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iPhone陣営のApple Watchに対抗しうる存在として、Google自らが手掛けたスマートウォッチとして2022年に発表されたGoogle Pixel Watch。
初登場時からSuica対応など、さすがの多機能ぶりで話題を呼びました。
そして2023年に発表されたのが、その第2世代モデルとなるGoogle Pixel Watch 2。
Android向けスマートウォッチの最高峰モデルの一つは、Apple Watchと比較してどちらのほうが優れているのでしょうか。
今回はApple Watch Series 9とGoogle Pixel Watch 2の比較レビューをお届けします。
なお今回のレビューではブランド側からお借りした製品を使用していますが、広告記事ではありませんので率直に感想をお伝えいたします!
またGoogle Pixel Watch 2の使用レビュー、Apple Watch Series 9の使用レビューは別の記事がありますので、本記事の末尾にリンクを掲載しておきます。
レビューするモデルはこちら!
Google Pixel Watch 2

¥51,800(Bluetooth/Wi-Fiモデル)
Apple Watch Series 9

¥64800(45mm・シルバーケース・GPSモデル)
主要な搭載機能を比較
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まずは両モデルが、スマートウォッチの一般的な機能をどれくらい搭載しているかをチェックしてみます(編集部調べのデータです)。
緑色の部分が搭載されている機能になります。
見ての通り、どちらのモデルも一般的なスマートウォッチに搭載されている機能はほぼ全て搭載しています。
・Suicaを含めて複数の決済機能に対応していること
・マイク&スピーカーを搭載していて、音声入力(Apple WatchはSiri、Pixel WatchはGoogleアシスタント)を利用できること
・App Store、Google Playのストアを通じてスマホのように多くのアプリを追加できること
などは高性能モデルの証といえます。
そのほか気圧・高度計やコンパス、皮膚温センサー、GPS等の位置測位システムなども搭載していて、センサー類を見ても非常に高性能なモデルだと分かります。
この表では最大酸素摂取量(Vo2MAX)の計測がPixel Watchの純正アプリではできない……という点のみが違いですが、より細かく見ていくと両モデルには色々な違いがあるので、以下でレポートしていきます。
価格について
最安のモデルはPixel Watchが51,800円(Bluetooth/Wi-Fiモデル)、Apple Watchの通常シリーズは59,800円(41mm、GPSモデル、アルミニウムケースの場合)と、Pixel Watchのほうが安いです。
ただApple WatchにはApple Watch SEという廉価版のモデルがあり、通常シリーズのモデルより一部の機能は劣るものの、34,800円とPixel Watchより大幅に安くなっています。
なのでApple Watch SEまで含めれば、Apple Watchのほうが安いといえます。
サイズやカラバリについて
サイズやカラーなどのバリエーションは、Apple Watchのほうが豊富です。
Pixel Watch 2のカラーバリエーションは以下の形です。
分かりやすく書くと、ケースのカラーはブラック、シルバー、ゴールドの3色があり、シルバーのみバンドのカラーが2タイプ用意されています。
・マットブラック アルミケース/ Obsidian アクティブバンド
・ポリッシュド・シルバー アルミケース/ Bay アクティブバンド
・ポリッシュド・シルバー アルミケース/ Porcelain アクティブバンド
・シャンパン・ゴールド アルミケース/ Hazel アクティブバンド
なおサイズは41mm一択のみで、ほかの選択肢はありません。
41mmというサイズは、スマートウォッチとしては小ぶり。見た目はスマートな一方で、操作性や視認性はより大画面のモデルのほうが上になります。
一方のApple Watchは、通常シリーズのサイズは41mm、45mmの2タイプがあり、SEやUltraというモデルまで含めれば、40mm、44mm、49mmというサイズもあります。
またケースの素材もアルミニウム、ステンレス、チタンと複数のものを選択可能で、カラーもシルバー系、ブラック系を中心に、女性にも似合うカラーが複数用意されています。
そして購入時に選べるバンドも、Pixel Watchはアクティブバンドと呼ばれるゴム系のバンドのみですが、Apple Watchはそれに加えて繊維素材のバンド、金属素材のバンド、革製のバンドなどがあり、カラーも非常に多くのバリエーションがあります。
Amazonなどの通販サイトや家電量販店でも、Apple以外のブランドが手掛けた替えバンドが多数販売されているので、交換できるバンドの種類も含めて、Apple Watchには非常に多くのバリエーションがあり、きせかえも自在な点が魅力と言えます。
甲乙つけがたく、どちらも優れている機能
視認性や操作性について
上に記したようにApple Watchはサイズが大きいモデルがあり、サイズが大きいモデルは操作性も視認性も良くなります。
では、Apple Watchの41mmとPixel Watchの41mmを比較した場合はどうか……というと、五分五分といえるでしょう。
画面の右側面に、回転で操作が可能なデジタルクラウンと、もう一つのボタンを備えているのは両モデルとも同じ。
ディスプレイはどちらのモデルも非常に高精細で、見づらい部分は特にありません。
ウォッチフェイス(時計のトップ画面)から自分の設定したアプリに一発でアクセスできる機能なども両モデルとも備えています。
Pixel Watchは画面がラウンド型(円形)で、Apple Watchはスクエア型(四角形)と形状が違うので、好みは分かれるでしょうが、見やすさや操作のしやすさは両モデルともハイレベルです。
Apple Watchが優位な機能
健康系の機能
健康系の機能、運動系の機能は両モデルとも充実していますが、Apple Watchのほうが分がある部分もあります。
血中酸素濃度の測定に関しては、Pixel Watchは睡眠計測の測定結果などには表示されているものの、単独で表示される部分が見当たらないのも少し気になりました(このあたりは追って調査します)。

