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2026年9月18日に発売されたApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4には、その日の体の状態を0から10のスコアで示す準備度アプリが加わりました。ただし、買ってすぐにはスコアが表示されません。Appleのサポート文書によると、Apple Watchを着けて7晩以上寝る必要があります。
準備度は、最近のアクティビティ、バイタル、睡眠をもとに計算されます。使えるのはSeries 12とUltra 4だけで、13歳以上が対象です。
発売日にSeries 12を受け取って準備度アプリを開くと、表示されたのは「データなし」でした(速報レビュー)。スコアが出るまでに何が必要なのかを、Appleのサポート文書とユーザガイドで整理します。
発売日に開くと準備度は「データなし」だった

画面には「データなし」「準備度を計算するには、Apple Watchを装着して就寝してください。」と出ます。故障や設定の間違いではなく、スコアを計算するための記録がまだたまっていない状態です。
準備度のスコアは、自分のふだんの状態と比べてどうかで決まります。心拍数や心拍変動(HRV)は人によって大きく違うので、ほかの人の平均ではなく、自分の基準値を作ってから比べる仕組みです。その基準値を作るために、何晩かの睡眠中の記録が必要になります。
スコアが出るまでにそろえる設定は4つ
Appleのサポート文書は、準備度スコアが表示されないときに確認することとして次の4つを挙げています。
| 確認すること | 設定する場所 |
|---|---|
| 身長・体重・年齢を入力してある | iPhoneのフィットネスアプリ(ヘルスケアの詳細からも設定可) |
| アクティビティをセットアップしてある | Apple Watchのアクティビティアプリ |
| 睡眠をセットアップし、Series 12かUltra 4を着けて7晩以上寝た | iPhoneのヘルスケアアプリの睡眠 |
| 夜間バイタルをセットアップしてある | Apple Watchのバイタルアプリ |
このうち時間がかかるのは、3つ目の7晩です。ほかの3つは設定すればすぐに済みますが、7晩だけは待つしかありません。
基準値は直近49晩のうち7晩分から作られる

Appleの英語版ユーザガイドには、準備度が比べる基準値について「直近49晩のうち少なくとも7晩はApple Watchを着けて寝る必要がある」と書かれています。日本語版のユーザガイドでは「7日以上就寝します」と説明されています。基準値は7週間分の記録から作られ、そのうち最低7日分がそろった時点でスコアが出る、という関係です。
夜間バイタルも同じで、Appleの英語のサポート文書は、ふだんの範囲を決めるために7日間着けて寝るよう案内しています。準備度は夜間バイタルの記録を使うので、先に夜間バイタルの基準ができている必要があるとみられます。
手元のSeries 12では、9月25日の時点で夜間バイタルが「通常」と表示されるようになっていました。ただしこの日は、日中バイタルは「追加のデータが必要です」のままで、準備度もまだ表示されていませんでした。夜間バイタルが先に「通常」になり、準備度はその3日後の9月28日に表示されました。日中バイタルも同じ9月28日に「通常」と表示されるようになっています。
ウェアラブルのレビューで知られるDC Rainmakerは、スコアが出るまでに1晩あたり最低4時間の睡眠が7晩分必要だったと書いています。短い仮眠を7回しても条件を満たさない、と考えておくのがよさそうです。
前のApple Watchで寝た晩は数に入らないとみられる

買い替えた人が気をつけたいのは、7晩の数え方です。DC Rainmakerによると、この7晩は時計ごとに数えます。何年もApple Watchを使っていても、準備度の計算に使えるのは新しいSeries 12やUltra 4で記録した分だけです。
DC Rainmakerは、準備度にはSeries 12とUltra 4で新しく測れるようになった回復時の心拍変動が必要なので、記録に使えるのはこの2機種だけだと説明しています。Series 11以前のモデルを着けて寝た夜は、数に入らないと考えておくのが安全です。2台のApple Watchを使い分けている人は、Series 12かUltra 4を着けて寝た夜が7晩たまるまで待つことになります。
充電のタイミングにも注意が必要です。寝る前に充電台に置いたまま朝を迎えると、その晩は記録されません。夕方か朝の身支度の間に充電しておくと、毎晩着けて寝やすくなります。
7晩たまると3つのボタンで理由まで見られる

手元のSeries 12では、9月28日の朝に準備度アプリを開くと「7」「準備完了」と表示されていました。発売日に受け取ってから10日後で、9月25日の時点ではまだ表示されていませんでした。

画面を下にスクロールすると、「昨夜はよく眠れたようで」というコメントと、スコアが上がった理由が3つ並んでいました。
スコアが出るようになると、準備度アプリには「アクティビティ」「バイタル」「睡眠」の3つのボタンが並び、タップするとそれぞれの詳しい情報が見られます。iPhoneのフィットネスアプリでも準備度を開けます。
スコアは0から10で、「休養」「無理せずに」「準備完了」「絶好調」の4段階に分かれます。それぞれの段階が何を意味するのかは、準備度とは何かをまとめた記事で紹介しています。
Series 12やUltra 4を買ったばかりの人は、まず毎晩着けて寝ることから始めてください。着け忘れた晩や、ほかのApple Watchで寝た晩は数に入らないので、1週間より少し長くかかることもあります。
Source:Apple(サポート文書「Apple Watchで準備度スコアを把握する」、Apple Watchユーザガイド)、DC Rainmaker
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