COROS PACE 4 Proが9月24日発売|COROS史上最大の1.47インチAMOLEDは3,500ニト 43gでチタンベゼル採用

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COROS PACE 4 Proの本体。1.47インチのAMOLEDディスプレイとチタンベゼルを備えたマルチスポーツウォッチ

ランニング向けのGPSウォッチを手がけるCOROS(カロス)が、2026年9月24日に「COROS PACE 4 Pro」を発売しました。価格は69,960円(税込)です。

PACEシリーズは、軽さとトレーニング機能のバランスで支持されてきたモデルです。今回のPACE 4 Proはその路線を保ちながら、画面を大きくし、ベゼルにチタンを使い、バッテリーを伸ばした上位版という位置づけになります。

数字だけ並べても伝わりにくいので、どこがどう変わったのかを順番に見ていきます。

COROS史上最大の1.47インチAMOLEDを搭載

COROS史上最大となる1.47インチのAMOLEDディスプレイを搭載したCOROS PACE 4 Pro。最大3,500ニトの高輝度で屋外でも見やすい

画面は1.47インチのAMOLEDで、COROSのウォッチとしては最大です。解像度は466×466で、ベゼルのきわまで表示領域が広がっています。

目を引くのは明るさで、最大3,500ニトに達します。真夏の日差しの下や、逆に暗い早朝でも文字が読めるかどうかは、走っている最中にはかなり効いてくる部分です。COROSによると、明るさは日中の3,500ニトから深夜の2ニトまで自動で調整されます。

表面はサファイアガラスです。傷に強い素材なので、ぶつけやすい手首まわりでは安心材料になります。

チタンベゼルとサファイアガラスで厚さ11.8mm

TC4チタン合金のベゼルとサファイアガラスを組み合わせたCOROS PACE 4 Proのボディ。厚さ11.8mm・重量43g

ベゼルには航空宇宙分野でも使われるTC4チタン合金を採用し、PVDコーティングで仕上げています。COROSは今月、1本ずつ模様が違う氷結晶チタンベゼルのAPEX 4も出しており、素材へのこだわりが続いています。

それでいて厚さは11.8mm、重量は約43gに収まっています。チタンとサファイアガラスを使うと重くなりがちですが、PACEシリーズの持ち味である軽さは維持されている格好です。長い時間つけっぱなしにするランニングウォッチでは、この数十グラムの差が最後まで響きます。

GPS使用時で最大60時間のバッテリー

COROS PACE 4 ProはGPS通常モードで最大60時間、日常使用で最大21日間のバッテリーを備える

バッテリーは、GPSの通常モードで最大60時間、より精度を上げた高精度モードで最大40時間です。GPSを使わない日常使用なら最大21日間もちます。

フルマラソンはもちろん、100kmを超えるウルトラマラソンやロングトレイルでも、途中で充電を気にしなくていい水準です。COROSは公式サイトで、11時間48分走ったあとでも残量が80%あった例を挙げています。

可変リフレッシュレートにも対応しました。地図をスクロールするときはなめらかに描画し、何もしていないときは消費電力を抑えるという仕組みです。

地図の表示とルート検索が速くなった

32GBのストレージに地図データを保存できるCOROS PACE 4 Pro。道路名やトレイル名、等高線まで表示する

プロセッサーが新しくなり、RAMは従来の2倍になりました。COROSはこれにより、地図の表示やズーム、スクロール、ルート検索が高速になったと説明しています。腕時計の小さな画面で地図を扱うとき、もたつきは地味にストレスになるので、ここが速くなるのはありがたい変更です。

ストレージは32GBあります。詳細な地図データを本体に保存でき、道路名やトレイル名、等高線、主要ポイント(POI)まで表示されます。音楽ファイルを入れて再生することもできます。

測位はデュアルバンドGPSです。高層ビルの谷間や峡谷、木が茂った森のなかなど、電波が反射して乱れやすい場所でも位置がぶれにくくなります。心拍センサーも新しいものに変わり、強度の高いトレーニング中でも数値が安定しやすくなったとしています。

マイクとスピーカーも載りました。走りながら気づいたことを音声メモとして残せるほか、スマートフォンと連携すれば手を使わずに電話に応答できます。

ChatGPTやClaudeと接続できるCOROS MCP

今回のリリースで少し毛色が違うのが、COROSが提供している「COROS Model Context Protocol(MCP)」です。

COROSのアカウントをChatGPTやClaudeなどの対応AIツールと接続すると、自分のトレーニングデータや健康データをAIが直接参照できるようになります。数値をコピーして貼り付けなくても、蓄積したデータをふまえた分析やアドバイスを受けられるという仕組みです。

スポーツウォッチのメーカーが、AIツールとの接続方法そのものを用意してくる例はまだ多くありません。COROSは早稲田大学競走部との取り組みでも「Training Hub」でのデータ一元管理を前面に出しており、データの扱いに力を入れているブランドです。データを自分で掘り下げたい人にとっては、地味ですが見逃せない部分です。

主な仕様

発売日 2026年9月24日
価格 69,960円(税込)
カラー White/Black
ディスプレイ 1.47インチ AMOLED(466×466)サファイアガラス
最大輝度 3,500ニト
ベゼル素材 TC4チタン合金(PVDコーティング)
厚さ 11.8mm
重量 約43g
バッテリー(GPS通常モード) 最大60時間
バッテリー(GPS高精度モード) 最大40時間
バッテリー(日常使用) 最大21日間
ストレージ 32GB
測位 デュアルバンドGPS
その他 マイク・スピーカー内蔵/可変リフレッシュレート

価格と発売日

COROS PACE 4 Proは2026年9月24日発売で、価格は69,960円(税込)です。カラーはWhiteとBlackの2色が用意されています。

公式サイトで詳細を見る

発売にあわせて、COROSは「RUN THE WORLD」というプロジェクトも展開しています。東京の「080東京」、パリの「エイトラインズ」、ニューヨークの「ブラックディスタンス」、上海の「ダークランナーズ」という4つのランニングコミュニティと組み、それぞれの街で走る人たちの姿を発信する内容です。

まとめ

COROS PACE 4 Proは、PACEシリーズの軽さを保ったまま、画面と素材とバッテリーを上の段に引き上げたモデルです。1.47インチで3,500ニトのAMOLED、TC4チタン合金のベゼル、GPS使用時で最大60時間という数字は、いずれもこのシリーズとしては新しい水準になります。

69,960円という価格は、PACEシリーズのなかでは上位にあたります。軽さを重視してきた人にとっては、その軽さを手放さずに画面と耐久性を得られる選択肢が増えた、という受け止め方になりそうです。

実機の使用感については、入手でき次第あらためてお伝えします。

Source: COROS プレスリリース

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