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スマートグラスは、試着もできないまま海外から取り寄せる時代を抜けました。Ray-Ban Metaは全国のメガネ店に並び、RokidとINMOも日本で正式に売られています。度付きレンズを入れて、普段のメガネとして使っている人も出てきました。
この記事では、いま何ができるのか、どこで買えるのか、これから何が出るのかを一本にまとめます。買うかどうかを決める前に、気になるところから読んでみてください。
Ray-Ban Metaの最新モデルはGen 3 3Kカメラと最大9時間

Ray-Ban Metaは2026年9月24日にGen 3が登場しました。3K Ultra HDカメラと6マイクアレイを積み、バッテリーは最大9時間。これまでシリーズになかった定番のAviatorが初めて加わり、価格は78,980円(税込・参考価格)からです。前世代のGen 2も併売されているので、予算とデザインで選べる幅が広がりました。
詳しくはこちら。Ray-Ban Meta(Gen 3)が9月24日発売
Ray-Ban Metaのかけ心地とAIの反応

Ray-Ban Meta(第2世代)を実際にかけて、カメラ・音・Meta AI・通訳まで一通り試しました。スペック表では分からないかけ心地や音の聞こえ方、AIが返してくるまでの間を確かめています。「かけっぱなしで気にならないのか」「屋外で音は聞こえるのか」といった、買う前にいちばん知りたいところをまとめました。
詳しくはこちら。Ray-Ban Meta(第2世代)実機レビュー
メガネ店で買うと何が違うのか

新宿のメガネスーパーを訪ね、家電量販店やネット通販との買い方の違いを聞いてきました。度付きレンズを入れる前提で考えると、視力測定とフィッティングができる店で買う意味がはっきり出てきます。レンズの入れ替えや、すでに持っているメガネとの使い分けまで相談できるのも、メガネ店ならではでした。
詳しくはこちら。Ray-Ban Metaは「メガネ店で買うべきガジェット」だった
買っているのは子育て世代 視覚障害のサポートに使う人も

同じ取材で、購入者の約9割が新規のお客さんだと分かりました。子どもとの時間を手ぶらで記録したい子育て世代が中心ですが、視覚障害のある人が周囲の状況をAIに読み上げてもらう使い方や、インバウンド接客での通訳を見込んだ相談も出ています。カタログの想定より、使われ方はずっと幅広いようです。
詳しくはこちら。Ray-Ban Metaはどんな人が買っている?
メガネスーパーは9月27日から11店舗へ

メガネスーパーは2026年9月27日から、Ray-Ban Metaの取扱いを5店舗から11店舗に広げます。新たに加わるのは新潟・富山・大宮・溝ノ口・神戸・福岡の6店舗。度付き対応やレンズ入れ替えの相談までできるので、近くに店ができたら一度かけてみるのが確実です。
詳しくはこちら。メガネスーパーがRay-Ban Metaの取扱いを11店舗に拡大
度付きを選ぶ人が半数を超えた

ビジョンメガネも取扱店を11店舗に拡大しました。注目したいのは売れ方で、販売は当初計画の5.6倍、7月単月では54.2%が度付きレンズを選んでいます。購入層の中心は30〜40代。サングラス型のガジェットではなく、毎日かけるメガネとして選ばれ始めていることが数字に出ています。
詳しくはこちら。ビジョンメガネ、Ray-Ban Meta取扱店を11店舗に拡大
Oakleyのスポーツ型も選べる

EssilorLuxotticaとMetaは、Ray-Banに加えてOakley Metaも日本で売っています。サングラス、度付きオプティカル、スポーツ向けまで揃うので、走る人や自転車に乗る人はOakley側から選ぶ手もあります。フレームの形が合うかどうかは顔立ちで変わるため、ここも試着が効きます。
詳しくはこちら。EssilorLuxotticaとMetaのAIグラスが日本でも販売開始
Metaの自社ブランドは299ドルから

Metaはメガネブランドとの協業だけでなく、自社ブランドのMeta Glassesも発表しました。299ドルからで、Ray-Ban Meta Gen 2より80ドル安く、26スタイルを用意します。価格の下がり方を見ると、一部の人のものではなくなる段階が近づいています。日本展開は未発表です。
詳しくはこちら。Meta、自社ブランド初のAIグラス「Meta Glasses」を発表
Rokidは全国75店舗で買える

