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2026年9月23日、中国の小米商城でスマートウォッチ「Xiaomi Watch S5 41mm」の販売が始まりました。9月15日に予告された時点では価格も画面の仕様も公開されていませんでしたが、商品ページの掲載にあわせて、どちらも明らかになっています。
この記事では、予告の段階では分からなかった価格・カラー・画面の仕様と、透明なケースをまとった限定版について整理します。中国向けのモデルで、日本での発売は案内されていません。
価格は1,299元から 透明版だけ2,499元

中国語の見出しは「経典腕表設計 時尚百搭」で、クラシックな腕時計のデザインでどんな服にも合う、という意味です。小見出しはステンレス削り出しのリューズと、細く仕上げたラグを指しています(画像:小米(Xiaomi))
小米商城に並んだのは5種類です。ブラック・シーソルトブルー・タロパープルの3色が1,299元、セラミックホワイトが1,499元、透明版が2,499元となっています。
日本円の感覚をつかむために、1元=23.58円で換算した目安も添えます。実際の販売価格ではなく、あくまで金額の大きさを比べるための数字です。
| カラー | 価格 | 日本円の目安 |
|---|---|---|
| ブラック | 1,299元 | 約3万600円 |
| シーソルトブルー | 1,299元 | 約3万600円 |
| タロパープル | 1,299元 | 約3万600円 |
| セラミックホワイト | 1,499元 | 約3万5,300円 |
| 透明版 | 2,499元 | 約5万8,900円 |
セラミックホワイトだけ200元高いのは、名前のとおりセラミックを使っているためとみられます。外装の素材で価格を分けるのは、スマートウォッチではよくある作り分けです。
透明のケースに赤い歯車の文字盤を合わせた限定版

透明版は文字盤の上部に「LIMITED EDITION」と入っています(画像:小米(Xiaomi))
5種類のなかで見た目がはっきり違うのが、2,499元の透明版です。本体に透明のアウターケースをかぶせ、ストラップは赤いシリコン。文字盤も赤い歯車をあしらったスケルトン調で、上部に「LIMITED EDITION」と表示されます。
ほかの4色が落ち着いたドレスウォッチ寄りの見た目なのに対して、透明版だけは機械式時計の内部をのぞいたような趣味性の強いデザインです。価格も2倍近く離れているので、同じ製品名でも狙っている相手は別と考えたほうがよさそうです。
ひとつ注意したい点があります。小米商城の商品名は、ほかの4色が「Xiaomi Watch S5 41mm」と表記されているのに対して、透明版だけ「Xiaomi Watch S5 透明版」でサイズが書かれていません。41mmと同じケースなのか別のサイズなのかは、公式の表記からは判断できません。
画面は1.32インチで3000ニト

中国語の「1.32インチ 炫彩陽光屏」は1.32インチの高輝度ディスプレイ、「3000nits 峰値亮度」はピーク輝度3000ニト、「60Hz 高刷新率」はリフレッシュレート60Hzを指します(画像:小米(Xiaomi))
予告の段階では非公開だった画面まわりも分かりました。サイズは1.32インチ、ピーク輝度は3000ニト、リフレッシュレートは60Hzです。
ピーク輝度は、屋外の明るさのなかで画面が読めるかどうかに関わる数字です。先に出ている46mmは1.48インチでピーク2,500ニトなので、41mmは画面こそ小さいものの、輝度の数字は上回っています。ケースが小さくなると画面も見づらくなりがちなぶん、明るさで補う設計と読み取れます。
本体は直径41mm、厚さ9.99mm、重さ36gです。ステンレスを削り出したリューズや細いラグなど、腕時計らしい見せ方を前面に出しています。
腕の温度センサーを3つに増やして生理周期を予測する

中国語の見出し「精准生理周期預測」は生理周期を高い精度で予測するという意味。「全新三顆腕温伝感器布局」は腕の温度センサーを新たに3つ配置したこと、「50% 伝感器精度提升」はセンサー精度が50%向上したこと、「±0.1℃ 温度測量精度」は温度の測定精度を指します(画像:小米(Xiaomi))
今回いちばん作り込まれているのが、皮膚温度まわりです。裏蓋に腕温センサーを3つ配置し、皮膚温度の変動の傾向を継続して記録します。温度の測定精度は±0.1℃とされています。
センサー精度が50%向上したという数字も出ていますが、これは画像の脚注に書かれているとおり、前の世代にあたるXiaomi Watch S4 41mmと比べた場合の数字です。他社の製品と比べた値ではありません。
あわせて脚注には、本製品が医療機器ではなく、病気の診断や治療、予防を目的としたものではないことも明記されています。計測した数値は目安として受け取るのが安全です。生理周期の予測についても、記録と予測の参考として使うものと考えておきましょう。
UVAとUVBを分けて知らせる紫外線センサー

