【実機レビュー】軽さと小ささがヤバい! ケーブル込みで21gのApple Watch充電器|symoode 2in1分離式はSE 3を30分で4割充電できた

symoode 2in1分離式充電器の本体とストラップ形態のケーブル。奥にApple Watch Ultra

Apple Watchユーザーの悩みのひとつが、充電器の持ち運びです。外出先や旅行でも専用の充電器が必要になるため、ケーブル付きの純正充電器や、そこそこ大きな充電ドックをバッグに入れている方も多いのではないでしょうか。

今回レビューするのは、そんな悩みに真正面から応えてくれる製品です。symoode(シムード)の「2in1/分離式」Apple Watch充電器。手のひらに載る丸い充電器と、ストラップにもなる20cmのUSB-Cケーブルのセットで、実測でわずか21gという小ささです。本記事ではその使用レビューをお届けします!

【PR】本記事は、symoodeより製品の提供と報酬を受けて制作した記事です。記事の内容は、実際に製品を使用したうえでの筆者の評価に基づいています。

レビューする製品はこちら

symoode 2in1分離式 Apple Watch充電器の本体とストラップ形態のケーブル(メーカー製品画像)

製品名:symoode「2in1/分離式」For Apple Watch 充電器(型番:SY-AWCH7BKWH)

価格:セールなどにより変動するため、最新価格はAmazonの商品ページをご確認ください

カラー:ホワイト+ブラック

対応モデル:Apple Watch全シリーズ(Ultra・SEを含む)。AirPods Pro 2、AirPods 4(ノイズキャンセリング対応モデル)のワイヤレス充電にも対応

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どんな製品?

製品名にある「2in1」とは、Apple Watch用のマグネット式充電器と、汎用のUSB-Cケーブルの2役が1セットになっているという意味です。充電器とケーブルは分離でき、ケーブル単体は最大60WのPD充電に対応するので、スマホやタブレットの充電ケーブルとしても使えます。

ストラップをほどいて分離した約20cmの付属USB-Cケーブルとホルダー

開封・同梱物をチェック

同梱の取扱説明書とストラップ形態の付属USB-Cケーブル

同梱物は、充電器本体・USB-Cケーブル・説明書のみ。いい意味で余計なものが付いていない、簡易的な構成です。

そして、この製品でいちばん驚いたのが、実はこの同梱物でした。筆者は開封した当初、白い編み込みのパーツを「持ち運び用のストラップ」だと思い込んでいました。ところが説明書を読み進めると、なんと太い方の紐部分を外すことができ、これがUSB-Cのケーブルになるのです。ループ状にまとめるとストラップの形になる、という設計でした。

ストラップ形態にまとめた付属USB-Cケーブル。白いホルダーで両端子を収納している

白いホルダーを開くと、両端のUSB-C端子が現れます。

ホルダーを開いてストラップからUSB-C端子を取り出すところ

非常に短いケーブルですが、こちらと充電器があれば、USB-C端子に挿してすぐ使えます。この組み合わせはなかなかアイデアが良く、非常に良いものだと思いました。

見た目・素材・作りをチェック

Apple Watchの充電器というのは、Apple Watchの裏側に接する丸い形の充電部が必要なため、どうしてもサイズが大きくなりがちです。小型をうたう製品でも、そこそこの大きさがありました。その中でも、この製品は圧倒的に小さいです。

小ささの秘訣は、USB端子を挿せる形状にして、Apple Watch充電器の円形部分のみを充電器の形にしたこと。そのため、丸くて非常に小さい充電器になりました。

symoode充電器本体とApple Watch SE 3 40mmを並べたサイズ比較

Apple Watch SE 3(40mm)と並べると、本体の小ささがよく分かります。文字盤よりひと回り小さい円盤、という佇まいです。

一方で、裏面と側面はアルミ素材の、Apple Watchのようなやや艶消し気味のシルバーで覆われているので、安っぽさはありません。

symoode充電器本体の側面にあるUSB-Cポートの接写

側面にはUSB-Cポートがあり、ここに付属ケーブルや手持ちのUSB-Cケーブルを挿して給電します。本体にバッテリーは内蔵されていないので、モバイルバッテリーではありません。電源とつないで使う充電器です。

手のひらに載せると、その軽さに驚かされます。

手のひらに載せたsymoode充電器本体とストラップ形態のケーブル

重さも実際に量ってみました。

キッチンスケールでの重量実測。充電器本体とケーブルを合わせて21gの表示

構成 実測重量
充電器本体のみ 13g
本体+ホルダー 15g
本体+ケーブル一式 21g

ケーブルまで含めて21g。500円玉3枚ぶんです。バッグどころかポケットに入れても存在を忘れる重さです。

なお、普段からUSB-Cケーブルを持ち歩いている人であれば、ストラップは置いて、丸い充電器本体のみ(13g)を持ち歩くという使い方もできます。

使ってみて

充電速度を実測。SE 3は30分で約4割

実際の充電速度を、Apple Watch SE 3とApple Watch Ultra(初代)の2台で測ってみました。いずれも付属ケーブルの充電で動作を確認したうえで、Ankerの最大100W出力・4ポート充電器に本製品のみを接続した状態(=ポート単独の最大出力が出る条件)での計測です。

付属の20cm USB-CケーブルでApple Watch SE 3を充電しているところ

機種 開始 30分後 増分
Apple Watch SE 3 7% 46% +39%
Apple Watch Ultra(初代) 16% 32% +16%

SE 3は30分で7%から46%まで、約4割戻りました。就寝前や入浴中のつぎ足し充電には十分な速さです。なお序盤が特に速く、40%を超えたあたりからペースは緩やかになりました。

付属の20cm USB-CケーブルでApple Watch Ultra(初代)を充電しているところ。画面に充電マークが点灯

一方、バッテリー容量の大きいUltra(初代)は30分で+16%と、増え方はSEの半分以下でした。これは製品の欠点というより、最大5Wという出力にバッテリー容量の差がそのまま表れた結果です。Ultraでの使い方をどう考えるかは、次のApple公式データと見比べると判断しやすくなります。

また、本製品の説明では、5Wでの充電に20W以上の出力に対応したACアダプターが推奨されています。手持ちのアダプターの出力もあわせて確認しておきましょう。

参考:Apple公式の「高速充電」とどれくらい違う?