中国のRokidは2026年7月10日から、全国75店舗と主要ECで日本での本格展開を始めました。開発者向けの「AIOS」「Agent Store」も用意し、日本市場に10億円を投じると発表しています。Ray-Ban Metaがカメラと音を軸にしているのに対し、Rokidは表示と翻訳に寄った作りです。
詳しくはこちら。Rokid、AIグラスを日本で本格展開
INMO GO3は98言語を訳す ネットが無くても9言語

イノモ日本のINMO GO3は2026年7月30日発売、99,800円。98言語のAI翻訳に対応し、通信が無くても9言語はオフラインで訳せます。重さは約58gで、AIテレプロンプターや議事録にも使えます。海外出張や現場での接客を考えている人に向いた一台です。
詳しくはこちら。AIスマートグラス「INMO GO3」日本初上陸
相手がかけていなくても会話が成立する翻訳

INMO GO3の発表会のレポートです。その場で見せたのは、相手側がグラスを掛けていなくても成立する双方向翻訳です。話した内容がレンズ内に出るだけでなく、相手には音声で返るため、窓口や観光案内のような場面がそのまま想像できました。SDKの提供や観光分野での活用も説明されています。
詳しくはこちら。INMO、AIスマートグラス「INMO GO3」製品発表会をレポート
応援購入の歴代1位はスマートグラスになった

MakuakeのAIガジェット・家電カテゴリでは、2026年上半期だけで前年の通年実績を超えました。件数は横ばいのまま金額が2倍以上に伸びており、Rokidのスマートグラスは約6.37億円で歴代1位です。少数の人が高い買い物をしている段階から、まとまった数が動く段階に入りつつあります。
詳しくはこちら。MakuakeのAIガジェット、半年で昨年1年ぶんを超える
Appleが出すのは2027年の見込み

Appleは初のスマートグラスを2027年6月のWWDCで披露する計画だと報じられています。焦点はプライバシーで、AIの補助用カメラは積みつつ録画機能を持たせない案や、カメラそのものを載せない試作も検討されているとのこと。出荷は2027年後半が目標とされます。いま買うか待つかを考えるなら、少なくとも1年以上先の話になります。
詳しくはこちら。アップル初のスマートグラスはWWDC 2027でお披露目か?
2032年にはウェアラブルの5分の1を占める

Counterpoint Researchによると、消費者向けウェアラブルの売上は2026〜2032年の累計で1兆ドルを超えます。出荷台数は年6%の伸びにとどまる一方、金額は年12%で伸びる見通しで、スマートグラスは2032年に全体の5分の1を占めます。単価の高いカテゴリーが伸びるという読みです。
詳しくはこちら。ウェアラブルの売上は2026〜2032年で1兆ドル超へ
顔認識が載るという噂と線引きの問題

Metaのスマートグラスに顔認識を載せる計画があると報じられました。目の前の人が誰か分かる便利さの裏で、かけられている側が気づけないという問題が残ります。スマートグラスを日常で使うなら、自分が撮る側になったときの振る舞いも含めて知っておきたい論点です。
詳しくはこちら。Metaのスマートグラスに「顔認識機能」搭載の噂
米ニューヨーク州は裁判所への持ち込みを禁止した

米ニューヨーク州は2026年7月20日から、州内全1,240の裁判所でカメラ・マイク付きスマートグラスの持ち込みを禁止しました。州全体での禁止は米国で初めてです。度付きのスマートグラスも対象で、来訪者も弁護士も職員も入館前に預ける必要があります。使える場所と使えない場所の線引きは、これから各国で決まっていきます。
詳しくはこちら。米ニューヨーク州、裁判所でスマートグラスを禁止へ
スマートウォッチとつながり始めた

GarminがMeta AIグラスへのライブデータ提供を始めました。「Hey Meta」と話しかけてワークアウトの数値を呼び出したり、LED表示や自動撮影を使ったりできます。腕のセンサーと目の前の表示がつながると、走りながら手首を見る動作そのものが要らなくなります。
詳しくはこちら。Garmin、Meta AIグラスにライブデータを提供開始
まとめ 試してから選べる段階に入った
スマートグラスは、Ray-Ban MetaのGen 3が出て、メガネスーパーやビジョンメガネの店頭で度付きの相談までできるようになりました。RokidとINMOも日本で正式に買えます。買う人の半数以上が度付きを選んでいるという数字は、これが特別なガジェットではなく日常のメガネになりつつあることを示しています。
一方で、顔認識の噂や裁判所での持ち込み禁止のように、使える場所と使い方のルールはこれから決まる部分が残っています。Appleの参入は2027年の見込みなので、いま気になるなら近くのメガネ店で一度かけてみるのがいちばん早い確かめ方です。
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