Garminのスマートリングは10サイズ展開になるのか? ブラジルの認証に型番10種、中国でも4種が登録【海外リーク】

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暗い背景に置かれたGarminのGPSランニングウォッチ

Garmin(ガーミン)初のスマートリングではないかと言われている「CIRQA Smart Ring」について、8月に見つかった認証登録に続く新しい情報が出てきました。今度はブラジルです。同じ日に、よく似た型番のGarmin製品が10種類まとめて認証を通っていました。

10という数は、腕時計にしては多すぎます。ところが指輪だと考えると、急に自然な数字になります。海外では「これはサイズ違いではないか」という見方が広がっています。

ただし今回もGarminからの公式発表はありません。分かっているのは認証データベースに何が登録されたかだけで、価格も外観も発売時期も出ていません。何がどこまで確認できていて、どこからが推測なのかを順番に整理します。

※この記事のトップ画像は、Garminの既存製品を写したフリー素材です。CIRQA Smart Ringの外観は公開されていないため、記事中の画像はすべてイメージになります。

ブラジルの認証に「05124」系が10種類、すべて同じ日に登録

今回の情報源は、ブラジルの電気通信規制機関ANATEL(アナテル)の認証データベースです。海外メディアのGadgets & Wearablesによると、Garminの型番10種類がひとつの認証の下にまとめて登録されていました。しかも、10種類すべてが同じ日に登録されています。

登録されていた型番は次のとおりです。

並び 型番
1〜9 A05124/B05124/C05124/D05124/E05124/F05124/G05124/H05124/I05124
10 AA5124

頭文字がAからIまで順に並び、最後にAA5124が加わる形です。数字部分の「5124」は全部そろっています。同じ設計の製品を、少しずつ違う仕様で複数まとめて認証にかけたときに出る、典型的な並び方です。

認証データベースからGarminの未発表機が先に見つかるのは、これが初めてではありません。8月末にはインドネシアの認証に「A05197」という未発表のアウトドア製品が登録され、Enduro 4ではないかと騒がれたばかりです。

中国でも9月1日に4機種、申請したのは台湾法人

同じ型番のグループは、中国の認証にも出ていました。2026年9月1日に、C05124・E05124・G05124・H05124の4機種が登録されています。申請したのはGarminの台湾法人で、それぞれ「Bluetooth機器」とだけ書かれていました。

中国で4機種、そのあとブラジルで10機種。短い期間に複数の国で同じ型番グループが動いているという事実は、単発の登録よりもずっと重みがあります。1か国だけなら試験的な申請の可能性も残りますが、販売地域をまたいで手続きが進んでいるということは、量産と出荷を見据えた段階に入っている可能性が高くなります。

なぜ「10=サイズ違い」と見られているのか

10種類という数から真っ先に浮かぶのは、色違いです。ただ、色だけの違いなら電波の出方は同じなので、認証をわざわざ分ける必要はあまりありません。腕時計として考えても、ケースサイズが2〜3種類、色が数種類というのが普通で、10種類の型番を一度に取る理由が見当たりません。

ところが指輪だと話が変わります。リングにはベルトがないので、サイズの数だけ物理的に違う製品を作らなければなりません。時計なら手首の太さの違いはバンドの穴で吸収できますが、指輪はそうはいきません。既存のスマートリングがどれも多サイズ展開になっているのは、そのためです。

海外メディアによれば、現行のOura Ring 5はサイズ6から13までの8サイズ、その前のOura Ring 4はサイズ4から15までの12サイズを用意していたとされています。Oura Ring 5は2026年5月に日本の公式サイトでも発表され、65,800円から販売されています。10という数字は、この幅のちょうど真ん中あたりに収まります。

もっとも、Garminが「これはサイズ違いです」と言ったわけではありません。10種類が何の違いを表しているのかは、現時点では誰にも分かりません。

8月のインドネシア登録と「AA5124」がつながった

手首にウェアラブル端末を着けたままベッドで眠っている人のイメージ。寝ている間の計測を指輪型に任せられるかどうかが、スマートリングを選ぶときの分かれ目になる

今回の10機種のうち、意味が大きく変わったのがAA5124です。

8月12日、インドネシアの認証データベースに「CIRQA SMART RING」という名前のGarmin製品が一時的に掲載され、その後まもなく見えなくなりました。この登録がGarmin初のスマートリングではないかと話題になったのが、今回の話の出発点です。

そのとき、同じ場所にもう1件、AA5124という型番のGarminのフィットネス製品が並んで登録されていました。当時は2つを結びつける材料がなく、別の製品かもしれないという扱いでした。

