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2026年6月10日に発売されたエコバックスの窓拭きロボット「WINBOT mini 2」を、自宅のリビングの窓で使ってレビューします。価格は49,800円(税込)です。
一辺215mmと、前モデルと並んでWINBOTシリーズでいちばん小さなボディに、窓枠から約1mmまで近づく新しいコーナーブラシを四隅に備えたモデルです。シリーズには、8月に発売された上位機のWINBOT W2S PRO OMNIもあります。
我が家には3歳の子どもがいて、所構わず窓をペタペタ触ります。汚れた手や食事のついた手でも触るので窓は自然と汚れていきますが、窓掃除をする余裕がなく、汚れたままになっていました。そんな窓を任せてみていちばん助かったのは、一度動かせば、ほかの作業をしながら大きな窓を上から隅まで拭いてもらえることでした。
この記事で分かることは8つです。
| トピック | 分かること |
|---|---|
| 前モデルとの違い | WINBOT mini とのスペックの差 |
| 開封と本体 | 箱と同梱物、約1.3kgの本体を手にしたときの印象 |
| 取り付け | 初期設定の手順と、窓に吸着させる方法 |
| 落下と安全ロープ | 窓4枚ほどを表裏とも拭いた結果と、ロープを結んだ場所 |
| 四隅と汚れの落ち具合 | 窓枠の際の仕上がり、拭き跡、子どもの指紋 |
| 清掃の進み方と音 | 動画で測った進み方と、Apple Watchで測った動作音 |
| アプリ | 5つの清掃モードの選び方と、リモート操作 |
| 洗浄液と手入れ | 補充の頻度と付属の洗浄液の量、パッドの手入れ |
本記事で紹介するECOVACS WINBOT mini 2は、エコバックスジャパン株式会社より貸与を受けた製品です。記事の内容は実際に使用したうえでの評価であり、提供元による内容の指定や事前確認は受けていません。
レビューする製品はこちら

画像:エコバックスジャパン
価格:49,800円(税込)
発売日:2026年6月10日
本体サイズ:幅215mm × 奥行215mm × 高さ55mm
本体重量:約1.3kg
電源方式:コンセント接続駆動
対応する最小の窓サイズ:25cm × 25cm
対応するガラスの厚さ:3mm以上
執筆時点(10月7日)のAmazonでは49,800円で、約6,000ポイント(12%)が付きます。10月13日からはAmazonの「プライム感謝祭」の先行セールが始まり(本番は10月16日から)、セールで安くなる可能性もあります。
Amazonには海外からの輸入品の出品もあるため、購入するときは販売元がエコバックスジャパンの公式ストアかどうかを確かめてください。日本の正規品には、最大2年のメーカー保証と、日本国内を対象にした損害保険の補償(限度額や申請条件あり)が付いています。
楽天市場のエコバックスジャパン公式ストアでは、2026年10月12日(月)23:59まで、クーポン利用で39,800円(税込・通常価格49,800円)、ポイント10倍のキャンペーンを実施中です。
どんな製品?

リビングの窓の内側に貼り付けたところ。一辺215mmのコンパクトな本体です
WINBOT mini 2 は、窓ガラスに吸着して自動で走り回りながら、ミストを吹きかけて拭き上げてくれるロボットです。メーカーは「はじめてのWINBOT、迷わずこの一択」というキャッチコピーを付けています。
シリーズの主なモデルを、価格と窓枠までの最短距離で比べると次のようになります。W2 と W2 OMNI は本体が271mm角で、mini 2 よりひと回り大きくなります。
| モデル | 価格 | 窓枠までの最短距離 |
|---|---|---|
| WINBOT mini 2 | 49,800円 | 1mm |
| WINBOT mini | 29,800円 | 2mm |
| WINBOT W2 | 59,800円 | 2mm |
| WINBOT W2 OMNI | 99,800円 | 2mm |
出典:Amazonの商品ページ(ECOVACS掲載のラインナップ比較)
8月21日に発売された上位機の WINBOT W2S PRO OMNI(99,800円)は、この比較表には入っていません。窓枠の際まで届くエッジ清掃「TruEdge 2.0」を備え、ステーションに内蔵したバッテリーで最大110分動くモデルです。
前モデル WINBOT mini との違い
2025年2月に発売された前モデルの WINBOT mini とは、本体の大きさ(215mm角・厚さ55mm)と重さ(約1.3kg)が同じです。スペックで違いがあるのは次の項目です。
| 項目 | WINBOT mini 2 | WINBOT mini |
|---|---|---|
| コーナーブラシ | あり | なし |
| 最大吸着力 | 8,000Pa | 7,500Pa |
| 走行アルゴリズム | WIN-SLAM 4.0 | WIN-SLAM 3.0 |
| 落下対策 | 10の安心保護システム、安全ロープ最大1,600N | 9段階の多重保護システム、安全ロープ1,900N以上 |
| 清掃モード | 高速、徹底的、エッジ、念入り、スポットの5つ | 高速、念入り、徹底的、スポットの4つ |
開封・同梱物をチェック