ではApple Watchのほうが優れているポイントをチェックしていきます。
Pixel Watchにない機能で、Apple Watchにある機能の代表格といえば、心電図の機能。
測定結果は洞調律、心房細動、低心拍数、高心拍数、判定不能のいずれかに分類されます。
心房細動という一種の異常を実際に判定された人は多く、その結果として病院にかかって助かった……という報告も寄せられています。
このApple Watchの心電図機能を利用したクリニックの外来も日本であり、その精度はかなり信頼性がおけるといえるでしょう。
なおPixel Watchにもスペック上では「心電図アプリに対応する多目的電気センサー」が搭載されてはいますが、日本では認可の関係で使えない状況。
【あわせて読みたい】
Apple Watchの心電図アプリの使い方&見方を徹底解説!
Apple Watchで「不規則な心拍」の通知→検査でも異常アリ! 「Apple Watchスゲー」の声
対応するアプリが多い

Google Pixel WatchはAndroid系列のアプリ、Apple WatchはiPhone(iOS)系のアプリで、それぞれスマートウォッチに対応したアプリを利用できます。
その拡張性は両者とも高いのですが、Apple Watchのほうが対応するアプリが多く、便利なアプリも多い印象があります。
日本ではiPhoneの勢力が強いこともあり、国産のアプリでもApple Watchには対応しているけどGalaxy Watch(Android系のWear OS)には非対応というアプリも多いです。
この点はApple Watchの優位性といえるでしょう。
キャッシュレス決済(電子マネー)の対応ブランドが多い