そこへ今回、AA5124がブラジルの「05124」グループの一員として出てきました。スマートリングの隣にあった型番が、10種類まとめて認証された同じ家族の中にいたことになります。これで、8月の登録と今回の登録が同じ製品を指している可能性がかなり高くなりました。

それでも分かっていないことのほうが多い

ここまでは「登録があった」という事実の話です。肝心の中身については、認証書類からはほとんど何も読み取れません。

項目 現時点の状況
製品名 CIRQA Smart Ring(8月のインドネシア登録での表記)
型番 A05124〜I05124、AA5124の計10種類
登録先 ブラジルANATEL(10種)/中国(4種・9月1日)/インドネシア(8月12日・現在は非掲載)
10種類の意味 サイズ違いと見られているが、Garminの説明はない
価格 不明
外観・画像 公開されていない
センサー構成 不明
バッテリー持ち 不明
Garmin Connect連携 不明。単体で使う製品なのかも分かっていない
発売時期 未定。Garminからの公式発表なし

特に気になるのは、いちばん下から2番目です。Garminのスマートウォッチをすでに使っている人にとって、リングのデータがGarmin Connectの中で今までのトレーニング記録と地続きになるのかどうかは、買うかどうかを分ける大きな条件になります。ところが、そこがまったく読み取れません。

また、認証を通ったからといって必ず発売されるわけではない、という点も押さえておく必要があります。Garminには、認証データベースに登録されたあと大きく仕様が変わったり、そのまま表に出てこなかったりした製品が過去にあります。今回も強い手がかりではありますが、決定打ではありません。

発売時期はいつごろになりそうか

認証の取得から発売までは、一般に1〜3か月ほどと言われています。今回の登録が9月なので、その計算でいくと年内が視野に入ります。

Gadgets & Wearablesは、2026年10月から11月初めあたりを妥当な線と見ています。ホリデー商戦に間に合わせるなら、この時期が最後のタイミングだからです。もうひとつの可能性として挙げられているのが、2027年1月のCESです。新しいカテゴリーに参入するなら、大きな舞台で発表したいという判断もあり得ます。

どちらにせよ、年末までに何も出てこなければ年明け以降、という見立てになります。スマートリングの分野には資金も集まってきており、指輪の上でソフトを動かすという構想まで出てきています。Garminが動くとしても、決して早すぎるタイミングではありません。

日本で買う側にとっては「サイズ選び」が最初の関門になる

10種類がサイズ違いだとすると、日本の購入者にとって実際に効いてくるのはここです。

スマートリングは、時計と違って買ってから調整ができません。指のむくみで朝と夜でも変わりますし、利き手かどうかでも変わります。多くのメーカーはこの問題に対して、購入前に樹脂製のサイズ確認リングを送る仕組みを用意しています。Garminがこの手順をどう用意するのか、そして日本で正規に売られるときに全サイズがそろうのかは、発表を待つしかありません。

もうひとつは、装着したまま眠れるかどうかです。Garminは長く「手首のほうがセンサーも電力も余裕がある」という立場を取ってきました。実際、精度という一点ではその理屈は通ります。ただ、寝るときに着けていたいと思えるかどうかは、精度とは別の判断軸です。CIRQAというシリーズ名で手首と指の両方を用意できれば、その2つを製品側で分けられることになります。

いま何を買うかで迷っているなら、Garminのリングを待つ理由はまだ薄いと思います。発売時期も価格も出ていない以上、待ち続ける期間が読めません。日本で実際に買えるスマートリングを一覧で比較した記事を見て、いま手に入るものから選んだほうが確実です。

まとめ

今回明らかになったのは、ブラジルANATELの認証にGarminの型番10種類が同じ日にまとめて登録され、そのうち4種類は9月1日に中国でも登録されていた、という事実です。10種類のうちのAA5124は、8月にインドネシアで「CIRQA SMART RING」の隣に並んでいた型番と一致します。

指輪はベルトで調整できないぶん、時計より多くのサイズを用意する必要があります。10という数がサイズ違いだと考えれば、既存のスマートリングの展開数とも矛盾しません。ただし、Garminはこれについて何も説明していません。

価格も、センサー構成も、バッテリー持ちも、Garmin Connectとつながるのかどうかも分かっていません。それでも、8月の1件だけだった手がかりが、9月に入って複数の国に広がったことは確かです。続報が入り次第、あらためて整理してお伝えします。

現時点で買えるのは、同じCIRQAの名前を持つ画面なしバンドのほうです。

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Source: Gadgets & Wearables/記事中の画像はイメージです(出所:Unsplash)

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