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「50m防水」と書かれたスマートウォッチでも、そのままダイビングに使えるとは限りません。この記事では、2026年11月4日時点で日本で買える、ダイビングに使えるスマートウォッチ6機種と、釣り・マリン向けの2機種を紹介します。
ダイビング専用のダイブコンピューターではなく、普段も腕時計として着けられるモデルに絞りました。ダイビングの機能が充実したGarmin DescentやSUUNTO Oceanから、普段使いが中心のApple Watch Ultra 4・HUAWEI WATCH Ultimate 2・Galaxy Watch Ultra2まで、潜れる深さと使えるダイブの機能で分けています。防水の表記の見方は5ATM・IP68など防水の見方で解説しています。
ダイビング用のスマートウォッチの選び方
「防水」と「ダイビング対応」は違う
5ATMや10ATMなどの防水は、水に入っても壊れにくいという表示です。水深を測ってダイビングの記録をつけられるかは別の話なので、ダイビングに使うなら、水深の計測とダイブのモードがあるモデルを選びます。ダイビング用の計器の規格「EN13319」に準拠しているかも目安になります。
ダイブコンピューターの機能があるか
ダイブコンピューターは、水深と潜っている時間から、あと何分潜れるか(無減圧潜水時間、NDL)や浮上の速さを計算して知らせます。水深と時間を記録するだけのモデルもあるので、安全のために使うなら、NDLを表示するダイブコンピューターの機能があるかを確かめます。
ナイトロックスやタンク圧に対応しているか
酸素の多いナイトロックスを使うなら、ガスの設定ができるモデルを選びます。この記事ではDescentの2機種が対応しています。タンクの残りの圧力を腕で見たいなら、別売の送信機に対応するDescent Mk3iかSUUNTO Oceanです。
スマートウォッチの機能はいらず、潜るときだけ使う専用機がよければ、12月にGarminのDescent X10(54,800円)も出ます。
ダイビングに強いスマートウォッチ3機種
1. Garmin Descent Mk3i|200mまで潜れて タンク圧も腕で見られる

画像:Garmin公式サイト
価格:51mm 248,000円〜/43mm 218,000円〜
最大水深:200m(EN13319)/ガス:ナイトロックス・トライミックス、最大11本/タンク圧:Descent T2トランシーバー(別売77,000円)で表示/電池:ダイビングで51mm約66時間・43mm約30時間
Garminのダイブコンピューターの最上位で、腕時計としても毎日使えるモデルです。AMOLEDの画面に水深・無減圧潜水時間(NDL)・浮上速度を表示し、ダイブプランナーで潜る前に計画も立てられます。
別売のDescent T2をタンクに付けると、残りのガスの量と、あと何分潜れるかを腕で確かめられます。トランシーバーに対応しないDescent Mk3(43mm、187,000円)もあります。
2. Garmin Descent G2|10万円台前半で本格的なダイブコンピューター

価格:118,000円
最大水深:100m(EN13319)/ガス:ナイトロックス・トライミックス、最大5本/電池:ダイビングで約27時間
2025年2月17日に発売された、Descentの手頃なモデルです。Mk3iと同じくAMOLEDの画面で、マルチガスやダイブプランナーにも対応しています。
レジャーダイビングが中心で、腕時計としても使えるダイブコンピューターを12万円前後で選びたい人に向いています。
3. SUUNTO Ocean|ダイビングとランニングを1本で 電池は最大60時間

画像:Suunto Oy プレスリリース(PR TIMES)

価格:138,900円(Amazonの公式ショップ、11月4日時点)
最大水深:60m/ダイブモード:スキューバ・フリーダイブ/タンク圧:Suunto Tank POD(別売)で表示/電池:最大60時間
SUUNTOのダイブコンピューターに、ランニングやトレーニングの記録機能を合わせたモデルです。海に入らない日も、スポーツウォッチとして着けていられます(SUUNTOのブランドガイド)。
別売のTank PODを使えば、タンクの残りの圧力をワイヤレスで表示できます。
普段も使えるスマートウォッチ3機種
4. Apple Watch Ultra 4|水深40mまで iPhoneと使うなら