比較の物差しとして、Apple公式サポートの高速充電の案内にある数値も見ておきましょう。純正の「USB-C磁気高速充電ケーブル」と対応アダプターを組み合わせた場合の公称値です。

モデル 高速充電の速度(Apple公称)
Series 10以降 約30分で0→80%
Series 7〜9/SE 3/Ultra 3 約45分で0→80%
初代Ultra/Ultra 2 約1時間で0→80%

ここで押さえておきたいのは、高速充電には2つの条件が揃う必要があるという点です。ひとつは時計側の対応で、高速充電に対応するのはSeries 7以降・Ultraシリーズ・SE 3のみです。SE(初代・第2世代)などはそもそも高速充電に対応していません。そしてもうひとつが、ケーブルと電源アダプター側の対応です。Appleは高速充電に純正の「USB-C磁気高速充電ケーブル」が必要だと案内しており、時計が対応していても、つなぐケーブルが対応していなければその速度は出ません。

本製品は最大5W出力で、高速充電には対応していません。そのため、今回実測したSE 3のように時計側が対応しているモデルであっても、本製品での充電は通常の速度になります。

そのうえで実測値を見ると、SE 3の「30分で約4割」は、外出先での継ぎ足しや緊急時の充電には十分な速さです。一方、初代Ultraの高速充電は約1時間で80%、単純計算で30分あたり約4割ですから、本製品の実測(30分で+16%)はその半分以下ということになります。速さを最優先するなら純正の高速充電ケーブルを母艦に置き、本製品は持ち出し用として使い分けるのが現実的です。

モバイルバッテリーに直挿しして、外出先でも

モバイルバッテリーに接続してApple Watch SEを充電しているところ

バッグにこれひとつ潜ませておけば、Apple Watchのケーブル付き充電器や大きな充電器を持ち歩く必要はありません。モバイルバッテリーと組み合わせれば、コンセントのない場所でも充電できます。

付属ケーブルは単体でも使える。iPhoneの充電もこれ1本で

この製品を「2in1」と呼べる理由が、ここにあります。ストラップとして充電器にぶら下がっている20cmのUSB-Cケーブルは、充電器から取り外して普通のケーブルとして使えるのです。

実際にiPhoneにつないでみたところ、問題なく充電できました。ケーブル単体では最大60WのPD充電に対応している(メーカー公称)ので、スマートフォンはもちろん、タブレットやノートパソコンの充電にも使える計算です。

充電器から外した20cmのUSB-Cケーブルで、モバイルバッテリーからiPhoneを充電しているところ

ここが効いてくるのは、荷物を減らしたいときです。Apple Watchの充電器を持っていくと、たいていスマートフォン用のケーブルも別に必要になります。この製品なら、その2本が1つにまとまります。バッグに入れるものが1本減る、というのは持ち出しの心理的なハードルにけっこう効きます。

20cmという長さも、この使い方なら理にかなっています。モバイルバッテリーに直接挿して使うぶんには、長いケーブルはむしろ余ってかさばるだけです。コンセントから離れた場所で使いたいときには短く感じますが、そもそもこの製品は「持ち歩く」ことに振り切った設計なので、この割り切りは正しいと思います。

良かった点・気になった点

実際に使って特に良かったのは、Apple Watch充電器として圧倒的に小さいことです。充電器本体はわずか13g、ケーブルを含めても実測21gという軽さに加え、ストラップがUSB-Cケーブルになるギミックのアイデアの良さも光ります。側面・裏面はアルミ素材で、安っぽさがないのも好印象でした。そして後述のとおり、そのケーブルがiPhoneの充電にもそのまま使えます。

気になった点を挙げるなら、ケーブルが約20cmと短いことと、出力が最大5Wのため、Ultraのような大容量モデルの充電はゆっくりなことくらい。いずれも持ち運び特化という性格を考えれば、納得できる範囲だと思います。

まとめ

symoodeの2in1分離式充電器は、隅々まで「持ち運び」に特化して設計された製品です。

特におすすめしたいのは、荷物を減らしたい人や、出張・旅行の多い人。ケーブル込み21g、本体だけなら13gで、充電器を持ち歩いている感覚がなくなります。USB-Cケーブルを常時携帯している人なら、ストラップなしで本体だけ持てばOKです。逆に、自宅や職場で据え置きで使う充電スタンドを探している人には、この製品の良さは活きません。据え置き型の2in1・3in1スタンドのまとめも参考にしてください。

30分で約4割(SE実測)という充電速度は、旅先や外出先のつぎ足し用途に十分。2,000円弱という価格を考えれば、Apple Watchユーザーの「バッグに入れっぱなしにする2本目の充電器」として、かなり有力な選択肢だと思います。

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