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スマートリングのŌURAが、ロサンゼルス・ドジャースと組みました。
ŌURAは2026年9月14日、MLBのロサンゼルス・ドジャースと数年にわたるパートナーシップを結んだと発表しました。これにより「Oura Ring」がドジャースの公式ヘルスウェアラブルになります。ŌURAにとって、MLB球団との公式ヘルスウェアラブル提携はこれが初めてです。
日本の野球ファンには馴染みの深い球団なので、「選手が着けるのか」がいちばん気になるところだと思います。そこも含めて、発表された内容を正確に見ていきます。
提携で実際に行われること
リリースに書かれている内容は、次の3つです。
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| スタジアム内の広告 | ドジャースタジアム内のLEDディスプレイにŌURAの広告枠を確保 |
| プレゼントキャンペーン | ファンを対象に定期的に実施 |
| SNSコンテンツ | ドジャースのストレングス&コンディショニングプログラムから得られたインサイトを取り上げる |
ドジャースのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼CMOであるロン・ローゼン氏は「ŌURAをロサンゼルス・ドジャースの公式ヘルスウェアラブルとして迎えることを大変嬉しく思います」とコメントしています。
ŌURAのCMOダグ・スウィーニー氏は「このパートナーシップはメジャーリーグベースボールのフランチャイズとの当社初の公式ヘルスウェアラブル提携となります」と述べ、ドジャースを「その章を開くのに適した組織」と位置づけました。
「選手が着ける」とは書かれていません
ここは丁寧に読む必要があります。
発表されているのは広告枠、ファン向けキャンペーン、SNSコンテンツの3つで、選手がOura Ringを着用するという記述はありません。3つ目にストレングス&コンディショニングプログラムが出てきますが、そこから得られた知見をコンテンツとして発信する、という書き方にとどまっています。
「公式ヘルスウェアラブル」という呼び方は、日本語だと選手の使用機材のように響きますが、実態としてはスポンサーシップの呼称です。選手個人が何を使っているかは、この発表とは別の話になります。
とはいえ、米国のスポーツ界ではスマートリングの活用がすでに一般的で、日本のプロ野球選手にも着用例が出てきています。球団がこうしたブランドと組むこと自体に、違和感がなくなってきているのは確かです。
スポーツとスマートリングの距離は、もう近い

Oura Ring 5は全6色。内側に光学センサーが並ぶ(画像:ŌURA)
ŌURAがスポーツ領域と組むのは、今回が突然の話ではありません。日本でもサッカー日本代表がOura Ringを4年にわたって使い続けていることが、ワールドカップの時期に話題になりました。指輪型は競技中に着けたままでいられる種目が多く、睡眠と回復の管理に向いているためです。
同じ構図は他ブランドでも進んでいます。COROSは早稲田大学競走部と組み、全選手のデータを一元管理する体制をつくりました。測定機器メーカーがチームと組むのは、いまや珍しいことではありません。
そのなかで今回が目を引くのは、相手がドジャースだという点です。2024年と2025年のワールドシリーズを連覇し、MLB史上最高の累計観客動員数を持つ球団です。ŌURAにとっては、露出の規模がこれまでと桁違いになります。
Oura Ring 5の日本での価格と仕様
公式ヘルスウェアラブルに指定されたのは、現行モデルのOura Ring 5です。日本での内容を整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Oura Ring 5 |
| 価格 | Silver・Black:65,800円(税込)/Gold・Stealth・Brushed Silver・Deep Rose:81,800円(税込) |
| メンバーシップ | 月額999円(税込)または年額11,800円(税込) |
| バッテリー | 約1週間(6〜9日間)。専用充電器が付属 |
| カラー | 全6色(Black・Gold・Silver・Stealth・Deep Rose・Brushed Silver) |
| サイズ | 6〜13号 |
| 販売店 | 公式オンラインストア、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソースネクスト、ヤマダデンキ、エディオン、ジョーシン |
本体価格に加えてメンバーシップが必要な点は、購入前に押さえておきたいところです。年額で計算すると、初年度は本体+11,800円になります。
なお、ŌURAはリリースの中で「Oura Ringは医療機器ではなく、病状や疾患の診断、治療、治癒、モニタリング、予防を目的としたものではありません」と明記しています。プロ球団との提携は健康管理の裏づけになるように見えますが、その位置づけは変わりません。
まとめ
ŌURAとロサンゼルス・ドジャースが数年にわたるパートナーシップを結び、Oura Ringが公式ヘルスウェアラブルになりました。MLB球団との提携はŌURAにとって初めてです。
発表されている中身は、スタジアム内の広告枠、ファン向けのプレゼントキャンペーン、そしてSNSコンテンツの3つ。選手の着用については触れられていないので、そこを期待して読むと肩透かしになります。
それでも、ワールドシリーズ連覇中の球団が指輪型デバイスのブランドと組んだという事実自体は、この分野の位置づけを示しています。腕時計型では扱いにくかった競技でも、指輪なら着けたままでいられる。その強みが、スポーツの現場から広がってきています。
Source: Oura Health Oy プレスリリース/画像:ŌURA
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