ガーミン MARQ 第3世代が米国で発売|画面は1.4インチに 衛星とLTEで通話・SOS 6モデルで2,500ドルから【海外ニュース】

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ガーミン MARQ 第3世代のMARQ Diverを着けた手元と、MARQ Diver・MARQ Golfer・MARQ Commanderの3本を並べた画像

2026年10月13日(米国時間)、Garminは高級スマートウォッチ「MARQ(マーク)」の第3世代(Gen 3)を発表し、米国で販売を始めました。モデルは6つで、米国の希望小売価格は2,500ドルからです。日本での発売時期と価格は、現時点で発表されていません。この記事は、Garminが米国で配信したプレスリリース(PR Newswire)をもとにした海外ニュースです。

MARQはGarminの最上位コレクションで、日本では2023年3月に第2世代が発売され、「30万円オーバーの最高峰スマートウォッチGarmin『MARQ』コレクション最新全5モデルが発売開始」でお伝えしました。第3世代では画面が大きくなり、衛星とLTEの通信やLEDライトが全モデルに入りました。

1.4インチのAMOLEDは歴代MARQで最大 ケースはグレード5チタン

ディスプレイは、ふちのない1.4インチのAMOLED(有機EL)で、解像度は454×454ピクセル、明るさは最大3,000ニトです。Garminによると、MARQとしては過去最大の画面です。第2世代は1.2インチ(390×390ピクセル)でした。

ケースはグレード5のチタン、レンズはサファイアクリスタルで、大きさは47×47×15mm、ケースだけの重さは62gです。ベゼルはセラミックで、モデルごとに違う目盛りやデザインがはめ込まれています。バンドやブレスレットもモデルごとの専用品で、文字盤はワールドタイマーやパンダ、フリーガー(パイロットウォッチ)など、よく知られた時計のデザインをもとにしたものから選んで、色や表示をカスタマイズできます。防水性能は10ATMです。

世界の地図を最初から内蔵 住所を入れて目的地へ

全モデルに、世界の地形図「TopoActive」があらかじめ入っています。地図をダウンロードしなくても、買ってすぐに旅先で使えて、住所を検索してその場所まで案内させることもできます。ストレージは128GBです。

inReachで衛星とLTEにつながり スマホなしで通話やSOSも

第3世代のMARQは、Garminの衛星通信サービス「inReach」の機能を内蔵しました。スマートフォンを持っていなくても、時計だけで連絡を取れます。使うにはinReachの有料プランの契約が必要です。

・LTEにつながっているときは、時計から電話をかけられる
・新機能「Garmin Locate」で、家族や友人がGarmin Messengerアプリから今いる場所を確認できる
・衛星またはLTEで、テキストや音声のメッセージをやりとりし、天気予報を受け取れる
・緊急時は、24時間体制のGarmin ResponseにSOSを送って助けを求められる

GarminはLTEが使えない地域があること、この時計の衛星通信とSOSには、ほかのinReach機器と比べて制限があることを注記しています。inReachのプランについては、「Garmin、inReachサブスクを刷新|最大12カ月「一時停止」中もSOS要請OK。fēnix 8 Proシリーズも対象」で紹介しています。

スピーカーとマイクで声の操作 LEDライトも全モデルに

本体にスピーカーとマイクを内蔵し、声で時計を操作できます。スマートフォンとつないでいれば、スマートフォンの音声アシスタントを呼び出して、届いたメッセージに返信することもできます。

LEDライトも内蔵しています。細かいレンズで光を整え、むらのない明るさで照らすとしていて、暗い場所での活動に使えます。

心電図アプリと朝・夜のレポートで体の状態を把握

健康の機能では、心電図(ECG)アプリが加わりました。心拍のリズムを記録して、心房細動の兆候がないかを調べます。ECGアプリは国や地域によって使えない場合があり、対象は22歳以上です。

ストレス、睡眠、血中酸素(Pulse Ox)、心拍変動(HRV)なども記録できます。朝には夜のあいだにどれだけ回復できたかをまとめた「モーニングレポート」、夜には必要な睡眠時間や翌日のトレーニング、天気、予定をまとめた「イブニングレポート」が表示されます。

6モデルの違いはベゼルとバンド、それぞれの専用機能

6モデルは、共通の機能に加えて、それぞれの用途に合わせたベゼル、バンド、専用の機能を備えています。価格は米国の希望小売価格です。

MARQ Adventurer(2,700ドル)

ガーミン MARQ Adventurer(第3世代)。茶色のレザーストラップと、方位の目盛りが入ったセラミックベゼルを組み合わせたモデル

画像出典:Garmin

探検や山歩き向けのモデルです。イタリア製のフルグレインレザーのストラップと、水が入りにくいボタンを組み合わせています。セラミックベゼルには360度の方位の目盛りが入っています。山の上りの情報をその場で表示する「ClimbPro」は、事前にスマートフォンやパソコンでコースを作らなくても使えます。

MARQ Athlete(2,500ドル)

