腕時計を持つ人は65%・普段使うのは46%、20代の24%が「スマートウォッチをつけたい」|クロス・マーケティング調査2026

コラム・業界分析

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スマートウォッチとアナログ腕時計を身につけた腕のイラスト。クロス・マーケティングの腕時計に関する調査2026年版

マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが、全国20〜69歳の男女1,100人を対象にした「腕時計に関する調査(2026年)」の結果を発表しました。スマートフォンで時間を確認できる今、腕時計やスマートウォッチはどれくらい使われているのでしょうか。調査では、腕時計・スマートウォッチを持っている人が64.5%、普段使っている人が45.5%という結果に。さらに20代では「今後スマートウォッチを身につけたい」という人が24.1%と、他の年代よりも高いことが分かりました。スマートウォッチが日常にどこまで浸透しているのか、年代ごとの違いに注目しながら見ていきます。

腕時計を持っている人は64.5%、普段使う人は45.5%

図1腕時計の使用状況と図2主に身につけている腕時計タイプの年代別グラフ。使っている計45.5%、スマートウォッチ17.9%

調査によると、腕時計またはスマートウォッチを「持っている」人は全体で64.5%。このうち普段から「使っている(よく使う・時々使う・たまに使う)」人は45.5%でした。一方で「持っていない」という人も35.5%にのぼり、腕時計が生活必需品ではなくなってきている様子がうかがえます。

年代別に見ると差は大きく、60代は使用率が61.4%と高く、「よく使う」だけで4割を超えました。反対に20〜30代は約4割が腕時計を「持っていない」と回答しており、若い世代ほど腕時計から離れている傾向が読み取れます。

主に使うのは「アナログ腕時計」、スマートウォッチは若年層で存在感

腕時計を持っている人が主に身につけているタイプは「アナログ腕時計」が59.5%と大半を占めました。「スマートウォッチ」は17.9%で、まだ腕時計全体の主流とまではいえない結果です。

ただし年代別で見ると印象は変わります。スマートウォッチをメインに使う人は20代で26.4%、30代で22.1%と2割台に達し、若い世代を中心に定着しつつあることが分かります。一方、50〜60代は6〜7割がアナログ腕時計をメインに使っており、世代によって腕時計の役割がはっきり分かれています。

身につける目的は「時間確認」がトップ、20代は通知や健康管理も

図3腕時計を身につける目的・理由TOP10の年代別グラフ。時間をすぐに確認したいため41.3%がトップ

腕時計を身につける目的・理由は「時間をすぐに確認したいため」が41.3%でトップ。次いで「ファッション・アクセサリーとして」16.8%、「仕事や学業で必要なため」14.1%と続きます。腕時計は今も、時間確認とおしゃれのための道具という位置づけが基本のようです。

注目したいのは20代の回答です。20代は「スマートフォンの通知を確認するため」や「健康管理・運動記録のため」が他の年代より高く、時間確認だけでなく+αの機能を持つマルチツールとして腕時計をとらえている様子がうかがえます。まさにスマートウォッチが得意とする使い方で、若い世代のニーズと重なる部分です。反対に60代は「時間をすぐに確認したいため」が約6割と高く、シンプルに時計としての役割を重視していることが分かります。

スマートウォッチ購入価格は「5,000円未満」が最多

図4スマートウォッチ購入時の価格と図5今後の腕時計の使用意向のグラフ。5000円未満22.0%、身につけたい計59.7%

スマートウォッチを持っている人に購入時の価格を聞いたところ、「5,000円未満」が22.0%でボリュームゾーンとなりました。次いで「3万円〜5万円未満」が15.7%、「1万円〜3万円未満」が13.4%と続きます。

低価格帯とミドル〜ハイエンド帯に回答が分かれているのが特徴で、「まずは手頃なモデルで試したい」という層と、「多機能なモデルにしっかり投資したい」という層の両方が存在していることがうかがえます。スマートウォッチは数千円のエントリーモデルから10万円を超えるモデルまで選択肢が幅広く、こうした価格の二極化にもつながっていそうです。

今後は約6割が「身につけたい」、20代はスマートウォッチ志向

今後の腕時計の使用意向を聞くと、59.7%が今後も腕時計やスマートウォッチを「身につけたい」と回答しました。内訳では「従来の腕時計を身につけたい」が32.3%、「スマートウォッチを身につけたい」が15.8%、「両方身につけたい/使い分けたい」が11.6%です。

ここでも年代差が表れており、年代が高くなるほど「従来の腕時計を身につけたい」という回答が増える傾向があります。一方で20代は「スマートウォッチを身につけたい」が24.1%と、他の年代と比べて高い数値でした。若い世代を中心に、これからの腕時計はスマートウォッチという選択肢が当たり前になっていく可能性を感じさせます。

まとめ:スマートウォッチは「若年層の入り口」に

今回のクロス・マーケティングの調査からは、腕時計全体では今もアナログ腕時計が主流である一方、20〜30代を中心にスマートウォッチが着実に存在感を高めている様子が見えてきました。特に20代では、腕時計に時間確認だけでなく通知や健康管理といった+αの機能を求める傾向が強く、今後「身につけたい」腕時計としてスマートウォッチを挙げる人が他の年代より多くなっています。

スマートフォンで時間が分かる時代でも、手元でサッと情報を確認できる腕時計の価値は健在です。これからスマートウォッチを選ぶなら、まずは手頃なモデルで使い勝手を試し、必要に応じて健康管理や運動記録に強いモデルへステップアップしていくのがおすすめです。Smart Watch Lifeでも、価格帯や機能ごとのスマートウォッチ選びを引き続き紹介していきます。

Source: 株式会社クロス・マーケティング「腕時計に関する調査(2026年)」プレスリリース

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