Google Pixel WatchがSuicaやクレジットカード(VISAとMastercard)のタッチ決済に加え、「iD」「QUICPay」に対応したことは大ニュースですが、キャッシュレス決済(電子マネー)が便利なモデルといえば、やはりApple Watch。
ザザッと上げるだけでも、以下の決済方法に対応しています。
●交通系ICカード
・Suica(登録方法や使い方はこちらをクリック!)
・PASMO(登録方法や使い方はこちら!)
・ICOCA(登録方法や使い方はこちら!)
●そのほか、クレジットカードと連携した決済
・iD(登録方法や使い方はこちら!)
・QUICKPay(登録方法や使い方はこちら!)
・Tマネー
・LINE Pay(登録方法や使い方はこちら!)
・メルペイ
・WAON
・nanaco(登録方法や使い方はこちら!)
●QRコード、バーコード決済
・PayPay(登録方法や使い方はこちら!)
・au PAY
一方で、Wear OS陣営は、Google Pixel WatchやGalaxy WatchがSuica対応で登場し、今年からiD、QUICPayに対応したことがニュースになった程度で、まだまだ発展途上の段階です。
決済手段の多様さについては、まだまだApple Watchが勝っています。
換えバンドやケースのバリエーションの豊富さ

Apple Watchは購入時に選べるApple純正のバンドのバリエーションが非常に多いです。
そして、圧倒的なシェアの高さを誇るため、Apple以外のブランドが発売するサードパーティ製(他社製)の替えバンドもメチャクチャ多いです。
このあたりは「スマホのケース売場でiPhoneケースの種類がメチャクチャ多い」というのと事情は一緒です。
上記の写真はG-SHOCKに見せかけて、G-SHOCK風のケース一体型バンドをまとったApple Watchなのですが、こんなカッコいいバンドもあります。
高級時計風の見た目に変身できるものもありますし、ダイソーで100円で購入できるバンドもあります。
Galaxy Watchシリーズも替えバンドは多い方ですが、やはりApple Watchには負けるため、この点はApple Watchの優位性といえるでしょう。
あわせて読みたい:この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました
バッテリーの持続時間
Apple Watchの通常モデルのバッテリーの持続時間は最大18時間で、低電力モードにすると36時間持続します。
一方のPixel Watch 2は「常に表示状態のディスプレイで 24 時間使用可能」というのが公式の表記です。
この数字だけ見ると、普通に使う分にはPixel Watch 2のほうがバッテリーの持続時間は長そうに見えますが、実際はそうではありません。
詳しくはPixel Watch 2のレビュー記事に記載していますが、Pixel Watch 2は夜に充電して睡眠計測も行ったうえで使うと、24時間持たずにバッテリーが切れそうになることが多々ありました。
特に100%まで充電できず、80%くらいで充電を終えてしまったときは、バッテリー切れが多く起こる印象でした。
一方のApple Watchは、持続時間は18時間という表記ですが、夜に充電すると翌日の夜までしっかりバッテリーが持つことが多いです(数年使ってバッテリーが劣化してくると、途中で落ちてしまうこともあります)。
100%まで充電できなくても、80%程度まで充電をできていればバッテリーが持つことが多く、「最大18時間」という表記は控えめな見積もりなのかな…という印象です。
スマートウォッチの世界では、ブランド公式の「バッテリー持続時間」よりも実際の持続時間は少ない……ということは結構あるので、Apple Watchのようなケースは珍しいです。
運動系の機能
ランニング等の運動能力の指標である最大酸素摂取量(Vo2MAX)はApple Watchは計測できますが、Pixel Watchの純正アプリでは計測できず。
また運動中の時計本体で見られる指標の充実度・見やすさや、運動終了後に見られるデータの詳細さもApple Watchが上といえます。
Google Pixel Watchが優位な機能
着用時のストレスのなさ
では、着用しているときの腕へのストレスのなさはどちらが上かというと、筆者はPixel Watchのほうが快適に感じました。
ケース単体の重量は31g程度と同じです(Apple WatchはSeries 9の41mmモデルの場合の重量)。
一方で、上述のようにPixel Watchは画面がラウンド型(円形)で、Apple Watchはスクエア型(四角形)と形状が異なり、この違いで腕へのストレスが変わってきます。
Apple Watchは4つの角に角があり、デジタルクラウンの出っ張りも右上部分にあるので、手首の出っ張った骨に当たったり、服に引っかかったりすることは増える印象です。
一方のPixel Watchは全体の形状が円形で、ディスプレイも局面を描いているため、服を着たときの腕へのひっかかりも少なめ。
デジタルクラウンの位置も、手首の骨に当たらない位置にあります。
Pixel Watchの「小ささ」に不満を覚える人もいるかもしれませんが、この着用時のストレスのなさはPixel Watchのメリットといえるでしょう。
ウォッチフェイスの種類が多い

