サムスンはAirPods Maxに挑むのか? オーバーイヤー型「Galaxy H1」の痕跡がアプリのコードから見つかる、登場は2027年前半か【海外リーク】

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青い立体的なSamsungのロゴ。サムスンのウェアラブル新製品に関するニュースのイメージ

サムスンのオーディオ製品といえば、耳に入れるGalaxy Budsシリーズが定番でした。そこに、耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホンが加わるかもしれません。サムスン情報に強い海外メディアSamMobileが、未発表のヘッドホンの痕跡を見つけたと報じています。

社内での呼び名は「Galaxy H1」。登場は2027年前半と見られています。まだかなり先の話ですが、実現すればAppleのAirPods Maxと真正面からぶつかる製品になります。

見つかったのはアプリのコードの中

今回の情報のもとになったのは、実機の流出画像でも部品メーカーの証言でもありません。サムスン純正の「Galaxy Wearable」アプリのコードです。

このアプリは、Galaxy WatchやGalaxy Budsをスマートフォンと連携させるためのもの。SamMobileはその中から、未発表のヘッドホンに関する文字列と、接続状態を示すグラフィックを見つけたとしています。Bluetoothでつながる製品であることも、そこから確認できたということです。

この手のリークは、サムスンでは珍しくありません。ついこの前も、Wear OSを使わない新しいスマートウォッチの存在がコードから見つかったばかりです。製品を出す前にアプリ側の準備が先に進むため、こうした形で計画が漏れることがあります。

裏を返せば、コードに現れた時点ではまだ製品として固まっていないということでもあります。発表まで1年以上あるとみられる今回のケースでは、なおさら変更の余地が大きいと考えておくのがよさそうです。

「Galaxy H1」は社内の呼び名。製品名は別になる見込み

SamMobileによれば、サムスンはこのヘッドホンを社内で「Galaxy H1」と呼んでいます。ただしこれはあくまでコードネームで、最終的な製品名は別のものになる可能性が高いとされています。正式な名前が見えてくるのは、発表が近づいてからでしょう。

サムスンのオーディオ製品の名づけは、最近少し動きがあります。オープンイヤー型のイヤホンについては、「Galaxy Able」という名前が浮上していると報じられていました。Budsという既存の枠に収まらない製品が増えれば、名前の付け方も変わっていくことになります。

想定される機能。ただしこれは「あってしかるべき」という予想

ここは読み方に注意が必要な部分です。SamMobileは具体的な仕様を掴んだわけではなく、この価格帯・この時期の製品なら当然入るだろう、という前提で機能を挙げています。確定情報ではありません。

挙げられているのは次のような内容です。

・Bluetooth 6.0への対応
・サムスン独自の高音質コーデック「SSC UHQ」
・アダプティブノイズキャンセリング(ANC)
・周囲の音を取り込む外音取り込みモード
・AIアシスタントとの連携
・接続先を自動で切り替えるAuto Switch
・Galaxy Budsより大幅に長いバッテリー持ち

最後の項目は、オーバーイヤー型ならではの利点です。本体が大きい分だけ電池を積めるので、完全ワイヤレスイヤホンとは桁の違う駆動時間が期待できます。長時間の移動や、一日中つけっぱなしにする使い方では、この差がそのまま使い勝手になります。

イヤホン側も、同時に3方向で動いている

サムスンのオーディオ計画は、ヘッドホンだけではありません。SamMobileはこれまでに、耳掛け型のGalaxy Buds耳たぶに挟むクリップ型の開発も報じています。

耳の穴をふさぐ従来型に加えて、耳に引っかけるもの、挟むもの、そして耳全体を覆うもの。形の選択肢を一気に広げようとしているように見えます。運動中は挟むタイプ、移動中は覆うタイプ、というように使い分ける前提の品揃えなのかもしれません。

スマートウォッチの側でも、サムスンはスマートリングの次のモデルや、OSの異なる新機種を並行して準備していると報じられています。ウェアラブル全体で、製品の幅を広げる時期に入っているようです。

サムスンはすでにJBLを持っている

オーバーイヤー型ヘッドホンの市場で、サムスンはまったくの新参ではありません。SamMobileが比較対象に挙げているのは、AppleのAirPods Maxと、サムスン傘下のJBLが出している「Tour One M3」です。

サムスンは2017年にハーマン・インターナショナルを買収しており、JBLはそのグループに入っています。ポータブルスピーカーなどで日本でもおなじみのブランドです。つまり、オーバーイヤー型ヘッドホンを作る技術と実績は、すでにグループの中にあるということになります。

そのうえでGalaxyブランドとして別に出す意味は、Galaxyの端末とのつながりでしょう。ウォッチやスマートフォンと同じ設定画面で管理でき、機器のあいだを自動で行き来する。Galaxy WatchとBudsに搭載されたGeminiのように、AIアシスタントの窓口としても位置づけられそうです。

まとめ

現時点で分かっているのは、次の3点だけです。

・サムスンがオーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホンを開発している
・社内での呼び名は「Galaxy H1」で、Bluetooth接続に対応する
・登場は2027年前半とみられるが、まだ初期段階で変更の余地は大きい

機能として挙がっているものは、いずれもSamMobileの予想です。実際に何が載るかは、これから1年かけて固まっていく部分になります。

耳を覆うヘッドホンは、イヤホンとは使う場面がはっきり違う道具です。長時間の作業や移動で、外の音を遮って集中したいとき。あるいは音質を優先したいとき。Galaxyで揃えている方にとっては、その枠がひとつ増えるかどうかという話になります。急ぐ理由のある話ではないので、続報を待ちましょう。

Source: SamMobile

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