圏外でも13言語を翻訳するAIスマートグラス「Beifa GE01-3」がMakuakeに|カメラもディスプレイも省いた32g、一般販売は37,400円

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Beifa AIスマートグラス GE01-3のキービジュアル。黒縁のクラシックなフレームのAIスマートグラス。

株式会社Paradoxが、AIスマートグラス「Beifa AIスマートグラス GE01-3」をMakuakeで先行販売します。開始は2026年8月24日、日本初上陸となります。

開発したのはBeifaグループ。同社によると、世界55億人の「書く・学ぶ・働く」を支えてきたという老舗の文具メーカーです。文具メーカーがAIグラスを作るという組み合わせは意外ですが、出てきた製品はディスプレイもカメラも載せていないという、かなり割り切った内容になっています。

一般販売は2027年1月予定で、価格は37,400円(税込)。Makuakeの先行販売では最大38%オフの23,188円からとされていますが、ここには条件があるので後述します。

カメラもディスプレイも載せていない

Beifa AIスマートグラス GE01-3を装着した人物と、AI搭載・電話応対・音楽再生・地図案内・オフライン翻訳・音声アシスタントの6つの機能アイコン。

最近のAIグラスはカメラ付きが主流です。見たものをAIに聞く、写真や動画を撮る、といった使い方が売りになっています。GE01-3はそこをあえて外しています

メーカーは理由を2つ挙げています。目が疲れるディスプレイを省いたこと、そしてカメラがプライバシーの懸念につながることです。実際、スマートグラスのカメラは各国で問題になり始めていて、Smart Watch Lifeでも米ニューヨーク州、裁判所でスマートグラスを禁止へ|米国初の州全体ルール、7月20日から全1,240裁判所でとしてお伝えしました。

結果として本体は約32gに収まっています。一般的なメガネと大きく変わらない重さです。フレームは黒縁のクラシックな形で、テンプル部分にスピーカーとマイクが入っています。

Beifa GE01-3を装着した人物の横顔。電源ボタンを押さなくても着脱を感知して自動でオンオフする機能の説明。

電源ボタンもありません。赤外線センサーが着脱を感知して、かけると自動でオン、外すとオフになります。使うたびにボタンを探さなくていいのは、日常的にかけ外しするメガネとしては理にかなっています。

翻訳はオンライン165言語、オフライン13言語

オンライン165言語に対応するリアルタイム翻訳の説明。対面リアルタイム翻訳、音声・ビデオ通話翻訳、音声通話翻訳などの種類が並ぶ。

この製品の中心は翻訳です。ChatGPTを利用しており、ネット接続時は165言語に対応します。

翻訳のモードが複数用意されているのが特徴です。目の前の相手と話す「対面リアルタイム翻訳」、海外の取引先とのやり取りに使う「音声・ビデオ通話翻訳」、電話向けの「音声通話翻訳」。ほかに動画の翻訳や、写真・画像に写った文字の翻訳もできるとしています。

同じくオフライン翻訳に対応する製品ではAIスマートグラス「INMO GO3」日本初上陸|98言語のAI翻訳・オフライン9言語に対応、7月30日発売で99,800円もありました。文字起こしのほうは75言語に対応します。翻訳の165言語とは数が違うので、そこは分けて考える必要があります。

「圏外でも使える」には条件があります

オフライン双方向翻訳に対応する13言語の一覧。中国語、英語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語、アラビア語、ヒンディー語。

プレスリリースの見出しにもなっている「圏外でも13言語」が、この製品の一番の売りです。機内モードでも、電波の届かない場所でも、双方向の翻訳が動きます。

対応するのは次の13言語です。中国語、英語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語、アラビア語、ヒンディー語。

ただし事前にアプリへ言語データをダウンロードしておく必要があります。現地に着いてから「圏外だから使えない」となっては意味がないので、出発前の準備は必須です。ここはリリースの見出しだけでは伝わりにくい部分なので、購入を検討する方は覚えておいてください。