Apple Watchの弱点と言えるポイントの一つがウォッチフェイス。
Apple WatchではApple公式が認めるウォッチフェイス以外は基本的に使用できないからです(いろいろ工夫すれば使えますが使い勝手が悪いです)。
一方でGalaxy Watchシリーズを含むWear OSのスマートウォッチは、アプリストアでWatchののアプリを追加すれば、そこで公式以外の無数のウォッチフェイスをダウンロード可能です。
有料のものも無料のものも膨大なバリエーションがあり、自分でウォッチフェイスを作ることすら可能です。
この点はGalaxy Watchシリーズを含むWear OSのスマートウォッチの優位性と言えるでしょう。
女性にも男性にも似合うポップなデザイン

Apple Watchがスクエア型の近未来的なスマートウォッチなのに対し、Galaxy Watch6はクラシカルな円形ケースのスマートウォッチ。
「腕時計らしい美しさ」ではApple WatchよりGalaxy Watchのほうが上といえるでしょう。

ディスプレイはフラットで、バンドにつながる接続部分は、なめらかな曲面でシームレスに処理。
腕時計の形から余分な要素を取り除いた、非常に美しいデザインになっています。
またGalaxy Watch6にはApple Watchのデジタルクラウンのような大きく出っ張ったボタンはありません。
そのぶんフォルムがスタイリッシュで、なおかつ「手首の出っ張った骨部分に時計が当たる」といった不快感もありません(Apple Watch Ultraなどはこれがあったりします)。
スタイリッシュさと快適さが一体となった、スリムでスマートなフォルムになっています。
Androidスマホで使える

Apple Watchの最大の弱点は「iPhone以外でのスマートフォンでは使えない」という点にあります。
そのため「高性能なスマートウォッチが欲しいなぁ。じゃあApple Watchを買おうか」と思っても、スマホがAndroidの場合はApple Watchは使えないわけです。
一方でGalaxy Watch6は、Samsung社せいのスマートフォンだけでなく、Androidスマートフォンで使用可能。
そのため「Androidスマートフォンを使っていて、オールラウンドな機能を持った高性能なスマートウォッチが欲しい」となった場合は、Galaxy Watchは非常にオススメといえます。
どちらも優秀な機能

……と色々な点を比較してきましたが、「どちらも甲乙つけがたく凄いな!」という機能もやはり多いです。
・高精細で非常に美しいディスプレイ表示
・ウォッチフェイス上に複数のアプリや指標を表示可能で、ワンタップでジャンプが可能
・SiriやGoogleアシスタントの音声入力が便利
・LINEの閲覧のみならず、返信まで行える
・事故などの際に通報をしてくれる転倒検出機能がある
・高速充電の機能がある
などなどは、両モデルに共通する素晴らしさです。
上で「Apple Watchの方が優れている」「Galaxy Watch6のほうが優れている」と書いたポイントも、「比較したら勝っている」と筆者が感じただけで、どちらも非常にハイレベルな機能を持っていることは間違いありません。
一方で両モデルに共通する課題は、バッテリーの持ち具合でしょうか(どちらも機能をフルに使うと1日程度でバッテリーが切れます)。
ただ、そのバッテリーの短さは、高精細な画面を常時表示可能で、さまざまな健康指標を常時計測できることの裏返し。
バッテリーが1週間や2週間持続するスマートウォッチもありますが、そうしたスマートウォッチと比べてこの2モデルは非常に優れた機能を持っていることは間違いありません。
どちらのモデルも高性能なスマートウォッチを探している人には非常にオススメです!
なおGalaxy Watchに関連するレビュー記事は以下の「あわせて読みたい」からぜひチェックを!
ここから使用レビュー

