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2026年9月18日に発売されたApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4で、裏ぶたのセンサーが当たる部分に赤みやヒリヒリした痛みが出たという報告が、海外の掲示板に相次いで寄せられています。米MacRumorsが10月7日(現地時間)に伝えました。
2機種は5秒ごとに心拍数を測るようになり、センサーも作り直されたため、これを原因と疑う声もありますが、はっきりしていません。
編集部でも発売日からSeries 12を着けていますが、いまのところ赤みやヒリつきは出ていません。かぶれはApple Watchに限らず、どのスマートウォッチでも、そのときの使い方や肌との相性で起こることがあります。濡れたままや汗をかいたままの装着がきっかけになることもあり、注意点はApple Watchは敏感肌・金属アレルギーでも使える? 素材・装着・お手入れの注意点まとめで紹介しています。
センサーの当たる部分に赤みとヒリつきが出ている

報告によると、症状が出ているのは時計の裏ぶたのうち、センサーが肌に触れる範囲です。焼けるような感覚と赤みを訴える声が多く、MacRumorsのフォーラムとRedditの両方に投稿があります。
しばらく着け続けるうちに治まったという人もいれば、時計の裏とバンドを掃除したら良くなったという人もいます。一方で、症状が引かずに返品したという人もいるとのことです。
5秒ごとの心拍測定と新しいセンサーを疑う声がある
Series 12とUltra 4は、前の世代から心拍センサーまわりが3か所変わりました。心電図用の電極の表面積が広がり、光を受け取るフォトダイオードは輪の形に並べ直され、緑色のLEDは大きくなっています。電極は細い線で32の区画に分かれていて、実物の見え方はApple Watch Series 12の裏ぶたは電極が32区画にで旧モデルと並べて紹介しています。
これに加えて、日中も5秒ごとに緑のLEDで心拍数を測るようになったため、測る回数が増えたことを原因と考える人もいます。ただしMacRumorsは、こうした設計の変更のどれかが問題なのかは分かっていないとしています。
気になる場合、5秒ごとの測定はiPhoneのWatchアプリの「心臓」から「連続測定」をオフにすると止められます。オフにすれば症状が治まるかどうかは確かめられていないため、試せる手段の1つとして考えておくのがよさそうです。
かぶれはApple Watch以外のスマートウォッチでも起きる
手首に密着させて長い時間着けるスマートウォッチでは、メーカーや機種を問わず、肌が赤くなったりかゆくなったりすることがあります。編集部でも、Apple Watch以外のスマートウォッチで肌が赤くなったことがありました。
きっかけになりやすいのは、手を洗ったあとやシャワーのあとに腕や時計が濡れたまま着け続けることや、運動で汗をかいたあとにそのままにしておくことです。時計の裏やバンドと肌のあいだに水分や汗がこもると、肌が蒸れて荒れやすくなります。同じ人でも、季節や運動量、その日の肌の状態によって症状が出たり出なかったりします。
着けっぱなしが肌荒れにつながる点は、Fitbitもスマートウォッチの“つけっぱなし”が肌荒れの原因に? 正しい着用と手入れ方法をFitbitが解説で注意を呼びかけています。今回の報告も、新しいセンサーが原因なのか、こうした使い方や肌との相性によるものなのかは、まだ切り分けられていません。
Appleはバンドの締め具合と汗や石けんの付着を原因に挙げている

Appleはサポートページ「Apple Watchを装着する」で、肌のかぶれについて説明しています。原因として挙げているのは、アレルギーや環境的な要因と、石けんや汗のような刺激になるものに長く触れることです。
締め具合については「バンドがきつすぎると皮膚がかぶれる可能性があり、逆にバンドが緩すぎると皮膚が擦れる可能性があります」としています。
素材については、一部のモデルにニッケルが含まれるものの量はEUの基準を下回っていて、問題になる可能性は低いとしています。ケースや一部のバンドには接着剤由来のアクリル樹脂やメタクリル樹脂がごく微量含まれますが、肌に直接触れない作りにしているとのことです。
運動のあとは時計とバンドを拭いて乾かす
Appleが勧めているのは、バンドを手首に合った締め具合にすることと、時計・バンド・肌を清潔で乾いた状態に保つことです。特にワークアウトのあとや、汗・石けん・日焼け止め・ローションが付いたときは手入れが必要だとしています。バンドの洗い方は素材ごとに違うので、Appleの「バンドの手入れに関する情報」を見ておくと安心です。シャワーや手洗いのあとは、時計の裏と手首の水分を拭き取ってから着け直すようにしましょう。
赤み・腫れ・かゆみなどが出たときは、Apple Watchを腕から外し、もう一度着ける前に医師に相談するようAppleは案内しています。
まとめ
Series 12とUltra 4のかぶれの報告は、いまのところ海外の掲示板に寄せられた一部の利用者の声で、Appleが新しいセンサーとの関係を認めたわけではありません。編集部で着けているSeries 12では症状は出ておらず、かぶれ自体はApple Watchに限らず、使い方や肌との相性で起こりうるものです。5秒ごとの心拍測定は2機種のいちばん大きな新機能なので、原因がはっきりするかどうかは今後の情報を待つ必要があります。
手首に赤みやヒリつきを感じたら、まずはバンドの締め具合と、濡れたままや汗をかいたまま着け続けていないか、時計の裏やバンドが汚れていないかを見直してみてください。それでも治まらない場合や、腫れ・かゆみがある場合は、着けるのをやめて皮膚科などで相談するのが安全です。
Source: MacRumors/Apple「Apple Watchを装着する」
画像:Smart Watch Life編集部撮影
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