です。

項目 内容
静止画 約1,300万画素(13MP)
動画 2K/30fps
4K/30fps
手ぶれ補正 6軸
専用アプリへの取り込み時に適用
防塵・防水 IP68
第三者試験機関による試験
接続 Bluetooth 6.0
Wi-Fi 6(データ転送)
マイク デュアルマイク+ENCノイズリダクション

注意したいのは手ぶれ補正の効き方です。撮影時にリアルタイムで効くのではなく、専用アプリへ動画を取り込む際に補正を適用すると説明されています。撮ってすぐ本体の映像がなめらかになるわけではない、という理解で読むのが正確です。

IP68についても、メーカーは第三者試験機関による試験を実施したとしたうえで、試験環境に基づくもので全ての使用状況を保証するものではないこと、経年で性能が低下する場合があることを明記しています。

「Hey Wesley」で呼び出すAIアシスタント

MusicCam ProのAI機能のイメージ図。レストランの英語メニューを日本語に翻訳する画面と、会議の内容を要約する画面

翻訳や会議の要約に使う利用イメージ。実際のアプリ画面ではありません(画像:RUIJIN (HONG KONG) TECHNOLOGY LIMITED)

専用アプリ「VibeLens」と連携すると、AIアシスタントが使えます。「Hey Wesley」と呼びかけて起動し、AIチャット、翻訳、会議サポート、画像認識といった機能を利用する形です。

面白いのはカメラとの組み合わせで、対象物にカメラを向けてAIに質問すると、目の前にあるものについて情報を得られるとしています。手元のスマートフォンを介さずに「これは何か」を聞ける、という使い方です。

なお上の画像はメーカーが示した利用イメージです。翻訳や要約の精度は、実機で確かめたい部分になります。

価格は28,224円から、一般販売は44,800円の予定

Makuakeの先行価格は、早い枠ほど安くなる段階制です。

価格(税込)
超々早割 28,224円
一般価格の37%オフ
超早割 29,120円
35%オフ
早割 30,016円
33%オフ
Makuake限定割 31,360円
30%オフ
一般販売の予定価格 44,800円

2台セットが56,448円、3台セットが83,328円という枠も用意されています。プロジェクトは目標金額の達成に関係なく購入が成立するAll in型で、受付は2026年10月30日までです。

Makuakeのプロジェクトページを見る

顔まわりにカメラを着けるということ

この製品を考えるとき、性能とは別に押さえておきたい論点があります。撮影していることが、周囲から見て分かりにくいという点です。

スマートフォンを構えれば「撮っている」と伝わりますが、耳に着けたカメラはその合図が出ません。同じ問題はスマートグラスでも指摘されていて、周囲の人に気づかれないまま撮影する使い方が実際に広がっていることを示した研究もあります。

店内や駅、撮影が禁止されている施設、人の出入りが多い場所。カメラを載せたウェアラブル機器は、使う場所とタイミングを自分で線引きする必要があります。便利さと引き換えに、その判断が使う人に委ねられている機器だということは、買う前に理解しておきたいところです。

まとめ

MusicCam Proは、骨伝導イヤホンとウェアラブルカメラを1台にまとめた製品です。約1,300万画素の静止画と4K/30fpsの動画、6軸手ぶれ補正、IP68、Bluetooth 6.0とWi-Fi 6、そして「Hey Wesley」で呼び出すAIアシスタントを備えます。

先行価格は28,224円からで、一般販売の予定価格は44,800円。受付は10月30日までです。手ぶれ補正がアプリ取り込み時の処理であることと、実機のレビューがこれから出てくる段階であることは、押さえたうえで検討したい点になります。

両手を空けたまま記録できる機器は確かに便利です。そのうえで、カメラが顔の高さにあるという事実を、使う側がどう引き受けるか。この製品の評価は、そこも含めて決まりそうです。

Source: RUIJIN (HONG KONG) TECHNOLOGY LIMITED プレスリリース/価格はMakuakeプロジェクトページより

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