AppleのAIペンダントは開発が保留になったのか? Bloombergが報道 Apple WatchへのAI組み込みとカメラ付きAirPodsを優先【海外ニュース】

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Appleロゴの店舗のイメージ画像。Apple Watchは写っていない。

Appleが開発していたとされる首掛け型のAIデバイスが、いったん止まったようです。

米9to5Macが2026年9月23日(日本時間)、BloombergのMark Gurman氏の報道として、カメラを備えたAIペンダントの開発が保留になったと伝えました。首から下げる、服に留める、体のどこかに付けるといった使い方が想定され、集めた映像を新しいSiri AIが処理する構想だったとされています。

代わりにAppleが力を入れているのは、Apple WatchへのAIの組み込みと、カメラ付きAirPods、そして2027年のスマートグラスだとされています。

「最初のAIウェアラブル」はApple Watchだった

Appleロゴが掲げられた店舗の外観。記事のイメージ画像

画像はイメージです(画像:Unsplash)

9to5Macは、Appleが先週リリースしたApple Watch Series 12とUltra 4こそが、同社として最初のAIウェアラブルと言えるのではないかという見方を示しています。Siri AIとあわせて「Audio Intelligence」の機能群が載るためです。

この機能群のうち、直前の15秒を文字に起こす「ライブ早戻し」と、1日の会話を要約する「Siri Recap」は、Appleの日本語サポートによると年内にベータ版として、まず英語版が提供される予定です。日本語の時期は公表されていません。

つまりAppleは、AI用の新しい形のデバイスを出すのではなく、すでに多くの人が着けている腕時計にAIを足すほうを先に進めたことになります。ペンダントの保留は、その順番がはっきりしたという話でもあります。

AIウェアラブルは「新しい形」がまだ定まっていない

9to5Macは、AIの進歩がソフトウェアの革新につながった一方で、まったく新しい製品カテゴリーにはまだ結びついていないと整理しています。

実際、Humane Ai Pinは失敗に終わりました。MetaのAIスマートグラスはある程度成功していますが、市場としてはまだ小さいというのが同メディアの見方です。

首掛け型については、Metaも開発中と報じられたことがあります。各社が可能性を探っている段階で、どの形が定着するかはまだ決まっていません。

Gurman氏は今年はじめ、Appleのペンダントについて「iPhone向けの常時オンのカメラとして機能し、Siriへの入力用にマイクも備える」と報じていました。構想としては具体的だったものが、今回いったん棚上げになった形です。

画面なしの健康デバイスは別に検討されている

もう1つ、Gurman氏は画面のない健康向けウェアラブルについても触れています。WHOOPに対抗できるものをAppleが検討しているという話で、こちらは同じ日に多くのメディアが後追いしました。

ペンダントとは別の製品なので、中身は改めて取り上げます。画面を持たないウェアラブルという方向自体は、Amazfit Helio Strapのような製品がすでに市場に出ています。

まとめ

Appleのカメラ付きAIペンダントは、Bloombergの報道によれば開発が保留になりました。代わりに進んでいるのは、Apple WatchへのAI組み込み、カメラ付きAirPods、2027年のスマートグラスです。

画面なしの健康ウェアラブルも検討されているとされ、WHOOPを意識した製品になる可能性があります。こちらは別の記事で詳しく取り上げます。

いずれも報道段階の話で、Appleは何も発表していません。ただ、Appleが当面はApple Watchを軸にAIを進めるという方向は、先週の新モデルの内容からも読み取れます。腕時計を持っている人にとっては、新しいデバイスを買い足さずに済むという意味で悪い話ではありません。

Source: Apple has reportedly ‘postponed’ AI pendant product(9to5Mac)/画像:Unsplash(フリー素材)

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