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watchOS 27で、デジタルクラウンのダブルクリックが使えなくなりました。直前に使っていたアプリへ一発で戻れる操作で、慣れている人ほど困る変更です。
米9to5Macは2026年9月15日(米国時間)、この操作が消えた理由を伝えました。Apple Watch Series 12とUltra 4に年内に来る新機能「Live Rewind」が、同じダブルクリックに割り当てられたためです。
消えたのは「直前のアプリに戻る」操作

画像はイメージです(画像:Unsplash)
watchOS 27に更新する前のApple Watch Series 11、Ultra 3、SE 3では、デジタルクラウンをダブルクリックすると、いま開いているアプリと直前に使っていたアプリを切り替えられました。文字盤と最後に見たアプリの行き来にも使えます。
画面をタップせず、指の動きだけで切り替えられるのが利点でした。9to5Macは、この操作を体で覚えている人にとって便利な機能だったと書いています。
watchOS 27では、このダブルクリックが機能しなくなりました。
理由は、Series 12とUltra 4に来る「Live Rewind」
操作が空いた理由は、新しいハードウェア向けの機能にあります。
Appleは先週、話し声の直前15秒ぶんを文字に起こす「Live Rewind」を、Apple Watch Series 12とUltra 4に年内提供すると発表しました。Siri Recapなどと同じ「Audio Intelligence」の機能群に含まれるものです。これらが新モデルでしか使えない機能であることは、Apple公式のデータでも確認できます。
そしてこのLive Rewindを呼び出す操作が、デジタルクラウンのダブルクリックです。つまり、新モデルで使う操作の場所を空けるために、既存の切り替え操作が外されたことになります。
Live Rewindが使えない機種では、ただの空振りになる
ここが引っかかる点です。
Live Rewindに対応するのはSeries 12とUltra 4だけで、Series 11、Ultra 3、SE 3、それ以前のモデルは対象外です。9to5Macによると、これらの機種でダブルクリックすると新しいダイナミックアプリグリッドが開くだけで、1回押したときと同じ動きになります。
つまり、手持ちのApple Watchでは、便利な操作が1つ減っただけで、代わりに何かが増えるわけではないということです。とはいえwatchOS 27の新機能そのものは旧モデルでも大半が使えるので、更新を避ける理由にはなりません。
9to5Macは、Live Rewindを使いたくない人もいるはずで、Audio Intelligenceの機能は使うかどうかを自分で決められると指摘したうえで、だからといって消えた操作が戻ってくると期待はできないだろう、と書いています。そして、設定で選べるようにするのが良い落としどころで、watchOS 27.1や27.2でのフィードバック反映に期待したいとしています。
いまできる対処
当面は、新しいダイナミックアプリグリッドに慣れるのが現実的な対処になります。Siriを中心に5つのアプリが提案される画面で、その中に目的のアプリが入っていることを期待する形です。
なお、Live Rewind自体もまだ提供が始まっておらず、対応するSeries 12とUltra 4の発売は9月18日です。米国価格はSeries 12が399ドルから、Ultra 4が799ドルからで、どちらも予約受付中です。日本での価格と発売日はSeries 12の発表記事にまとめています。
まとめ
watchOS 27でデジタルクラウンのダブルクリックが消えたのは、Series 12とUltra 4のLive Rewindにその操作を譲ったためでした。理由ははっきりしましたが、新モデル以外のユーザーにとっては、操作が1つ減っただけという結果になっています。
設定で切り替えられるようにするのが落としどころだという指摘は、そのとおりだと思います。今後のアップデートで扱いが変わるかどうかは、様子を見ることになります。
Source: 9to5Mac/画像:Unsplash
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