コチラのようなパッケージに入っていました。
右下にwith Fitbitの文字が入っていますが、FitbitはGoogle傘下の健康機能に非常に強いアメリカのスマートウォッチブランド。
今回のモデルは、その最新の心拍数測定機能や、ストレスマネジメントの機能など、最先端の健康管理機能を搭載しています。
同梱品は以下になります。
・アクティブ バンド(S / L サイズ)
・USB-C 高速充電ケーブル
・クイック スタートガイド

バンドは片側だけSサイズ、L サイズの2つを用意。
手首の長さに合わせて付け替えられる形ですね。
充電速度とバッテリーの持ち具合は?

USB-C 高速充電ケーブルは本モデル専用のもので、電源側の端子はType-Cです。
充電速度は30 分で 50% まで、43 分で 80% まで、75 分で 100% まで充電可能となっています。
ここでバッテリーの持ち具合について確認しておくと、ブランド公式のデータでは「常に表示状態のディスプレイで 24 時間使用可能」となっており、前モデルからの改善が謳われています。

筆者は睡眠計測も行うので、夜の21時ごろに充電をしていますが、実際にフル充電をした場合はギリギリ24時間持つ感じでした。
一方で、充電時間が短くて80%程度までしか充電できないと、18時や19時ごろにバッテリー残量がほぼ切れてしまう日も。
バッテリーの減り具合はワークアウトをどの程度行うかでも変わってくると思いますが、基本的には「毎日充電が必要なモデルで、1日ギリギリ持つか持たないかくらい」と考えておいたほうがいいでしょう。
また、「手首を傾けて画面をオン」をオフにしてバッテリーを節約できる「おやすみ時間モード」も設定可能ですが、このモードを使う時間をスケジュール設定できる機能もあればいいなと感じました。
見た目をチェック

ケースは41mmのラウンド型。
側面部までなだらかな曲面を描いていて、コロンと丸いフォルムが特徴です。
破損などが心配になる方もいるかと思いますが、ディスプレイ部にはカスタム3D Corning® Gorilla® Glass 5を採用しており、強度も非常に高いと言えます。

なおディスプレイより下の部分は100% リサイクルアルミニウムを使用。
アルミは金属の中でも軽い素材で、Apple Watchでも採用しているモデルがあります。
マットな質感で高級感もしっかりあるケースといえますね。
重量はケースのみだと31gとかなり軽めです。

小さめサイズのケースは見やすくスタイリッシュ
320 ppi AMOLED ディスプレイ(DCI-P3 カラー)という高精細なディスプレイを搭載しており、画面は非常に発色がよく、文字も見やすいです。
ただケースサイズ41mmはApple Watchの小さめサイズと一緒。
45mmのApple Watch(写真右)と比較すると、やはり小さめに感じます。

この点、画面の大きさを優先する人には物足りなさがあるかもしれないです。
ただ、小さくて見づらいとか操作しづらいということはないですし、コンパクトなぶん腕への収まりはよく、男性でも女性でもスタイリッシュに着こなせます。

右側面部にはApple Watchのデジタルクラウンと同様のリュウズがあり、回転することで画面操作が可能な点もApple Watchと同じ。
加えて、その上にもケースから少し出っ張ったボタンがあります。
バンドの肌触りは◎

バンドはフトタッチコーティング加工フルオロエラストマーという素材。
安物のシリコンよりも高品質なゴム製のバンドと考えればいいでしょう。
非常にサラッとした手触りで、マットな質感にも高級感があります。
基本操作を確認

ウォッチフェイスから上下左右のスワイプでスマホの通知、各種設定、「タイル」と呼ばれる自分で設定できる機能を呼び出せるのは一般的なスマートウォッチと同じ。
タイルは不要なものの削除や並び替えが可能で、カスタム性が高く、なおかつ非常に見やすく使いやすいです。
天気やタイマー、スマホの音楽再生など、よく使う機能を手前から並べておくとよいでしょう。

ウォッチフェイスからリュウズを押すとアプリ一覧を呼び出すことができ、各種操作中に押すとウォッチフェイスに戻ります。
右上のサイドボタンは最近使ったアプリを一覧で呼び出すボタンで、素早く2回押すと一番最近のアプリの画面に戻ります。
長押しすることでGoogleアシスタントを呼び出せるのも便利です。
そしてリュウズを素早く2回押すとウォレットの画面になり、Suicaや登録した決済手段が表示されます。
ウォッチフェイスはカスタム性が高い!