中国語の見出し「双波段紫外線強度提示」は2つの波長で紫外線の強さを知らせるという意味。「独家支持 UVA、UVB 分項識別」はUVAとUVBを分けて識別すること、「精准判断晒黒老化、晒紅晒傷風険」は色素沈着や光老化、赤みや炎症のリスクを判定することを指します(画像:小米(Xiaomi))
もうひとつ珍しいのが紫外線の測り方です。多くの製品が「紫外線の強さ」をひとつの指数でまとめて示すのに対して、Xiaomi Watch S5 41mmはUVAとUVBを分けて判定するとしています。
UVAとUVBは肌への届き方も影響も違います。この製品では、色素沈着や光老化のリスクと、赤みや炎症につながるリスクを分けて提示するという説明です。画像の右下には、中国気象局公共気象服務中心との独占的な協力である旨も記載されています。
日ざしの下で長く過ごす人にとっては、日焼け止めを塗り直す目安を判断しやすくなる可能性があります。ただしこれはXiaomiの説明であって、精度について第三者の検証が公表されているわけではありません。
バッテリーは使い方で14日から5日まで変わる

中国語の「14天 至長使用場景」は最長で14日、「8天 常規監測場景」は通常の計測で8日、「5天 AOD常規監測場景」は常時表示をオンにした通常の計測で5日という意味です(画像:小米(Xiaomi))
バッテリーの持ちは3つの条件で示されています。最長で14日、心拍などを通常どおり計測して8日、それに加えて画面の常時表示をオンにすると5日です。
予告の段階で伝えられていたのは「最長14日」でしたが、実際に毎日使うときの目安は8日、常時表示を使うなら5日と考えたほうが実態に近くなります。カタログの最長値と、自分の使い方での持ちが変わるのは、どのメーカーの製品でも同じです。
なお46mmは最長21日とされていて、編集部でも実機を試しています。小さく軽くなったぶん、電池の持ちでは差がつく形です。
主な仕様
小米商城の製品ページに掲載されている内容をまとめます。記載のない項目は、公表されていないものとして扱っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ケース径 | 41mm |
| 厚さ | 9.99mm |
| 重さ | 36g |
| 画面 | 1.32インチ/ピーク輝度3000ニト/リフレッシュレート60Hz |
| バッテリー駆動 | 最長14日/通常計測で8日/常時表示オンの通常計測で5日 |
| 温度計測 | 腕温センサー3つ/測定精度±0.1℃ |
| 紫外線 | UVAとUVBを分けて判定 |
| OS | Xiaomi HyperOS 4 |
| カラー | ブラック/シーソルトブルー/タロパープル/セラミックホワイト/透明版 |
| 価格 | 1,299元/1,499元/2,499元 |
| チップ・バッテリー容量・防水等級・測位(GNSS)・NFC・eSIM・心拍・血中酸素・心電図 | 小米商城の製品ページでは公表されていない |
表の最後の行は、機能がないという意味ではありません。小米商城の製品ページに記載がない項目で、実際の対応状況は今後の公式の案内を待つ形になります。
このほか、動物の写真を大きく使ったペットの文字盤も追加されています。一部は別途ダウンロードが必要とされています。
日本での発売は案内されていない
Xiaomi Watch S5 41mmは中国向けに発売されたモデルで、日本での展開は発表されていません。国内の通販サイトにも、同じ型番の取り扱いはありません。
一方で、先に出ている46mmは2026年6月4日に日本でも発売され、24,800円から販売されています。サイズ違いが後から日本に入ってくる流れはこれまでもあったので、41mmについても案内が出る可能性はあります。
中国で先行して売られているモデルを個人輸入で手に入れる方法もありますが、その場合は技適の有無や日本語表示、保証の扱いを確認してから判断してください。
まとめ
Xiaomi Watch S5 41mmは、9月23日に中国で1,299元から売り出されました。予告では伏せられていた画面の仕様も明らかになり、1.32インチでピーク輝度3000ニトと、小さいケースのわりに明るい画面を積んでいます。
見どころは、腕温センサーを3つに増やした皮膚温度の計測と、UVAとUVBを分けて知らせる紫外線センサーです。どちらも搭載している製品が多いとはいえない機能なので、健康の記録を細かく残したい人には気になるところでしょう。ただし精度についてはXiaomiの説明にとどまり、医療機器ではない点も明記されています。
そして2,499元の透明版は、赤いシリコンストラップと歯車のスケルトン文字盤という、ほかの4色とはまったく違う顔つきです。日本での発売は案内されていませんが、丸くて軽い1本を探している人は、今後の動きを見ておく価値がありそうです。
Source: 小米商城 Xiaomi Watch S5 41mm 商品ページ
画像:小米(Xiaomi)
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