箱の表には、窓に貼り付いてミストを吹き出す本体の写真が載っています
箱を開けたとき、想像以上に本体が小さくてびっくりしました。パッケージの箱自体もそこまで大きくないので、数か月に1回使うだけなら、この箱に入れてしまっておいてもいいかもしれません。

本体と安全ロープ、電源アダプターと電源コード、ワイピングパッドの予備(本体に付いているものも1つあり)、専用洗浄液、取扱説明書が入っています
安全ロープにはカラビナが付いていて、落下が心配な場所でも使えるように、安全のための工夫がされていると感じました。
電源コードも、見た目にはかなり長そうです。付属の洗浄液は230ml、安全ロープの長さは3.3mで、どちらも香港のエコバックス公式サイトの仕様表に載っている値です。
見た目・素材・作りをチェック

中央のグレーの帯が持ち手で、上に電源ボタンがあります。片手で窓に押し当てられる大きさです
重さは約1.3kgで、手に持ったときはそれなりに重さを感じます。ただ、窓に押し付けて当てるときは片手で扱えました。

裏面にワイピングパッドを付けたところ。パッドのへこんだ部分を本体の青い部分に合わせて取り付けます
ワイピングパッドはどの向きでも付けられるように見えますが、パッドのへこんでいる部分と本体の青い部分がきちんと合わないと取り付けられないので、ここは注意が必要です。
使ってみて
初期設定は本体裏側のQRコードを読み込むだけで済んだ

アプリが本体を認識した画面(左)と、窓の状態に合わせてモードをすすめる使い方ガイド(中央)。右は清掃中の画面です
初期設定は、本体裏側のQRコードを読み込めば簡単に行えました。アプリに接続すると使い方の説明が出て、窓の状態に合わせたモードをすすめてくれます。
使い始めるときは、本体から「ECOVACS WINBOTをご使用いただきありがとうございます。ご使用前にセーフティロープをしっかり取り付け、ワイピングパッドを湿らせて絞ってからご使用ください」という音声が流れます。

使う前に、ワイピングパッドを水で湿らせて絞っておきます
最初は、どうやってガラスに吸着するのか不思議でした。メーカーの説明では、新開発のコンパクトファンでガラスに吸着する仕組みで、吸着力は最大8,000Paです。窓に押し付けながら電源ボタンを2秒ほど押すと、「しっかり吸着できました。高速クリーニングを始めます」という音声が流れ、そのまま掃除を始めます。
電源はコンセントからとります。我が家は電源から窓までの距離がさほどなかったので、掃除したい窓は掃除できました。窓が電源からあまりに離れていたり高すぎたりすると、コードが届かない可能性もあります。Amazonの商品ページの比較表では、「窓の近くに電源がない」場合のおすすめとして、バッテリーで動く W2 OMNI が挙がっています。
窓4枚ほどを表裏とも拭いても一度も落ちなかった

ベランダ側の窓の外側を掃除しているところを室内から見た1枚。本体からコードが下に垂れています
窓拭きロボットを使ううえで、いちばん気になるのが落下です。リビングに面したワイドスパンの窓を4枚ほど、表(外側)と裏(内側)の両方を掃除しましたが、一度も落下しませんでした。
この製品には、ハードとソフトの両面に保険まで含めた「10の安心保護システム」が用意されています。吸着力に加えて、停電時にも約30分は吸着を保つ電源オフ保護を備えます。

ロープを脚に回し、先端のカラビナで留めます
安全ロープは、室内で使うときはテーブルの脚などに、ベランダで使うときはベランダの柵などに結びつけました。使ったのはベランダ程度の高さまでで、高所では作業していません。ベランダのように落ちてもそこまで高さがない場所なら、問題なく使えそうです。
四隅は窓枠の際まで拭けた