裏を返せば、準備さえしておけば飛行機の中や地下、電波の弱い地域でも翻訳が動くということです。オンライン前提の翻訳アプリとは、使える場面がはっきり違います。

文字起こしから要約、マインドマップまで自動で

自動文字起こしと要約に加えて、議論の内容をマインドマップとして自動生成する機能の画面例。

翻訳と並ぶもうひとつの柱が、会議や商談での記録です。話した内容をリアルタイムで文字起こしし、AIが要約して議事録の形に整えます。

さらに、その内容をマインドマップとして自動生成する機能もあります。議論の全体像を視覚的に振り返れるので、他のメンバーへの共有にも使えるという説明です。

この用途はAIボイスレコーダーと重なりますが、グラス型なら手ぶらのままメモが残ります。専用機の実力は【3機種比較】AIボイスレコーダーの文字起こし精度を実取材で検証|Soundcore Work・Plaud Note Pro・Notta Memoで確かめています。どちらがいいかは、常に身につけるものが増えるのを許容できるかどうか次第でしょう。

レンズは2種類がマグネットで付け替えられる

Beifa GE01-3に付属する偏光サングラスレンズとナイトビジョンレンズ。マグネットでフレーム前面に装着する。

標準で入っているのはブルーライトカットの透明レンズです。加えて、マグネットで前面に付けられるレンズが2枚付属します。

ひとつは偏光サングラスレンズ。UVカット仕様で、日中の外出や運転向けとされています。もうひとつはナイトビジョンレンズで、夜間や悪天候で視界を明るく補正するハイコントラストタイプです。

音のほうはオープンイヤー方式で、耳をふさぎません。ハンズフリー通話や音楽再生、音声アシスタント、地図の音声案内にも対応します。周囲の音が聞こえたまま使えるので、屋外でも比較的安全です。

主な仕様

項目 内容
商品名 Beifa AI スマートグラス GE01-3
デザイン クラシック黒縁フレーム
素材 フロントフレーム:軽量TR樹脂/テンプル:ポリカーボネート(赤外線センサーチップ内蔵)
重量 32g
Bluetooth V5.4
受信距離 約10〜15m
バッテリー容量 200mAh(100mAh×2)
連続使用時間 約8時間(音量50%時)
充電時間 約1時間(USBマグネット式急速充電)
対応翻訳言語 オンライン165言語/オフライン13言語(事前ダウンロード要)
対応文字起こし言語 75言語
対応OS iOS 16以降(iPad未対応)/Android ほぼすべて(「Pure-Blood」版Huawei HarmonyOSを除く)

連続8時間は、朝から使い始めて夕方まで持つ計算です。充電が約1時間で済むのも、毎日かけるものとしては現実的でしょう。iPadに対応していない点は、iPad中心で使っている方は確認しておいてください。

価格と先行販売プラン

一般販売価格は37,400円(税込)です。Makuakeの先行販売では、数量限定の割引プランが用意されています。

プラン 割引率 数量 金額 1台あたり
1個・超超超早割 30%OFF 限定10個 26,180円 26,180円
1個・超超早割 23%OFF 限定40個 28,798円 28,798円
1個・超早割 20%OFF 限定100個 29,920円 29,920円
1個・早割 18%OFF 限定200個 30,668円 30,668円
2個セット・超超早割 30%OFF 限定20組 52,360円 26,180円
2個セット・超早割 25%OFF 限定50組 56,100円 28,050円
2個セット・早割 23%OFF 限定100組 57,596円 28,798円
4個セット割 38%OFF 限定20組 92,752円 23,188円

ここで注意したいのが、最大38%オフの23,188円は4台まとめ買いをした場合の1台あたりの金額だという点です。総額では92,752円になります。

1台だけ買う場合の最安は、30%オフの26,180円です。ただし限定10個なので、開始直後に埋まる可能性があります。次に安いのが23%オフの28,798円で、こちらは限定40個です。

なお、クラウドファンディングは製品を購入する通販とは仕組みが異なります。応援購入という形式で、届くまでに時間がかかったり、仕様が変わったりすることもあります。そのあたりを理解したうえで検討してください。なお実機を試したい方には体験型ポップアップ「さわれるMakuake」が9月19日から渋谷サクラステージで開催|約30プロジェクトを入場無料で試せる12日間もあります。

Makuakeのプロジェクトページを見る

公式製品ページで詳細を見る

まとめ

GE01-3は、AIグラスに何を求めるかがはっきりしている人に向いた製品です。撮影や画面表示は最初から入っていないので、そこに期待すると外します。

逆に、翻訳と会議の記録に絞って考えるなら、37,400円という価格と32gという軽さは十分に現実的です。とくにオフライン翻訳は、海外出張や旅行で通信環境が読めない場面では効いてきます。事前の言語データのダウンロードだけ忘れないようにしたいところです。

Source: 株式会社Paradox プレスリリース(画像提供:株式会社Paradox)

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