価格:142,800円から
最大水深:40m(EN13319)/ダイブ機能:標準の「水深」アプリ(水深・潜水時間・水温)、ダイブコンピューターの機能はApp StoreのOceanic+などのアプリで
水に1m入ると水深アプリが自動で起動し、今の水深と最大水深、潜水時間、水温を表示します(水深3.5mで試した記事)。
無減圧潜水時間などダイブコンピューターとして使うには、Oceanic+などのアプリを入れます。Oceanic+は日本のApp Storeで配信されていて、日本語にも対応しています(Oceanic+の紹介)。普段はiPhoneと使うスマートウォッチとして、旅先の海でも使いたい人に向いています。
5. HUAWEI WATCH Ultimate 2|水深150m ソナーで水中でも合図を送れる

画像:ファーウェイ公式サイト
価格:オープン価格、Amazonでは141,680円(11月4日時点)
最大水深:150m(EN13319)/ダイブモード:レクリエーション・テクニカル・スキューバ・フリーダイブ/電池:ダイビングでソナー通信オフ18時間・オン12時間
スマートウォッチの中では潜れる深さが特に深く、無減圧潜水時間(NDL)やPO2も表示します。ソナーを使って、水中で最長30m先の仲間と簡単な合図を送り合えます(大会公式ウォッチになった記事)。
iPhoneでもAndroidでも使えます。スマートウォッチとしての便利さと、本格的なダイビングの記録を1本で済ませたい人に向いています。
6. Galaxy Watch Ultra2|水深40mまで Androidと使うなら

価格:137,280円(公式オンライン)、Amazonでは128,998円(11月4日時点)
最大水深:40m(EN13319)/ダイブ機能:「水深」アプリ(水深・水温・潜水時間)
サムスンのタフなモデルで、Androidのスマートフォンと使います。水深アプリで、今の水深と水温、潜水時間を記録できます(実機レビュー)。
標準のアプリは無減圧潜水時間(NDL)を表示しないので、ダイブコンピューターの代わりではなく、記録用と考えておくと安心です。
釣り・マリン向けの2機種
7. COROS NOMAD|釣りモードと音声メモ 5万円以下

価格:49,940円
防水:5ATM/釣り:釣りモードあり/地図:地形図(無料でダウンロード)
COROSのアドベンチャー向けのモデルで、釣りのモードを備えています(発表の記事)。釣れた場所や気づいたことを、声や写真でその場に残せます。
ダイビングには使えませんが、5ATMの防水で水辺のアクティビティなら気にせず着けていられます。
8. Garmin quatix 8|ボートとつながるマリン向け シングルガスなら40mまで潜れる

画像:Garmin公式サイト
価格:47mm 195,800円(公式サイトの表示)
最大水深:40m(シングルガス、ナイトロックス21〜40%)/マリン:ボートの機器との連携、釣りの機能
Garminのマリン向けのモデルで、対応するボートの機器と連携し、釣りの記録にも使えます(発表の記事)。シングルガスのスキューバダイビングとフリーダイビングにも対応しています。
11月4日時点では、Garminの公式オンラインストアで購入できない表示になっています。買うときは販売店の在庫を確かめてください。
目的別の選び方
ダイビングが中心で、計器としてしっかり使いたい:Garmin Descent Mk3i
ダイビングもランニングも1本で済ませたい:SUUNTO Ocean、Garmin Descent G2
普段のスマートウォッチを旅先の海でも使いたい:Apple Watch Ultra 4(iPhone)、Galaxy Watch Ultra2(Android)、HUAWEI WATCH Ultimate 2(両方)
釣りやボートで使いたい:COROS NOMAD、Garmin quatix 8
初めて使うときは、プールや浅い場所で画面の見方とボタンの操作を確かめておくと、海の中で慌てずに済みます。陸のアウトドアで使うモデルを探している人は、下の登山・トレラン向けの記事も参考にしてください。
価格:各社の公式サイト・Amazon.co.jp(2026年11月4日時点)
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