窓の上の隅まで進んだところ。パッドが窓枠の近くまで届いています

室内側から見た窓の右上の隅。カーテンのすぐ横の窓枠際まで進んでいます
このモデルでいちばん大きな変更点が、四隅に搭載された新開発のコーナーブラシです。高密度フェルト素材のブラシが回転しながら、窓枠から約1mmの距離まで近づいて拭き上げます。公称値では、エッジ部分のカバー率は最大約90%です。
実際に使うと、四隅は比較的しっかり掃除されていて、隅が掃除できないという印象はまったくありませんでした。隅のほうの汚れまで落ちています。窓の取っ手のまわりは、取っ手が邪魔になって拭ききれませんでした。
窓全体がすっきりきれいになって拭き跡も残らなかった

本体の側面のノズルから、洗浄液のミストが噴き出しているところ
清掃の仕組みは、進行方向に応じて左右から先回りしてミストを吹く「双方向超音波ミスト噴霧システム」と、ミストのあとを拭き取るパッドの組み合わせです。使っていると、蒸気のようなミストを吹きかけながら、上のほうから順々に掃除していきます。ミストは本体の両側から出ていました。
高速清掃でも丁寧に拭いてくれて、窓全体の汚れはかなりきれいになり、拭き残しが出そうなのは子どもが何かを付けてベタベタにしたところぐらいでした。子どもの指紋程度は落ち、子どもがあまり触っていない窓は「念入りに清掃」を1回かけただけでかなりきれいになっています。乾いたあとも筋や曇りは残らず、拭き跡は見当たりませんでした。

久しぶりに掃除した外側の窓を拭いたあとのパッド。茶色い汚れがけっこう付いていました
パッドを見ると、久しぶりに清掃した外側の窓の汚れをきちんと拭き取れているのが分かります。

自動清掃のあとに少し残った汚れ。あとでウェットシートで拭くと落ちました
指紋にほかの汚れが重なったところは「念入りに清掃」でも一部が残り、外側の窓の足元にできた水垢のようなものも残りました。動物の糞のような強い汚れも、落ちきらない可能性があります。こうした汚れはウェットシートで力を入れて拭くと落ちるものがいくつかあったので、窓全体をロボットに任せ、残ったところだけ手で拭くのが合っています。
掃き出し窓の上端から下端までを約2分20秒で拭き進んだ

窓の上端の窓枠ぎりぎりまで進んだところ(室内側から)
約30秒の動画です。ベランダ側から見た掃き出し窓の清掃(3倍速)と、室内から見た高い窓の清掃(4倍速)
ルート計画を担うのは最新の「WIN-SLAM 4.0」です。窓のサイズを検知して効率のよい往復ルートを自動で組み立て、高さ4mm程度の低い障害物も避けながら走ります。
進み方は、ベランダ側から掃き出し窓1枚の外側を高速清掃で撮った元の動画(実時間で約3分27秒)で測りました。掲載した動画のベランダ側の場面は、この一部を3倍速にしたものです。元の動画では、冒頭から約40秒は上端の際を左右に動き、そこから1段ずつ下へ移って、約1分半で窓の中ほど、約2分20秒で下端に着きました。2分45秒ごろまで下端の際を横に拭いたあと上へ向かい、約15秒後の3分ごろには上端の近くまで戻っています。下りに比べると、戻りはかなり速い動きでした。動画は清掃が終わる前に止めているので、窓1枚にかかる総時間ではありません。
メーカーによると、高速モードで1㎡あたり2分30秒±10秒で、水タンクを満タンにすると最大30㎡まで清掃できます。Amazonの比較表では、前モデルの WINBOT mini が3分、W2 と W2 OMNI が2分です。大きな窓を上のほうから隅から隅まで一括で掃除してくれるのは、非常に助かります。
動作音は70dB前後だった

Apple Watchのノイズアプリで、本体から1mほど離れて測った動作音。左が69dB、右が77dBのときの画面です
掃除中はそれなりに音がして、いわゆる一般的な掃除機に近い音です。Apple Watchのノイズアプリで、1mくらいの距離から測ると最大77〜78dBで、平均すると70dB前後でした。外側の窓で使うと外にも聞こえるので、その点は特に注意が必要です。
アプリは5つの清掃モードから迷わず選べた

