折りたたみ「iPhone Ultra」は日本ではいつ買えるのか? 発売は米国が最初、中国など主要市場は2〜3か月遅れとの報道【海外ニュース】

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Appleロゴの店舗のイメージ画像。Apple Watchは写っていない。

新しいiPhoneは、日本でも発表と同じタイミングで予約が始まるのが当たり前になっています。ただし、それはApple製品すべてに当てはまるわけではありません。生産が追いつかない新カテゴリーの製品では、国ごとに時期をずらして売り出されることがあります。

海外メディアのMacRumorsが2026年8月13日、Apple初の折りたたみiPhoneとされる「iPhone Ultra」について、国ごとに順を追って発売される可能性があると報じました。最初はアメリカのみで、中国など主要な市場はそこから2〜3か月かけて追加されるという内容です。日本で手に入るのはいつになるのか、報じられている内容を整理します。

9月の発表には並ぶが、その場では発売されない見込み

今回の情報のもとになっているのは、オーストラリアのメディアChannelNewsが「独占」として伝えた記事です。同メディアは現地の通信キャリア各社と大手小売1社から聞いた話として、9月に予定されるiPhone 18 Proシリーズの発売時に、折りたたみiPhoneは「姿を見せない」と伝えています。

つまり、発表イベントには一緒に登場するものの、iPhone 18 Proと同じ日に買えるわけではない、ということです。この見方自体は目新しいものではなく、アナリストのミンチー・クオ(郭明錤)氏も先月、iPhone Ultraの発表はiPhone 18 Pro/Pro Maxと同時でも、予約の開始はそれより後になると述べていました。

供給が細ることで発売直後は入手しにくくなるという予測は、7月の時点でも出ていました。今回はそこに「国ごとの時間差」という新しい要素が加わった形になります。

まずアメリカ、中国などは2〜3か月かけて追加

ChannelNewsによると、Appleはこの本のように開くタイプの端末を、まずアメリカ市場で発売し、その後2〜3か月かけて中国を含む主要市場へ広げていくとされています。

ここで気になるのが、日本がどのタイミングに入るのかという点です。今回の報道では日本を名指しした言及はありません。ただ、アメリカが最初で、中国など大きな市場が2〜3か月後に続くという流れであれば、日本もその後半に含まれる可能性が高いと考えるのが自然です。年内に手にできるかどうかは、かなり微妙なところといえます。

理由は供給の遅れと「価格の問題」

段階的な発売になる理由として挙げられているのは、供給面のつまずきと「価格の問題」です。さらにChannelNewsの情報源は、すでに製造された量産モデルで、Appleがテスト上の問題を抱えているとも話しているといいます。

価格については、iPhone Ultraは2,000ドルを超える水準から始まると噂されています。日本円ならおよそ30万円を超える計算で、iPhoneのラインナップの中でも突出した金額です。今年はiPhone 18 Proについても、メモリ不足を理由に出荷計画が縮小され、値上げの観測まで出ていると報じられています。部材の確保と価格の設定が、今年のAppleにとって共通の悩みになっているようです。

Vision Proのときは、日本での発売は4か月後だった

Appleが国ごとに時期をずらして発売した例は、実際にあります。記憶に新しいのがVision Proです。

2024年2月に発売された時点では、買えるのはアメリカだけでした。中国・香港・日本・シンガポールで発売されたのは、そこから4か月後の6月です。オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イギリスはさらに翌月の7月でした。

このときの理由は、生産台数が少なかったこと、店頭での販売体制が整っていなかったこと、そしてAppleにとってまったく新しいカテゴリーの製品だったことだとされています。MacRumorsは、この3つがそのまま初の折りたたみiPhoneにも当てはまりうると指摘しています。

生産台数から見ても、40か国以上の同時発売は難しい

数字の面からも、初日から世界中に行き渡らせるのは難しそうです。

折りたたみiPhoneの生産は、複雑な構造ゆえに難航してきたと繰り返し報じられてきました。とくに、ヒンジ(折り曲げる部分)の構造とディスプレイの耐久性の試験が大きな壁だったとされています。もっとも、これらはFoxconnでの試作段階で解決したとみられており、Nikkei Asiaによれば、Appleはその後、年間の発注量を700〜800万台から約1,000万台へ引き上げたといいます。量産の壁は越えたという見方も、8月上旬には出ていました。

ただ、1,000万台という数字も、クオ氏が今年のiPhone 18 Proシリーズに見込む2,000〜2,200万台と比べると3分の1にすぎません。しかもクオ氏自身は、Appleのサプライヤーが2026年に出荷する折りたたみiPhoneは700〜800万台にとどまるという見方を変えていないとされています。この規模で、通常のiPhoneのように40を超える国と地域の初日在庫を用意するのは、確かに現実的ではありません。

発表は9月8日か9日が有力、噂されている仕様

発表そのものは、もう目前です。Appleのイベントは9月8日(火)か9日(水)に開かれる可能性が高いとみられています。

現時点で噂されているiPhone Ultraの仕様は、開いたときの内側ディスプレイが約7.7〜7.8インチ、閉じた状態で使うカバー側の画面が5.5インチ、厚さは約4.5mm、価格は2,000ドル超からというものです。カラーはシルバーとダークブルーの2色になるとの見方が、アクセサリーの流出画像から浮上しています。

まとめ

今回の段階的な発売という話は、あくまでオーストラリアのメディアが現地の関係者から聞いた内容であり、ほかの媒体による裏づけはまだ取れていません。MacRumors自身も、この点は確認が取れていないと断ったうえで伝えています。

とはいえ、供給量の見通しとVision Proの前例を並べてみると、初日から日本を含む多くの国で買える形にはなりにくい、という筋書きには一定の説得力があります。日本での購入を考えている人にとっては、発表内容そのものより「日本での発売日がその場で告知されるかどうか」が、当日いちばん注目すべきポイントになりそうです。答え合わせは、来月まで待つことになります。

Source: MacRumors

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