ビジョンメガネ、Ray-Ban Meta取扱店を11店舗に拡大|販売は当初計画の5.6倍、7月は54.2%が度付きレンズを選択

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Ray-Ban Metaのブラックフレームを斜め横から捉えた製品画像。テンプル部分にカメラが埋め込まれており、右側に「度付レンズ着用者向けに設計されています。」というコピーとRay-Ban Metaのロゴが添えられている

AIグラスが実際にどれくらい売れていて、誰が買っているのか。メーカーの発表からは意外と見えてこない部分です。

そこに具体的な数字を出したのが、全国にチェーンを展開する眼鏡専門店の株式会社ビジョンメガネです。同社は2026年8月28日(金)から「Ray-Ban Meta」の取扱店を3店舗追加し、合計11店舗に拡大すると発表しました。取扱いを始めた2026年5月21日から8月12日までの販売実績は、当初の販売計画に対して5.6倍だったといいます。

そして興味深いのが、買っている人の内訳です。中心は30代から40代の子育て中の父親層で、7月単月では購入者の54.2%が度付きレンズを選んでいます

8月28日から3店舗を追加、全国11店舗へ

まず今回の発表内容を整理します。追加されるのは次の3店舗です。

エリア 店舗名
静岡県 ビジョンメガネ サンストリート浜北店
大阪府 ビジョンメガネ いこらも~る泉佐野店
奈良県 ビジョンメガネ イオン奈良登美ヶ丘店

これで既存の8店舗と合わせて11店舗になります。既存店は以下のとおりです。

エリア 店舗名
東京都 ビジョンメガネ 笹塚ショッピングモール店/亀有店
埼玉県 eyevory イオンモール川口店
愛知県 eyevory 則武新町店
兵庫県 ビジョンメガネ 神戸三宮本店
高知県 ビジョンメガネ 土佐道路店
福岡県 ビジョンメガネ 小倉本店/サンリブシティ小倉店

関東・関西・東海・中国四国・九州に散らばっている配置で、まだ「近所にある」という状態ではありません。実際、同社には「近くに取扱店がなく、探した結果ビジョンメガネに辿り着いた」という来店が相次いでいるとのこと。今回の3店舗追加も、その声を受けての判断だと説明されています。

販売は当初計画の5.6倍、買っているのは「子育て世代の父親」

ビジョンメガネがRay-Ban Metaの取扱いを始めたのは2026年5月21日です。そこから8月12日までの実績が、当初の販売計画に対して5.6倍。眼鏡チェーンが新カテゴリーの製品を置いてみて、想定を大きく超えたという形です。

購入者の中心は30代・40代の子育て中の父親層だと同社は分析しています。動機として多いのが、子どもとの時間をハンズフリーで撮影したいというもの。スマートフォンを構えると、どうしても「撮る人」になってしまいますが、Ray-Ban Metaならかけたまま自分の目線のまま記録できます。運動会でも公園でも、手はふさがりません。

この傾向は、当サイトが2026年7月に販売現場を取材したときの話とも一致します。別の眼鏡チェーンの店頭で聞いた「どんな人が買っているのか」でも、子育て世代の使い方が真っ先に挙がっていました。取材で見えた傾向を、別のチェーンの実売データが裏づけた形になります。

7月は54.2%が度付きレンズ、調光レンズの選択も多い

もうひとつ、眼鏡店ならではの数字が出ています。度付きレンズの選択率です。

期間 度付きレンズの選択率
2026年5月21日〜7月31日(累計) 約40%
2026年7月(単月) 54.2%

累計で約40%、直近の7月単月では過半数を超えて54.2%。つまりRay-Ban Metaは、いま「普段かけている眼鏡の代わり」として買われ始めているということです。サングラスや撮影用のガジェットとして買い足すのではなく、日常の眼鏡そのものを置き換える買い方が増えています。

さらに、度付きを選んだ人の大半が調光レンズ「Transitions(トランジションズ)」を選択しているとのこと。屋内では透明、屋外では色が濃くなるレンズで、1本で室内と屋外の両方をまかなえます。かけっぱなしで一日を過ごす前提の選び方です。

ここは家電量販店やオンラインでは代わりが利かない部分でもあります。度数の測定、フィッティング、レンズの選択がその場でできるかどうかで、買える人の範囲が変わってきます。当サイトでも以前、Ray-Ban Metaは眼鏡店で買うのが合理的だという話を取り上げましたが、今回の数字はそれを裏づける内容といえます。

ビジョンメガネには、メーカー公式のトレーニングを修了した「Ray-Banエキスパート」と、同社独自の社内資格である「メガネのマエストロ」が在籍しています。度付き対応の相談ができる体制が、11店舗に広がることになります。

Ray-Ban Metaはどんな製品か

あらためて製品側もおさらいしておきます。Ray-Ban MetaはRay-BanとMetaが共同開発したAIグラスで、見た目はごく普通のRay-Banのフレームです。

項目 内容
カメラ 1,200万画素(写真・動画の撮影に対応)
音声操作 「Hey Meta」で起動、日本語に対応
AI Meta AIを搭載。見ているものについて質問できる
音声出力 テンプル内蔵のオープンイヤースピーカー
レンズ 度付き・調光レンズに対応

ディスプレイは搭載していません。目の前に情報を重ねて表示するタイプのARグラスではなく、カメラと音声で完結する製品です。だからこそ普通の眼鏡の見た目のまま成立していて、度付きレンズを入れて日常使いする、という今回のような買われ方につながっています。

実際に使うとどうなのかについては、第2世代の実機レビューで撮影・音・Meta AI・通訳機能まで一通り試しています。

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まとめ

今回のポイントを整理します。ビジョンメガネがRay-Ban Metaの取扱店を8月28日から11店舗に拡大。販売は当初計画の5.6倍で、購入層の中心は30代・40代の子育て世代。そして7月単月では54.2%が度付きレンズを選んでいます。

AIグラスは「新しいガジェット」として語られることが多い製品ですが、この数字が示しているのは少し違う姿です。普段の眼鏡として買われ、かけっぱなしで一日を過ごす道具になりつつある、ということ。眼鏡チェーンが取扱店を増やしているのは、その受け皿がまだ足りていないからでもあります。

取扱店舗の詳細はビジョンメガネの公式ページで確認できます。

Source: 株式会社ビジョンメガネ プレスリリース/画像:株式会社ビジョンメガネ

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