清掃モードの一覧(左・中央)と設定画面(右)。中央は、よく使った「念入りに清掃」を選んだところです
スマートフォンの ECOVACS HOME アプリから、清掃モードを選んで動かします。モードは高速清掃、「徹底的な清掃」、「エッジ清掃」、「念入りに清掃」、「スポット掃除」の5つと、リモートコントロールです。そこまで種類も多くなく、使っていて迷うこともありませんでした。Google アシスタントと Alexa にも対応しています。
アプリの説明では、汚れが少ない内側の窓には高速清掃、あまり汚れていない外側の窓には「念入りに清掃」、汚れがひどい外側の窓には「徹底的な清掃」がすすめられています。よく使ったのは「念入りに清掃」で、高速清掃が窓全体を1回拭くのに対して、2回拭くイメージでした。久しぶりに掃除する窓なら、「徹底的な清掃」にしたほうがよさそうです。

外側の窓の角で止まったときの画面(左)と、リモートコントロールの画面(右)
外側の窓では、角の部分で引っかかって動けなくなることが何度かありました。一部の窓とは相性が悪いようです。そのときはアプリに「現在の窓ではリモート清掃をおすすめします」と表示され、リモートコントロールで狙った方向に動かせました。高いところの清掃などでも便利そうです。
洗浄液は50mlのタンクいっぱいに入れておきたい

本体の注ぎ口に付属の洗浄液を入れます。水タンクの容量は50ml±5です
水タンクには付属の洗浄液を入れました。補充は思ったより頻繁に必要でしたが、これは一気に何か所も清掃したからかもしれません。付属の230mlは、50mlのタンクの約4〜5杯分です。容量いっぱいまでたっぷり入れておくと、複数の窓を一気に掃除しても、補充が少なくて済みそうです。本体からは「最適な清掃結果を得るには、ECOVACS WINBOT洗浄液を適時に追加してください」という音声も流れます。
清掃が終わると、「まもなく吸着が解除されます。WINBOTをしっかりお持ちください」という音声が流れます。続けて「ワイピングパッドとWINBOTの四隅を清掃し、水滴が落ちないようにしてください」と案内されます。パッドは外して手洗いしました。大きくないので、手でさっと洗えます。
気になった点と良かった点
気になった点
指紋にほかの汚れが重なったところや足元の水垢のような強い汚れは、自動清掃だけでは一部が残りました。窓の取っ手のまわりは、取っ手が邪魔になって拭ききれません。外側の窓では、角で引っかかって止まることが何度かありました。動作音は一般的な掃除機ぐらいあり、外側の窓で使うと外にも聞こえます。
良かった点

窓の上のほうに吸着したところ。ここから上から順に拭き進めます
いちばん良かったのは、一度動かせば、ほかの作業をしながら大きな窓の掃除を任せておけることです。何より時短になり、大きな窓がある家ほど掃除がだいぶ楽になるはずです。
仕上がりにも満足しています。高速清掃でも窓全体の汚れはかなりきれいになり、乾いたあとに筋や曇りは残りませんでした。子どもの指紋程度の汚れは落ち、四隅も窓枠の際まで拭けていました。
リビングに面したワイドスパンの窓4枚ほどを表裏とも掃除して、一度も落下しませんでした。本体は一辺215mmと小さく、窓に押し当てるときは片手で扱えます。アプリもモードの種類がそこまで多くなく、使っていて迷うことはありませんでした。
少し汚れが見えるところはあっても、全体的にはものすごくきれいになりました。自動清掃でここまでできるなら素晴らしいです。
こんな人におすすめ
汚れがたまりやすい窓があるのに、手で拭く時間がとれない家に向いています。我が家のように小さな子どもがいる家なら、手の跡が付いた大きな窓をまとめて拭いてもらえます。
リビングのように大きな窓が並んでいる家なら、内側と外側でモードを変えながら、表裏まとめて掃除できます。窓枠の際まで拭けるので、隅に汚れがたまりやすい窓にも合っています。
今回試したのはベランダ程度の高さまでなので、高層階の窓の外側で使いたい場合は、安全ロープを結ぶ場所まで含めて確かめてから使うのが安心です。
まとめ
WINBOT mini 2 は、窓に押し当ててボタンを押せば、上から隅まで窓全体を自動で拭いてくれる窓拭きロボットです。強い汚れや足元の水垢を手で拭く場面はあったものの、子どもの指紋程度の汚れは落ち、拭き跡も残らず、窓全体がすっきりきれいになりました。
窓が汚れやすく、窓掃除をストレスに感じている人なら、数か月に1回取り出して窓に当てるだけで、手で拭いていた時間をほかのことに使えます。
時短の家電として、非常に優れたものだと思いました!
Source:エコバックスジャパン プレスリリース(WINBOT mini 2)/エコバックスジャパン プレスリリース(WINBOT MINI)/ECOVACS HK(WINBOT mini 2 仕様表)
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