NOT A HOTELのスマートホーム住宅「POD」が予約開始|スマートキー・照明・空調をタブレットとスマホで操作 1棟6,980万円から

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森の中に建つNOT A HOUSEの規格住宅「POD」の外観。大きな窓を持つ直線的な箱形の建物(CGパース)

2026年10月5日、NOTA株式会社は、NOT A HOTELがデザインした初めての住宅「POD(ポッド)」の予約開始を発表しました。販売するのは、NOT A HOTELを運営する同社が新しく設立したグループ会社のNOT A HOUSE株式会社で、価格は1棟6,980万円からです。

PODには、NOT A HOTELの宿泊施設で使われているスマートホームの仕組みがそのまま入ります。スマートキーから照明の自動調光、空調の設定まで、家の中のことをタブレットでまとめて操作でき、外出先からはスマートフォンのアプリで照明やエアコンを動かせます。家を建てる段階からスマートホームを組み込む動きは、工務店のスマートホーム提案を支援する新会社が生まれるなど広がりつつあります。この記事では、住宅そのものの説明は短めにして、PODのスマートホームでできることを中心に紹介します。

PODはスマートキーから照明・空調までタブレット1台で操作できる

アルミパネルで覆われたPODの玄関側の外観。木々に囲まれた敷地に建つ様子(CGパース)

NOT A HOTELは、これまで建物やインテリアだけでなく、IoTによる過ごしやすさまで含めて宿泊施設をデザインしてきました。PODはその考え方を、毎日暮らす家に持ち込んだものです。

リリースによると、PODにはNOT A HOTELで使っているスマートホームの仕組みを導入しています。操作できるものとして挙げられているのは次の3つです。

・スマートキー
・照明の自動調光
・空調の設定

これらを含めて「家中のあらゆること」をタブレットから操作できる、というのがメーカーの説明です。照明のスイッチやエアコンのリモコンを部屋ごとに探さなくても、1台の画面で家全体を見渡せるのが、後付けのスマートホームとの違いになりそうです。

公式サイトのよくある質問によると、スマートホームはキッチンや浴室、洗面台、トイレと同じく本体価格に含まれる標準仕様です。家具や冷蔵庫・洗濯機などの家電は有料オプションですが、スマートホームは追加費用なしで付いてきます。

一方で、次の点は現時点で公表されていません。

・使われている機器のメーカー
・Matterなどの規格への対応
・Siri・Alexa・Googleアシスタントといった音声アシスタントとの連携
・人感センサーなどのセンサー類

手持ちのスマートスピーカーやスマートホーム機器とつなげたい人は、予約後の打ち合わせで確かめておくと安心です。

外出先からはスマホのアプリで照明・エアコン・音楽を操作できる

天井まで届く本棚と大きな窓があるPODの吹き抜けのリビング。ソファとローテーブルが置かれている(CGパース)

家の中のタブレットに加えて、スマートフォンのアプリからもPODのIoT機能にアクセスできます。

PODの公式サイトでは、このアプリを「OWNER APP」として紹介しています。世界中どこからでもPODをコントロールでき、部屋に着く前に照明やエアコンを入れておいたり、好きな音楽をかけておいたりできるとのことです。夏の暑い日に、帰り道で冷房を入れておけるのはうれしいところです。マイボイスコムの調査でも、スマートホームでやってみたいことの上位に「外出先からの遠隔操作」が入っていました。

なお、このアプリがNOT A HOTELの宿泊者向けアプリと同じものなのか、POD専用のアプリなのかは明らかにされていません。

PODはStudioから3ベッドルームまで選べる約120㎡の規格住宅

PODの2階にあるベッドルーム。ダブルベッドとラウンジチェアが置かれた落ち着いた寝室(CGパース)

ここからは住宅としてのPODを簡単に紹介します。PODは、間取りや仕様をあらかじめ決めておく「規格住宅」です。間取りはStudioタイプ、2ベッドルーム、3ベッドルームの3つから選べ、延床面積は屋内とテラスを合わせて約120㎡です。1人暮らしから家族での暮らしまで対応します。

吹き抜けのリビングには天井まで届く本棚を置けるほか、内装や家具、壁面収納やワークスペースなどの造作にも複数の選択肢があります。

紅葉した森の水辺に、箱形の住宅PODが4棟並んで建つイメージ(CGパース)

外観は直線的な箱形で、エクステリアの素材も複数から選べます。代表的な素材は、錆に強く手入れがしやすいアルミ複合板のアルミパネルです。建てられるエリアは、現時点では東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県が中心で、今後広げていく予定です。

※掲載している画像はすべてCGによる完成予想図です。

PODオーナーは月額16,500円で毎年3泊NOT A HOTELに泊まれる

PODのオーナー向けに、全国のNOT A HOTELを毎年3泊利用できるオプションも用意されています。料金は月額16,500円(税込)です。所定の差額を払えば、すべてのNOT A HOTELを利用できます。

ふだんはPODで暮らし、特別な日はNOT A HOTELで過ごす、という使い方を想定したオプションです。

主な仕様

製品名 POD(ポッド)
販売 NOT A HOUSE株式会社(NOTA株式会社のグループ会社)
種類 規格住宅
本体価格(税込) 1棟6,980万円から(建物のみ)
間取り Studioタイプ/2ベッドルーム/3ベッドルーム
延床面積 約120㎡(屋内+テラス)
スマートホーム 標準仕様。スマートキー、照明の自動調光、空調の設定などをタブレットで操作。スマートフォンのアプリからも操作可能
NOT A HOTEL宿泊オプション 毎年3泊、月額16,500円(税込)
建設エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県が中心(順次拡大予定)
予約開始日 2026年10月5日

価格は1棟6,980万円から 予約は公式サイトの予約注文で受け付け

PODの価格は1棟6,980万円からで、2026年10月5日から予約を受け付けています。公式サイトによると、これは建物のみの本体価格(税込)で、建設地や選ぶ仕様・オプションによって変わります。上下水道や電気などのインフラ引き込み工事、外構工事の費用は別にかかります。土地を持っていない人には、土地探しからのサポートもあります(土地代は別)。

予約は公式サイトの「予約注文」から行います。予約後、メールまたは電話で担当者から順に連絡があり、打ち合わせを経て契約する流れです。引き渡しの時期は、リリースと公式サイトのどちらにも書かれていません。

保証は、建物の構造と防水部分が10年間です。引き渡しから2年間は無償のアフターサービスがあり、それ以降は有償で出張対応してもらえます。

NOT A HOUSE「POD」公式サイト

まとめ

NOT A HOTELの住宅「POD」は、2026年10月5日に予約が始まった1棟6,980万円からの規格住宅です。スマートホームが標準仕様に入っていて、スマートキーや照明、空調を家の中ではタブレットで、外出先ではスマートフォンのアプリで操作できます。

機器のメーカーや対応規格、音声アシスタントとの連携はまだ公表されていないため、今あるスマートホーム機器と組み合わせたい人は、その点を確認してから検討するとよさそうです。家を建てるときに、後付けではなく最初からスマートホームを組み込んでおく選択肢として、PODの続報を待ちたいと思います。

Source: NOT A HOTEL株式会社 プレスリリース/NOT A HOUSE「POD」公式サイト

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