ウォッチフェイスは画面の長押しで変更可能。
アナログのもの、デジタルのものともバリエーションが豊富で、Googleらしく遊び心のある、ポップな見た目の印象のものが多い印象です。
写真を使ったウォッチフェイスも使用可能です。

そのほかGoogle Playストアでウォッチフェイスのアプリをダウンロードすれば、バリエーションは無限大に増えます。

デフォルトで用意されているウォッチフェイスは、色や表示項目のカスタム性も非常に高い点が魅力。
歩数や天気などの情報から、各種アプリのアイコンまで表示可能で、タップすると詳細なデータにジャンプすることもできます。

このあたりの機能の呼び出しやすさやカスタム性の高さは、5万円超えの高性能モデルならではといえるでしょう。
日常の機能をチェック

スマートウォッチの機能を「日常生活や仕事中に使う機能」「健康管理の機能」「運動を記録する機能」に分けるとしたら、Google Pixel Watch 2で最も充実しているのは「日常生活や仕事中に使う機能」です。
中でも充実しているのは決済手段です。
Suicaほか複数の決済手段に対応
SuicaはGoogleウォレットを通じて簡単に新規のカードを発行可能。
Google Payに登録したクレジットカードの「iD」や「QUICPay」、VisaやMastercardのタッチ決済の機能も利用できます。


どんな決済手段を登録できるかは、ご自身の使用しているクレジットカードによって変わってきますが、筆者はQUICPayやVisaのタッチ決済が使用可能でした。
これだけ決済手段が色々あれば、コンビニを中心としたチェーン店や自販機での買い物にも幅広く対応できます。
LINEもGmailも内容を見れて返信もできる!

スマホの通知はLINEは内容も確認可能で、スタンプでの返信や簡易的なメッセージの返信も可能。
Gmailも内容まで読めるうえ返信もできて、これが腕元でできるのは便利です。
Googleのアプリも便利に使えます!

そしてGoogleアシスタントの音声入力は反応も早くて軽快。
天気のチェックやタイマーをかけるときなどに便利に使えます。
またGoogleカレンダーの予定はタイルに大きく表示できるほか、直近の予定を常時表示できるウォッチフェイスもあります。

スマホの音楽操作はYouTube MusicでもSpotifyでも対応。どちらもタイルにも表示可能でスマートウォッチ内にデータも保存可能と、使いやすでしょう。
このあたりは自由にアプリを追加できる高性能スマートウォッチの強みです。
ほかGoogle関係のアプリだとGoogleマップも使うことはできますが、スマホの道案内の補助的な役割なので、個人的にはあまり使わない機能かなと思いました。
転倒検出や緊急SOS といった以前のモデルからある安全確認の機能も引き続き搭載されています。
健康の機能をチェック

健康関連の計測機能については、高性能モデルのため手元でも見られるデータは非常に多いです。
心拍数はリアルタイムのデータがグラフで表示。
タップするとさらに細かいデータも閲覧可能です。
睡眠のデータも手元でも睡眠ステージのグラフまで見ることができます。

画面も高精細なので、これなら手元でササッと確認するだけでも色々なことが分かりますね。
なお心拍数と睡眠データはタイルに表示可能ですが、血中酸素濃度は表示できず。
心電図も項目はありますが日本では非対応となっています。
スマホで見られるデータは非常に充実!

