Table of Contents
Appleは米国時間2026年10月5日(日本時間10月6日未明)、Apple Watch向けのwatchOS 27.2の開発者向けベータ3を公開しました。iOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS Golden Gate 27.2、tvOS 27.2、visionOS 27.2の新しいベータも同じ日に出ています。
ベータ2から2週間ぶりの更新で、iPhoneとApple Watchの両方で新しいヘルスケアアプリのテストが続いています。ただし、ベータ3で新しく加わった機能は、今のところ報告されていません。
MacRumorsと9to5Macの報道と、Appleの公式情報をもとにまとめます。
watchOS 27.2のベータは3回目で前回から2週間

Apple Watch Series 12(正式版のwatchOS 27・実機撮影)
watchOS 27.2のベータは、9月14日のwatchOS 27の正式配信から間を置かずに始まりました。これまでの配信日は次のとおりです。
| 配信日(米国時間) | ベータ | 前回からの間隔 |
|---|---|---|
| 2026年9月16日 | ベータ1 | watchOS 27の正式版から2日後 |
| 2026年9月21日 | ベータ2 | 5日後 |
| 2026年10月5日 | ベータ3(今回) | 2週間後 |
登録した開発者は、各デバイスの設定アプリからベータをダウンロードできます。Apple Watchの場合は、iPhoneのApple Watchアプリで「マイウォッチ」から「一般」「ソフトウェアアップデート」「ベータアップデート」と進みます。Appleの開発者向けページによると、iPhoneにも最新のベータが入っていること、Apple Watchのバッテリー残量が50%以上あることなどが条件です。
ベータ3で加わった機能はまだ報告されていない

ライブ早戻しはデジタルクラウンのダブルクリックで呼び出す予定の機能(写真はApple Watch Series 12)
MacRumorsの記事は配信を伝えるだけで、watchOS 27.2のベータ3の変更点には触れていません。tvOS 27.2とvisionOS 27.2の追加内容も分かっていないとしています。9to5Macも、ベータ3で新しい項目が見つかれば伝えるとしている段階です。
ベータ2では、watchOS 27で無くなったAppスイッチャーが、画面の下端を長押しする操作で戻っていました。iOS 27.2のベータ2では、Apple Watchとの接続切れも手がかりにするひったくり対策の仕組み「AutoLock」の痕跡が見つかっています。ただし、こちらはベータを入れてもまだ試せません。
Series 12とUltra 4向けの「ライブ早戻し」と「Siri Recap」については、MacRumorsがベータ1の時点で、watchOS 27.2からテストが始まる可能性を挙げていました。ベータ3でこの2つが試せるようになったという報告は、今のところ出ていません。
新しいヘルスケアアプリはInsightsとLongevityの2タブ

いまのiPhoneのヘルスケアアプリ(正式版のiOS 27・日本語表示)。新しいヘルスケアアプリはまだベータでしか動かない
MacRumorsによると、AppleはiOS 27.2とwatchOS 27.2で、9月のiPhoneイベントで披露した新しいヘルスケアアプリをテストしています。新しく加わったのは「Insights」と「Longevity」の2つのタブです。
Appleの発表では、Insightsタブは心臓、睡眠、準備度、フィットネス、バイタル、周期記録の情報を1日を通して更新しながらまとめる画面です。Longevityタブは長い期間のデータから、心臓の健康や睡眠、メンタルの状態などを読み解きます。
ベータで試せるとはいえ、MacRumorsは9月の時点で、新しいヘルスケアアプリはiOS 27.2の正式版には含まれず、年内に別に提供されると伝えています。Appleも、提供は年内に米国英語から始め、ほかの言語は順次としています。日本語でいつ使えるようになるかは案内されていません。
準備度スコアはSeries 12とUltra 4のデータを使う

