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新しいApple Watchに買い替えたあと、それまで使っていた1台が引き出しに眠っている。そんな状態になっている方は少なくないと思います。
Appleには「Apple Trade In」という下取りの仕組みがあり、使わなくなったApple Watchを新しいデバイスの購入代金に充てられます。金額が付かない場合でも、無料で引き取ってリサイクルしてもらえます。ここでは、はじめて使う方向けに仕組みから手順まで整理しました。
Apple Trade Inとはどんな仕組みか
Apple Trade Inは、いま使っているデバイスをAppleに引き渡すかわりに、新しいデバイスの購入価格から下取り額分を割り引いてもらえるプログラムです。オンライン(apple.com)でも、Apple Storeの店頭でも利用できます。
ポイントは、受け取り方が2種類あることです。
・新しいデバイスを買うときに、その購入価格から下取り額分を割り引く
・いますぐ買う予定がない場合は、下取り額分をApple Gift Cardで受け取り、好きなときに使う
「新しいApple Watchはもう少し先でいいけれど、古い1台は今のうちに手放したい」という場合でも、ギフトカードで受け取っておけば無駄になりません。中古やリユースへの抵抗感がこの7年でどう変わったかは、リユース意識の調査データにも表れています。
下取り額が付かないデバイスやアクセサリでも、Appleが無料で引き取ってリサイクルしてくれます。バッテリー、ケーブル、ケース、モニタ、パッケージなども対象です。
Apple Watchの下取り額はいくらか

2026年8月8日時点で、Apple公式サイトに掲載されているApple Watchの下取り額は次のとおりです。
| 今お使いのデバイス | 最大下取り額 |
|---|---|
| Apple Watch Ultra 2 | 最大48,000円 |
| Apple Watch Ultra | 最大32,000円 |
| Apple Watch Series 10 | 最大27,000円 |
| Apple Watch Series 9 | 最大21,000円 |
| Apple Watch Series 8 | 最大13,000円 |
| Apple Watch Series 7 | 最大9,000円 |
| Apple Watch SE(第2世代) | 最大9,000円 |
| Apple Watch Series 6 | 最大5,000円 |
ここに並ぶのは「最大」の金額です。実際の下取り額は、状態・製造年・モデル・そのデバイスが最初に販売された国や地域によって変わります。傷や画面の状態、動作の可否などが査定に影響します。なおこの金額は2026年8月に引き上げられたばかりで、変更の内容はAppleが下取り額を引き上げ、日本でもで詳しく取り上げています。
下取りの手順は3ステップ
オンラインで下取りに出す場合の流れは、Appleの説明によれば次の3段階です。
・ステップ1:下取り額を確認する。新しいApple製品を選び、下取りに出すデバイスを追加して注文手続きを行う
・ステップ2:デバイスを下取りに出す準備をする。バックアップの方法と準備手順を記した確認用Eメールが届く
・ステップ3:デバイスを送る。宅配業者を使った返送方法も確認用Eメールで案内される
正確な下取り額を確認するにはシリアル番号が必要です。Apple Watch本体の「設定」から「一般」を選び、「情報」で確認できます。
オンラインと店頭、どちらがいいか

Apple Trade Inはapple.comとすべてのApple直営店で利用できます。オンラインで下取り額を調べてから、デバイスをApple Storeに持ち込むこともできます。
店頭ではスペシャリストがその場でデバイスを検査し、正確な下取り額を伝えてくれます。そのため、状態が申告した情報と一致しない場合、店頭の金額がオンラインの見積もりと異なることがあります。逆に言えば、その場で金額が確定するのが店頭の利点です。
店頭に持ち込む場合、事前にやっておくことはiCloudへのバックアップだけです。オンラインの場合は、Appleが案内する手順に沿って準備します。
下取りに出す前にやっておくこと
Apple Watchを手放す前に必要な準備は次のとおりです。
・iCloudにバックアップを取る
・「探す」をオフにする(「設定」→「iCloud」→サインイン→「探す」をオフ)
・個人データを消去する
手元にデバイスがない場合でも、iCloud経由で「探す」をオフにできます。「探す」がオンのままだと下取りの手続きが進まないので、ここは必ず確認しておきたいところです。Suicaを使っている場合は、機種変更・買い替え時のSuica移行手順も先に済ませておく必要があります。
なお、下取り額を満額受け取るために付属品を送る必要はありません。ただしパッケージ、充電器、ケーブル、ケース、Apple Watchバンドを一緒に送れば、Appleが責任を持ってリサイクルしてくれます。下取りをキャンセルした場合、パッケージやアクセサリは返却されない点には注意が必要です。
期限と、お金が戻るタイミング

時間まわりの条件は、知らないと焦る部分です。
・下取り額は、新しいデバイスを受け取ってから14日間有効
・下取りに出すデバイスは、その14日以内にAppleのパートナー会社へ到着する必要がある
・オンラインの下取りのプロセス全体は、通常2〜3週間程度
・返金処理には3〜5営業日かかる場合がある
返金のされ方は支払い方法によって変わります。一括払いの場合は、パートナー会社がデバイスを受け取って状態を検査したあと、支払いに使った方法へ返金されます。分割払いの場合は、月々の支払い額に下取り額分の割引が適用されます。
下取り額が新しいデバイスの価格を上回る場合は、差額分のApple Gift CardがEメールで送られてきます。
見積もりより下がったときはどうなるか
申告した状態と実際の状態が一致しない場合、Appleから変更後の下取り額が通知されます。このとき選べる道は2つです。
・承諾する:下取りの手続きが再開される。分割払いですでに割引を受けている場合は差額が請求され、一括払いの場合は変更後の金額が返金される
・拒否する:下取りはキャンセルされ、デバイスが返却される
逆に、変更後の金額が最初の見積もりを上回る場合は、自動的に増額されます。
キャンセルについては、持ち込む前・発送する前なら、そのまま出さずにいるだけで自動的にキャンセルされます。ただし発送してしまったあとはキャンセルできません(金額が下がった通知を拒否することはできます)。
覚えておきたい細かい条件
・下取り額の適用には新しいデバイスの購入が条件(購入しない場合はギフトカードでの受け取り)
・成年年齢に達している人が対象で、有効な身分証明書の提示が必要
・一部のデバイスは下取りの対象外
・店舗によって下取りを利用できない場合や、店頭とオンラインで条件が異なる場合がある
・Appleによる刻印は下取り額に影響しないが、他社による刻印は影響する場合がある
・下取り額が新しいデバイスの価格に近いと、分割払いを選べないことがある(一括払いなら手続きを進められる)
日本のApple Trade Inプログラムは、Likewize Japan、Alchemy Telco Solutions Japan、ファーイーストセルラーの3社によって提供・運営されています。見積もりに必要なシリアル番号のほか、手元のApple Watchが何シリーズかを先に確認しておくとスムーズです。
まとめ
Apple Trade Inは、使わなくなったApple Watchを新しいデバイスの購入代金に充てられる仕組みです。金額が付かなくても無料でリサイクルできるので、引き出しで眠らせておくより選択肢としては素直です。
押さえるべきポイントは3つ。掲載額はあくまで最大の見積もりであること、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に発送する必要があること、そして発送後はキャンセルできないこと。この3つを頭に入れておけば、大きく困ることはありません。
正確な金額はシリアル番号を入れて調べるのが確実です。買い替えを考え始めたタイミングで、まず見積もりだけ取ってみるとよさそうです。
Source: Apple Trade In(日本)
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