健康データについてはスマホではFitbitのアプリから詳細を確認できます。
睡眠計測はデータが非常に充実しており、血中酸素濃度の変動もグラフで表示してくれます。

なお就寝中の心拍数や、寝返りの回数などをチェックするには、Fitbit Premiumへの登録が必要。
月640円の費用がかかりますが、6ヶ月間は無料で利用できるので、お試し感覚で使ってみてもいいでしょう。
ザッと睡眠状態をチェックしたいだけの人なら、Premium会員にならなくても十分に使えるはずです。
そのほかアプリ上では睡眠時の呼吸数や心拍変動、皮膚温、安静時の心拍数などを確認可能となっています。
血中酸素濃度については夜間の平均数値が表示されているのは確認できましたが、詳細なデータはそれ以上は見られず。
この血中酸素濃度の表示を除けば、健康管理の機能は総じてハイレベルでした。
運動の機能をチェック

そして運動の計測はランニング、ウォーキング、サイクリングなどのほか、水泳にも対応し、ほか何十種類も運動に対応。
ランニング、サイクリングなど7 つの一般的なワークアウトについては自動検出も可能で、ワークアウトの開始および停止のリマインダーを表示してくれます。
計測中は上記写真のように画面にリアルタイムの心拍数や平均ペースなどのほか、現在の心拍ゾーンも表示。
スワイプをすると消費カロリーなどもチェック可能で、一通りの運動データは手元で確認できるモデルといえるでしょう。

スマホのFitbitのアプリでは、詳細な計測結果も見ることができます。
ここでは軽くランニングをしたときの計測結果を紹介します。
位置測位システムはGPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、Quasi-Zenith Satelliteに対応。
記録された軌跡は概ね正確で、おなじみのGoogleマップ上にルートを記録してくれます。

そのほか心拍数の変動や標高の変化、心拍ゾーンごとの割合などは見やすいグラフで表示してくれます。
一方でランニングの能力の一つの指標となる、最大酸素摂取量(Vo2MAX)の計測機能は純正アプリでは確認できませんでした。
このあたりは運動機能に特化したスマートウォッチや、Apple Watch等には劣る印象です。

ただStravaやadidasのランニングアプリなどは追加可能となっています。
本気で運動をしている人には少し物足りない部分もあるかもしれませんが、スマートウォッチ着用を機に運動習慣を作りたい……という人には十分に楽しめるモデルといえます。
Android向けスマートウォッチ随一の多機能さ!

しばらく使ってみた感想としては、やはりあらゆる機能がハイレベルだなということ。
特に支払い決済や天気やカレンダーの確認、メールやLINEのチェックと返信など、日常の機能がメチャクチャ充実していると感じました。
健康系の機能もスマートウォッチの画面上で様々なデータが見ることができ、このあたりは高性能モデルならではだと感じました。

ちなみに前モデルからの主な進化は以下のような点。
バッテリーの持ちがやや改善された以外は、微細な変化といえます。
・継続的な皮膚電気活動の検知を行うための電気センサーの搭載
・推定睡眠時皮膚温センサーの搭載
・Fitbit によるストレスのモニタリングが可能に
・心拍ゾーンを使ったトレーニングが可能に
・バッテリーの持ち具合がやや改善
ケースサイズが41mm一択というのは、大画面モデルが欲しい男性には少し不安かもしれませんが、男性の筆者が付けても特に見にくい・使いづらいと感じることもありませんでした。
一方で弱点と言えるのは、今回もバッテリーの持ち具合。
前モデルよりは多少改善されましたが、「1日18時間」と謳うApple Watch以上にバッテリー切れが早い印象で、毎日充電する場合もフル充電に近い充電を心がける必要がありそうです。
ただし、Android向けのスマートウォッチでここまでオールラウンドに高性能で、なおかつ使いやすいモデルは、Galaxy WatchやHUAWEIの一部モデルしかありません。
Androidユーザーで高性能モデルを求めている人には、購入候補としてオススメしたいモデルです。
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者8000人程度)でも各種レビューを行っています!

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