Apple Watch Series 12の準備度アプリ(正式版のwatchOS 27で撮影)
Insightsタブには準備度スコアも出ます。MacRumorsは、このスコアがApple Watch Series 12とUltra 4から得た情報を使うと説明しています。
準備度そのものは、新しいヘルスケアアプリを待たなくても、Series 12とUltra 4ならwatchOS 27の正式版で使えます。日本語では「準備完了」「絶好調」などの言葉で表示され、Appleの日本向けヘルスケアページでも「新登場の準備度」として案内されています。Series 12とUltra 4以外のモデルでは、watchOS 27に更新しても準備度は表示されません。
watchOSのベータは入れると元の正式版に戻せない

iPhoneのApple Watchアプリのソフトウェアアップデート画面。ベータを受け取るかどうかは「ベータアップデート」で選ぶ(watchOS 27.0.1を入れたときの画面)
今回のベータ3は開発者向けで、ふだん使いのApple Watchに入れるものではありません。Apple Beta Software ProgramのFAQには、「ベータをインストールしたあとは、Apple Watchを以前にリリースされたOSバージョンに復元できない」と書かれています。iPhoneはベータを入れる前のバックアップから戻せますが、Apple Watchにはこの方法がありません。一度ベータを入れると、以前の正式版には戻せないということです。
正式版の時期について、Appleは案内していません。9to5Macは9月21日のベータ2の記事で、watchOS 27.2の正式版は翌月、つまり10月になりそうだとの見方を示していました。
まとめ
watchOS 27.2のベータ3が、ベータ2から2週間で開発者向けに配信されました。ベータ3で新しく加わった機能は、今のところ報告されていません。
iOS 27.2とwatchOS 27.2では新しいヘルスケアアプリのテストが続いていて、InsightsタブにはSeries 12とUltra 4の情報を使う準備度スコアが出ます。ただし、このアプリは27.2の正式版には含まれず、年内に米国英語から提供される予定です。
Apple Watchのベータは元の正式版に戻せないので、ふだん使いの時計なら正式版を待つのが安全です。準備度だけなら、Series 12とUltra 4はいまのwatchOS 27で表示できます。
Source: Apple Releases Third watchOS 27.2, tvOS 27.2 and visionOS 27.2 Betas(MacRumors)/MacRumors(ベータ1)/MacRumors(ヘルスケアアプリ)/9to5Mac/9to5Mac(ベータ2)/Apple Newsroom(2026年9月9日)/Apple Beta Software Program よくある質問/Apple Developer「Appleベータ版ソフトウェアのインストールと使用」/Apple「ヘルスケア」(日本)/画像:スマートウォッチライフ編集部撮影
あわせて読みたい関連記事
ひとつ前のbeta 2では、watchOS 27で無くなったAppスイッチャーが戻っていました。
watchOS 27.2 beta 2でAppスイッチャーが復活|画面の下端を長押しする新しい操作 デジタルクラウンのダブルクリックは戻らず【海外ニュース】
新しいヘルスケアアプリのInsightsとLongevityの中身と、日本で使える機能を整理しています。
iOS 27.2ベータで新しいヘルスケアアプリが先行公開|インサイト・Longevityタブの中身と日本での提供状況【海外ニュース】
準備度のスコアが何を見ているのかはこちらです。
Apple Watchの「準備度(レディネス)」とは何か|0〜10のスコアの中身と、各社バラバラな呼び名・尺度、そして信じすぎてはいけない理由
Series 12やUltra 4で準備度が「データなし」のままのときは、こちらを確認してください。
Apple Watchの準備度が「データなし」で表示されない理由|7晩着けて寝るまでスコアは出ない
iOS 27.2のbeta 2で見つかった、Apple Watchとの接続切れも使うひったくり対策です。
iOS 27.2 beta 2にひったくり対策の「AutoLock」が見つかる|Apple Watchとの接続切れも判定に使う ただしベータではまだ試せない【海外ニュース】
いま配信されている正式版の最新はwatchOS 27.0.1です。
watchOS 27.0.1がSeries 9以降の全機種に|SE 3・Series 11・Ultra 3にも再起動バグ修正が配信
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