ガーミン MARQ Athlete(第3世代)。黒いシリコンラバーストラップと、VO2maxの目盛りが入ったセラミックベゼルのモデル

画像出典:Garmin

トレーニング向けのモデルで、6モデルのなかでいちばん安い価格です。持久力のトレーニングの効果がわかるスタミナの指標や、走りの効率を示す「ランニングエコノミー」などを表示します。ストラップはシリコンラバーで、ベゼルにはVO2max(最大酸素摂取量)の目盛りが入っています。

MARQ Aviator(3,100ドル)

ガーミン MARQ Aviator(第3世代)。黒いレザーストラップと、UTCの目盛りが入った黒いセラミックベゼルのモデル

画像出典:Garmin

パイロットや、飛行機によく乗る人に向けたモデルです。飛行用の地図、時差を確かめるための専用のUTC針、航空気象の情報などを備えています。クッション入りのカーフレザーのブレスレットと、UTCの目盛りが入った黒いセラミックベゼルを組み合わせています。

MARQ Commander(3,100ドル)

ガーミン MARQ Commander(第3世代)。迷彩柄のジャカード織りバンドと、マットブラックのセラミックベゼルのモデル

画像出典:Garmin

タクティカル(軍・法執行機関向けの装備)系のモデルです。迷彩柄のジャカード織りのバンド、細かいローレット加工のボタン、UTCの目盛りが入ったマットブラックのセラミックベゼルを組み合わせています。暗視ゴーグルに対応した表示、電波を出さないステルスモード、弾道計算の「Applied Ballistics」などを備えています。

MARQ Diver(3,100ドル)

ガーミン MARQ Diver(第3世代)。青いラバーストラップと、青いセラミックベゼルのダイバーズモデル

画像出典:Garmin

第3世代で新しく加わったダイバーズモデルです。水が入りにくいボタンで、スキューバダイビング、素潜り(アプネア)、シュノーケリングで水深40mまで使えます。ストラップは15mmの範囲で長さを微調整できます。船のオートパイロットの操作や、帆船の方向転換を助けるタックアシストなど、ボートの上で使う機能もあります。

MARQ Golfer(2,800ドル)

ガーミン MARQ Golfer(第3世代)。緑のジャカード織りストラップと、18ホールの目盛りが入った緑のセラミックベゼルのモデル

画像出典:Garmin

ゴルフ向けのモデルです。世界の4万3,000以上のコースが入っていて、クラブ選びの目安を示す「バーチャルキャディ」や、グリーンの起伏の表示(Garmin Golfの有料会員が必要)を使えます。ジャカード織りのストラップと、18ホールの目盛りが入ったセラミックベゼルを組み合わせています。

米国では2,500〜3,100ドル バッテリーは最大18日

米国では10月13日から販売されていて、Garminの米国サイトでの価格は、Athleteが2,500ドル、Adventurerが2,700ドル、Golferが2,800ドル、Aviator・Commander・Diverが3,100ドルです。バッテリーは、スマートウォッチとして使って最大18日(画面を常に表示する設定では7日)、GPSでアクティビティを記録して最大32時間です。

日本での発売や価格は、まだ発表されていません。第2世代は、日本では2023年3月に31万〜35万円(税込)で発売されていました。

主な仕様

項目 MARQ 第3世代 MARQ 第2世代(参考)
ディスプレイ 1.4インチ AMOLED(454×454)、最大3,000ニト 1.2インチ AMOLED(390×390)
ケースの大きさ 47×47×15mm 46×46×15mm
素材 グレード5チタン、サファイアクリスタル、セラミックベゼル グレード5チタン、ドーム型サファイアクリスタル
重さ(ケースのみ) 62g 85g(Athlete、バンド込み)
通信 LTE、衛星(inReach、要プラン)、Bluetooth、ANT+、Wi-Fi Bluetooth、ANT+、Wi-Fi
スピーカー・マイク あり なし
LEDライト あり なし
ストレージ 128GB 32GB
防水 10ATM(Diverは水深40mのダイビングに対応) 10ATM
バッテリー(スマートウォッチ) 最大18日(常時表示で7日) 最大16日
モデル Adventurer、Athlete、Aviator、Commander、Diver、Golfer Aviator、Golfer、Captain、Adventurer、Athlete(日本発売分)
価格 2,500〜3,100ドル(米国) 31万〜35万円(日本、税込)

第3世代の数値はGarminの米国サイト、第2世代の数値はガーミンジャパンの製品ページによるものです。

まとめ

ガーミン MARQの第3世代は、画面を1.4インチに広げ、衛星とLTEの通信、スピーカーとマイク、LEDライト、心電図アプリを全モデルに入れました。モデルは6つになり、ダイバーズモデルのMARQ Diverが新しく加わっています。

米国では10月13日に2,500ドルから発売されましたが、日本での発売と価格はまだ発表されていません。ガーミンジャパンから発表があれば、あらためてお伝えします。

Source: Garmin(PR Newswire)

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